2020年の集大成、そして始まる”再創造”の序曲 ~AZKi 6th LiVE Re:Creating world ライブレポート~
2020年12月6日、何もかもが変わってしまった世界を生き抜き、まさしく
今年1年の集大成として開催された「AZKi 6th LiVE Re:Creating world」。
2年間の活動で築き上げた世界が”0”に還ってしまった中で、歌姫は何を思い、そして何を決意したのか。
その全てが詰まりに詰まったソロライブを書き綴ります。
※今回のライブレポートに関して、公のニュースサイトに掲載される可能性がないのをいいことに堅苦しい文言は抜きで書いております。
一応ご意見などあれば受け付けますが、広い心で読んでいただければ幸いです。
初めてのプラットフォーム、その機能性に驚いた開演前
同年7月25日に開催された5th LiVE「R.I.P AZHOOD」から約5ヶ月振りとなる今年2回目のソロライブは、ちょうど5th LiVEと同じ月にサービスが始まったばかりの配信プラットフォーム「Z-aN」で開催されました。
私個人としては(もしかするとほとんどの開拓者がそうかもしれないけど)初めて利用するプラットフォームなので、画質とか機能性とかその辺どうなんだろうな~と思っていましたが、いざ開場してライブ視聴ページに飛んでみたら驚きの連続でした。
まずUI構成の良さ。ページ全体がRe:Creating world一色になっていて、背景も星空が煌めいていて大変雰囲気がいい。
続いて画質。5th LiVEはニコニコ生放送での開催でしたが、回線状況によっては待機の時点で画質がブレブレだったのに対して、Z-aNは自動切替のままでもびっくりするほど画質が安定してました。なんだこれは。
コメント欄もライブ画面を圧迫しない程度の幅、かつ運営コメントが常に上部に表示されているので、一瞬で通り過ぎても確認が出来てよかったですね。
そして忘れちゃいけない、ギフトスタンプの存在です。
今回のスタンプは、AZKi FANCLUB「FRONTLiNE」登録者限定のdiscordサーバーで提案された案を基に制作されているのですが…
ライブ当日になって、オンライン配信でも水ビジネスされてました。
※画像は開演前にお布施として投げたやつです
スタンプ一覧を確認した時に思わず笑っちゃいましたが、やっぱりAZKi先生のライブと言えばツラニ水みたいなところがあるのでちょっとした安心感もありました。
そんな感じで、大まかな確認をしつつ待っているうちに、AZKi先生によるいつものアナウンスが入ります。
「近所迷惑にならないように盛り上がってください!」「ダイブ、サーフ、突然床になる行為は禁止です!」
案の定というかなんというか、今回も床禁止でした。つらい。
待機中の開拓者たちも床になれない事に嘆きつつも、あっという間に開演時間になります。
最初から休ませる気はない!黒あん曲3連スタート
ライブスタートを告げる開演ブザーとともに、画面は赤一色に染まったステージへ移行。
今やAZKi先生のライブ開始と言えばお馴染みとなった、KAN TAKAHIROさん作曲の「Overture」とともに佇むAZKi先生。何度見ても映えるなぁ。
そこからの1曲目、トップバッターを務めたのは1st Full Album『Without U』より「自己アレルギー」。
曲の開始と同時に1st BLaCK衣装にモデルチェンジし、最初から画面の前の開拓者をガッツリ盛り上げにかかりました。
始まってすぐ、上下の黒帯に違和感を感じましたが、なんと驚き。
黒帯にもVJ演出が乗ってるじゃぁないですか。マジかよ。
画面が割れる演出は2周年ライブのときにもありましたが、それを上下帯に入れ込んでくるとは思わずこの時点でクソデカ声が出ました。
今回のライブはマジでヤバいものになりそうだ…と、スタート直後で直感しました。
2曲目には同アルバムより「嘘嘘嘘嘘」(読み:ライライライライ)が。
ここでも黒帯は変化して、今度は嘘まみれになりました。
終始VJ演出にギャーギャー言いながらテンション爆上がりしてましたね。
