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頑張って働くのと同じように休暇に固執する

タイトルのこの言葉は、週末北欧部chikaさんがヘルシンキの起業アドバイザーから言われた一言とのこと。

働くのが好き、ということもありますし、自己犠牲の上、身を削って長時間働くことや目標達成することで「自分は組織の中で役立っている」と実感することが癖付いてしまっていて。フィンランドに来た頃は(職場の共通語である)英語のレベルも、お寿司スキルも日本のレベルではまだまだだし、それをカバーするために「休まず働くこと」で頑張っていることをわかりやすく示す……となってしまって。でも職場で「“休まず長時間働く”以外のことで職場に貢献できているよ」とフォローされ、「休むことは誰しも必要で、あなたが休まないと他の人も休みづらくなるし、休んでもいい環境を作ることが大事なんだよ」とも言われました。

【週末北欧部chikaさん】休み下手な日本人必読!フィンランド人に学ぶ「上手な休み方」

週末北欧部chikaさんの考え方や周りの人の言葉にいつもハッとさせられています。

そして、chikaさんと同じように”できない自分”を”長く働くことで埋め合わせしたい” 私もそうだったなぁと共感しました。

リハビリの国家資格を取得し、初めて勤めた病院では同期が5人いた中で自分がかなり劣っているように思えてしまい
遅くまで残って疾患を調べたり、教材を作ったり
休みの日も研修に申し込んだりして、とりあえず長く仕事に触れて力をつけていかなきゃと思っていました。

そこから7年経過し、結婚とともに転職したところでコロナ禍に。
そして不妊治療も始まり強制的に仕事と離される時間ができたことで、自分の働き方や「私はなにが好きなんだっけ?」と振り返る機会になりました。
診察の待ち時間にクリニック周囲を散策したり、カフェで本を読んだりすることで私はやっぱり読書や旅行が好きで、書くことも細々ながら20年近く日記を続けられている。
仕事も好きではあるけれど、自分が後悔しないような働き方をしたいと思うようになりました。

治療の間では、不安で恐くてたまらない毎日でしたが
できるならやりたくなかった不妊治療も、もしかしたら仕事でいっぱいいっぱいなっている自分へ体から「ちょっと仕事から離れたまえ」のメッセージだったのかと思います。

もう20代のような仕事一筋の働き方はできないですし、フィンランドと国のシステムは違えど休みに固執する生き方を選択していきたいと思っています。
育休から復帰後は、今の職場である回復期病院に時短で復帰しますが
フルタイムに戻る子どもの3歳の誕生日までには働き方改革を行う予定です。

週5日勤務ではきっと自分をまた追い詰めてしまいそうなので非常勤(週2‐3日くらいが理想)+αで続けていきたいです。

+αは現在模索中ですが、ライターや家業の農業、工場などを考え中です。
休みたい時は、αの量を調節して定期的に休みを入れられたら良いななんて思っています。コロナ禍では行けなかった海外旅行もどんどん行けたら良いですね。きっと未来は明るい、楽しんでいくぞー

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