5thの時はサビ辺りで鎖の演出が入ってたんですが、それが出た瞬間画質がガッツリ落とされて全然スクショ取れないなんだこれ!?ってなってました…がしかし、今回はこれだけ演出が入っても全くと言っていいほどに画質が安定していました。スクショ撮り放題だやったー!って喜びましたね。
3曲目には「ERROR」が来ました。ひたすらにヘドバンしたくなります。
むしろヘドバンしながらスクショ撮ってコメントしてtwitterでも実況して、とめちゃくちゃ忙しくしてました。
やっぱり赤と黒はバチバチに映えますね。立ち姿だけでステージ周りは暗いのに神々しく見えます。
がっつり飛ばしてきた3曲を終えて、最初のMCパートへ。
ここで水分補給(¥700)と同時にギフトの紹介が入りました。
バーチャル水ビジネス、言い得て妙だ…。
そして、身体は床になれない代わりにギフトで床になれます。救い。
Z-aNでギフトを投げつつコメントして、twitterでもスクショと一緒に実況して…と、本当に忙しい。頭がバグりそうでした。
実質異なる視点で語られる、2人の”ヒーロー”の物語
1st MC明けの4曲目は「さよならヒーロー」。何回聴いても爽やかさと歌詞に背中を押されます。
暗い話題が表に出がちな今だからこそ、改めて聴くとまた違った味が出ていいかもしれない。
続いて5曲目、ここで2nd Album『Re:Creating world』より「ローテート・リピーテッド」がライブ初披露されました。
テーマはずばり「残酷な運命を変えるべく何度も人生を繰り返す少年少女」です。
―AZKi NOTE 「『ローテート・リピーテッド』歌詞全文&ライナーノーツ」より
1st Albumに続き、AZKi先生が作詞曲を担当しましたが、テーマを上記の通り語っております。
ライブを改めて見ながら思ったことではありますが、言いたいこととしては目次の通り「この並びって実質視点別の物語になってない?」って事です。
毎度毎度AZKi先生のライブではセトリに文脈が組まれてることがほとんどですが、ここの2曲も文脈的にそんな感じがするなぁ…と思いました。
葛藤を抱えた少年少女、その”葛藤”こそが”何度人生を繰り返しても運命が変わらない”事なのかなぁ…と思い込ませてくれます。考察が捗る捗る。
そんな2曲を終えて、2回目のMCパートです(¥1,400)。
新曲の感想をコメント欄に聞きつつ、ここでyoutubeでの無料視聴終了のお知らせが。
「10秒カウントするのでチケット買って!」からのカウントのAZKi先生の動きがひたすらに可愛かった…
ここで果たして何人がyoutubeからZ-aNに来たのだろうか。むしろあんな可愛いことされてチケット買わない人おるんか?と思ったり思わなかったり。
花と舞い、雨に打たれて。やがては深海へ…
完全有料に移行し、6曲目は2nd Albumより「petal dance」。
rionosさん作詞曲に加え、コーラスもされています。好き。
ここでもVJに驚かされました。それがこちら。
帯と画面の前に花吹雪を持ってくるとは…
黒帯と相まって、立体的に花びらが舞ってました。綺麗過ぎる。
ここでも喚いてましたが、それ以上に穏やかな気持ちで聴き入ってました。
7曲目も同アルバムから、「止まない雨」を披露。
帯に水滴付いてる!よく見たらステージにも雨降ってる!凄い!
…なんて事を言いつつも、曲は今までにないタイプの失恋ソングなのでそこそこに喰らってました。刺さるんじゃ…色々と…
しかし、この時点で喰らってた事を割と(いい意味で)後悔することになりました。
そんな8曲目、今年3月に開催された「LAST V STANDiNG VOL.2」の為に制作された「mirror」が来ました。
私はここで床になりました。
これを書いている時はちょうど前日に上記対バンライブで共演していたエルセとさめのぽきさん主催の「深海フェス」があったんですが、そこでも披露していました。深海ステージとのシナジーが抜群すぎた…
この曲も今だからこそ、聴くと感じ方がガラッと変わってきます。
「この世界が無くなってバラバラになった後 もう一度やり直したとしてもまた出会えるかな」ここなんてまさに今じゃないですか?
”世界を再創造する”と誓ったAZKi先生と、深海で地上を憂い続けるエルセちゃん。文脈以外の何物でもないじゃない。
そういった意味でも喰らいすぎて床になってました。
そんな感じで、本日3回目のMCパートが挟まります(¥2,100)。
「今日はお水たくさん飲みますよ」とこの時点で言ってましたが、まさか本当にそうなるとは…でも水分補給は大事なので当然っちゃ当然ですけども。
身体が自然と揺れる、エモを感じたハウスパート
9曲目は2st Albumより「Take me to Heaven」を披露しました。
今年1年、本当に数多くの名曲が生まれてきた1年だったなぁ…と思いながらも、自分の中の音楽のあり方が変わった年でもありました。
「推しが歌ってるから」ではなく、「その音楽が好きだから」音楽とともに生きていたいんだな、と気付けたし、「どうすれば推しの曲を布教出来るんだろう?」とも思わせてくれる1年だったと思ってます。
故に、年末に近づいた今になってこの曲にシンパシーを感じるようになりました。叶うのならば、私はAZKi先生の曲がかかる場所で生涯を終えたい。
そこから繋がる10曲目は、1st Albumから「Midnight Song」。
すっかりクラブ通いになった身としては、ハウスミュージックがかかると自然と身体が揺れます。実際揺れてました、家で。
そして11曲目、2nd Albumから「タイムカプセル」。
ハウスパートかつ、USAGI Productionパートでもありました。
すっかりいい歳になったので過去を振り返ると色々辛くなりますが、10数年前にタイムカプセルを埋めた思い出があります。まぁ何を埋めてそれを成人の時に取り出したのか忘れましたが。
形あるものは時を経て脆くなっていきますが、楽曲はそんなこともなくいつの時代にも残り続けるものです。いつかこんな曲もあったんだよな…と思うときが来るんでしょうか。
エモハウスパートを終え、4回目のMCに入ります(¥2,800)。
ここに来て、伏線と言わんばかりの”もしもの世界線”の話が。
流行病がなければ、5月に新宿BLAZEで予定していた5th LiVEを開催して、7月の誕生日ライブの時に恵比寿ガーデンプレイスでの6th LiVEを発表する予定でした。
そのライブに向けて、全国リリースのアルバムを出してリリースイベントを駆け巡っているはずだったんですよ。
LVS3も7月にやるつもりだったし、SorAZライブも本当は池袋のharevutaiで開催する予定でした。
東名阪ツアーもやるつもりでいました。
いざ文章に起こすと、本当に先の先まで予定を詰めていたんだな、と思うばかりです。if世界線に行く方法ないのかマジで。
とは言っても、この”もしも”の話は実は2nd Album特設サイトにツラニミズさんのアルバム総括として掲載されていたので、内容は知ってました。
早く現状が落ち着いて、このストーリーが実現して欲しいと願うばかりです。
しかし、あらゆる道が閉ざされてしまっても諦める事なく活動を続けてきたAZKi先生は、
”10年後も思い出してくれるような曲や、ライブを届ける”という新しい目的が見つかりました。
これからも、誰かの心に残り続けるような曲を作っていきたいです。
そのためにも、今日この日を一緒に作ってください!
また、AZKiと一緒に世界を創ってください!
と強い意志で語ってくれました。
”いのち”ある限り、”夢”から逃げない限り、世界は廻り続ける。
そんな語りからの12曲目は、1st Albumから「世界は巡り、やがて君のものになる」。”国歌”ではなく”国家”です。ここテストに出ます。
もともとは『”AZKi”になる前の存在から”今のAZKi”へ向けた祝福の歌』が
ストーリーラインなんですが、今回ばかりは『"if世界線"から”今の世界線”への激励の歌』なのかな?と思ったりしています。
捉え方は人それぞれではありますが、いろんな解釈が出来る曲ってやっぱりいい曲なんだよな、と思います。
13曲目、2nd Albumから「青い夢」。全滅しました。
アルバム(CD盤)の購入特典DLCにこの曲のディレクション文が入ってるんですが、だいぶ難しいお願いにしっかり答えてる瀬名さんは本当に天才だなと思わざるを得ないです。
加えて、もともとこの曲は流行病が出てくる前から曲制作をお願いしてたなんて話もあり、ここまで今の状況とシンクロするか?と唸りを上げちゃいました。
開拓者が全滅した後の14曲目は「いのち」。何回全滅させる気ですか。
毎度の如く言ってますが、この曲はライブの度に進化し続けていて、ある意味でAZKi先生の成長が感じられるんですよね。
リリースからライブを重ねていって、表現力も歌い方も進化しているのが目に見えて分かる1曲だと思ってます。青い夢も割と同じ感じですね。
さて、そんなエモ泣き感情パートを終えて5回目のMCです(¥3,500)。
開拓者が口々に「全滅した」「床になった」「大丈夫じゃない」と口にする中、私はと言うと「床突き抜けてマントルまで行った」とコメントしてました。割と真面目に言ってます。
しかし、ここでも休ませてくれないのがAZKi先生のライブ。
「床になった次は、天井になってもらいます!」…はい?
音楽を止めるな!天井越えて宇宙まで行くぞ!
おおよそ床にさせたセトリからは想像もつかない発言からの15曲目は、
「音楽を止めるな2」テーマソングとなった「FEEL ALIVE」。
楽曲発表を最終日当日にぶち込まれた挙げ句、その日にMVも先行公開されるなんていう高度なコンビネーションアタックを喰らったのはいい思い出です。
第1回よりも更に大きなボリュームで、かつ大きなトラブルもなく常に音楽が流れ続けていたあの日。本当にいい3日間だったなぁ…
とてつもないテンションで天井に打ち付けられた後に披露された16曲目は、
なんと「Face of Fact」のカバーでした。
何度でも言いますが、戯画並びにI've soundを通らなかった私はイントロドン失敗して新曲か!?と思ってしまいました。大変申し訳ございませんでした。
その時になって気付いたんですが、Z-aNのコメントって一度打ったら削除が出来ない仕様なので、バッチリアーカイブに勘違いコメントが残りました。
あまりにもモグリすぎて見てて恥ずかしい…
とは言え、I'veさんの曲かつバルドシリーズの主題歌ともあり、ロボットアニメが好きな古のオタクとしては最高すぎて天井越えて宇宙に飛び立ちました。
本家I'veのカバーと来れば、当然の如く17曲目は「Eternity Bright」。
実質I've繋ぎと言っていいんじゃないでしょうか。
実際に連続で聴くと本当に遜色ないレベルでI'veそのままな感じで最高としか言えないです。語彙力無くなる…
天井を越え、宇宙に飛んだ開拓者を引き戻すかのようにMCパートへ(¥4,200)。
当然の如く触れられるのは「Face of Fact」について。
AZKi先生がもともとI've soundさんを好きで聴いていた事がこう繋がるとは、本当にVの世界何があるかわからないですね。
そして、床と天井を行き来して身体がボコボコになった開拓者を癒やすかの如く「ここからは、可愛いAZKiをお届けします!」
”仮想世界の歌姫”、だけど”アイドル”でもある!可愛いのオンパレード
可愛いパートの最初、18曲目は「フェリシア」。
よくよく振り返ってみると、実はあまりライブでは披露されることが少ない曲なんですよね。久々に生で聴けて嬉しかった1曲です。
現地ライブ向けのコールも頭にしっかり残ってますが、コメントだとだいたい追いつかないので画面の前でめっちゃコールしてました。
幸せな失恋、一度はしてみたいですね…したくない?
19曲目には「猫ならばいける」を披露。猫です。
アルバム全曲レビューの時にも触れてるんですが、ライナーノーツのディレクションを読んだ上で聴くとマジでその通りなんですよね。
これも現地でコールすると楽しいです。体力持ってかれるけど。
可愛いパートラストとなる20曲目は「発光体ソーラーサイクル」。
安心と信頼のMOSAIC.WAVサウンド×AZKi先生がいい曲にならないわけがないんですよね。最高のやつです。
絶対現地でコールしたらもっと楽しいやつなので、聴き込んで覚えておかなければ。
可愛いパートが終わり、本編最後、7回目のMCに入ります(¥4,900)。
ここでは、ライブ前の練習で無になりながら練習していることを打ち明けつつも、
「今年は思うように活動が出来なかったけれど、開拓者のみんなと、AZKiチームのみんなとライブが出来て嬉しい!楽しいです!」
「みんながライブを作り上げてくれる気持ち、楽しんでいる気持ちが嬉しいです!」
と、素直な気持ちを話してくれました。
思い描いた”運命”(せかい)へ向けて、旅は続いていく
長いようであっという間だったライブ本編の終わりとなった21曲目は、
2nd Albumのリード曲「運命の在処」。
アルバムの1曲目をタイトルを冠したライブ本編の最後に持ってくる辺り、最高に上手いセトリしか作らないなと常々感じます。
事実、”終わりは始まり”とどこかの誰かが言っていた気がするので大正解のやつなんですが、この曲のテーマに”旅”があるので、そこも含まれてるのがまた深い文脈なんですよね。
AZKi先生も、AZKiチームも、そして開拓者も。
みんな”理想の世界を開拓する一人の旅人”なんです。
セルフアンコールを経て、今までの旅路を振り返る
本編全21曲を歌い切り、一度蓋絵に戻ったのも束の間。
コメント欄にはアンコールが飛び交います。みんなこれで終わるわけがないとちゃんと分かってるんです。
そんな中、AZKi先生からもまさかのセルフアンコールが。
ちょっと恥ずかしくなって笑ってしまうところ、マジで可愛かったですありがとうございます。
少し長めのアンコールを経て、再びライブステージに戻り披露したアンコール1曲目(全体通し22曲目)は「フロンティアローカス」。
「当たり前の価値」が本当に変わった年になりましたが、それでも未来はきっと明るいんだろうな…と思いたい。むしろそうなるようにしていきたいですね。
至極当然の様にラスサビで1st衣装に替えてくるところ、本当に好きです。
アンコール明け、8回目のMCパート(¥5,600)。
「絶対これで終わりじゃないって思った開拓者のみんなは偉い!」と言ってくれましたが、ここで終わったら逆にびっくりしますよそれは…
3年目、再びの決意 ―どこにいても、いつも繋がっている―
短めのMCから、アンコール2曲目(全体通し23曲目)は「ちいさな心が決めたこと」を披露。
流石に2nd衣装に戻るかな?と思いきや、1st衣装のままで歌い始めたのでちょっと驚きましたが、ここにも文脈ありますよね絶対。
”再創造”ってことはまた0からのスタート。故に1st…なるほどなぁ!?
続けてアンコール3曲目(全体通し24曲目)は「without U」。
思い描いた活動が出来なくなっても、それでもこの日まで歩んでこれたのは”開拓者”という存在がいたからこそだし、開拓者も同じ気持ちだと思ってます。
オンラインであってもライブが出来るのは、お互いがいるから、お互いで支え合っているからこそなんですよ。だからこれからも推していきますよ。
新たな文脈を感じた2曲を終えた9回目のMC(¥6,300)で、一つ告知が。
なんと、6th LiVEのディレイ配信をZ-aNのグループ機能を使って一緒に見よう!という企画が発表されました。(※この記事を書いた1週間前です)
すでに終わってしまったものなので軽い感想を…
始まるまではライブを見ながら「ここ良かったよねー!」とか話すもんだと思っていたんですが、実際にはライブ映像はBGMで、AZKi先生からの質問に答えたりカメラを通して見える開拓者たちの部屋とか趣味とかの話をゆるりとするだけでした。いやそれだけでも十分楽しかったんですけど。
当日数時間前になって複数購入がOKになったので、空いてた分はあらかた参加しました。各ルームを複数購入した開拓者が大移動してて結構面白かったです。
ライブフィナーレへ向けて、AZKi3部作で彩るラスト
いよいよラスト3曲となったライブのフィナーレ。
それを彩ったのは、やはり流歌さん作詞曲のAZKi3部作でした。
まず披露したアンコール4曲目(全体通し25曲目)は「Creating world Ver.2020」。
AZKi先生が活動を始めて、初めてリリースした最初のオリジナル曲は、いつ何度聴いてもVTuberの世界を上手く描いているなと感慨深くなります。
続けてアンコール5曲目(全体通し26曲目)、1st Albumより「from A to Z」。
流石に語れることが少なくなっているのであれこれは省いてしまいますが、
こと今回に関してはラスサビ前の演出が憎かったです。
今までの曲のMVを持ってくるのはズルですよ…泣くって…
いよいよ最後の1曲の残すだけとなった、最後のMCパート。飲んだお水の総計は¥7,000となりました。
ここでAZKi先生が語った事を、ある程度簡略化して書き起こします。
今年はそれまでの当たり前が全部当たり前ではなくなってしまいました。
思うようには行かない事が多い年ではあったけれど、その分何が出来るかを考える年でもありました。
気付けば、去年の12月29日のAZ輪廻から1年が経ちました。
開拓者のみんなと最後に直接会えたのは…LVS2が最後かな?
そこからみんなには直接会いに行けなくなってしまいましたね。
本当は5th LiVEを新宿BLAZEでやる予定だったけど、5thを配信ライブでやって、そらちゃんとSorAZライブもやって、6thもこうやってやれたことはありがたいと思ってます。
それに、活動2周年も迎えて、2ndアルバムもリリース出来ました。
AZKi一人では何も出来ないことが多いけれど、AZKiチームのみんな、開拓者のみんなにありがとうを伝えたいです。
いつもAZKiの側にいてくれて、曲を聴いてくれて、好きでいてくれて…本当にありがとうございます!
たとえどんなに辛いことや悲しいことがあっても、みんながいればまたAZKiは世界を創り直せます!
次の世界は、一緒に創っていこうね!
毎回アンコール最後のMCではAZKi先生が想いを語ってくれるんですが、今回は本当に推しててよかったな…と思い続けられたし、新しい世界を見るためにこれからも推してくぞ!って気持ちがより強くなりました。
”あるべき世界”に別れを告げて、また”新しい世界”へ
ライブの大トリ、アンコール6曲目(全体通し27曲目)を飾るのは、もちろん2nd Albumから「in this world」。
在り方を失った世界から、出来ることを探し続けた歌姫が綴る新しい希望の歌。
何度でも”君”と出会い、何度でも”君”を選ぶ。3年目の決意がこの曲には詰め込まれています。
生まれ変わっても、またAZKi先生と出会いたいし、AZKi先生を選び続けます。だって、私は”開拓者”だもの。
世界とともに、歌姫も変わる。音楽も止まらないし、また実家に帰省する
過去最大、全27曲を歌い切り、幕を閉じた6th LiVE。
もちろん、これでも終わるわけはありませんでした。
突如としてかかった「FEEL ALIVE」に乗せて、どデカい新情報が3つ発表されました。
1つ目は、AZKi先生の3rd衣装お披露目情報。
今回はシルエットと2021年初頭という情報のみでしたが、今後続々と情報が解禁されていくとのこと。
4th終わりから5th辺りにかけて、「もっと治安が良くて、布地が多い衣装がほしい!」と言っていたので、それが実現する形になりますね。
とは言えど、加速パパのことなので絶対こだわりは捨てないだろうな…という予想も出来ます。実際2ndがそうだった(布地は多くなったが露出も多くなった)ので…
2つ目は、大好評企画「音楽を止めるな3」について。
前回の終わりに「3は3月辺りにやると思います!」とツラニミズさんが発言していた通り、2021年3月と発表されました。
おそらく年明け中旬くらいに募集をかけるんじゃないかな~、という予想をしてますが、いつになるかは発表を待て、ということで。
そして3つ目、なんと次回のライブ会場の発表でした。
実家です。ソロライブでは実に3rd LiVE「レペゼンエンタス」振りとなります。
ライブ以外でもエンタスには通っていたんですが、AZKi先生のライブでまた実家に帰省できるとは…最高か…?
こちらも詳細は今後の発表待ちになります。
チケットが欲しくば、AZKi先生のFANBOXに加入するのが最善かと。
FANBOX加入はこちらからどうぞ。
ライブ総評
こと今回のライブに関しては、本当にAZKiチームのレベルアップ度合いが段違い過ぎて驚かされるばかりでした。
もちろんAZKi先生の歌も全部最高だったんですが、VJの気合の入り方がそれ以上だっただけに喰らいまくりましたね…
次回はエンタスということで、チケットの倍率も相当なものになりそうではありますが、絶対に勝ち取りたいです。実家でコールをさせてくれ。
今年1年は、私自身にとってもありとあらゆる環境が変わった1年ではありましたが、それを繋ぎ止めてくれたAZKi先生、ツラニミズさん、そしてAZKiチームのみなさんには感謝しかありません。
世界が何度壊れても、AZKi先生と、AZKiチームと、そして開拓者がいれば、何度だって創り直せます。
来年は、もっといい世界になりますように…
文・スクリーンショット:青兎