2021年の振り返り
2021年も終わるので、振り返りを書いてみました。
2021年は、色んな人のご協力をいただいたり、たくさんの人と何かを「共創(コクリエーション)」した1年でした。
これまでの自分では考えられないですが、ちょっと強引なお願いを数人の方にしたりと、例年以上にお世話になった方もおりました。
そして「節目」となることが多い1年でした。
■2021年にあったこと
1月
・西会津創業塾を修了
※起業するわけではなく、教養として受講
・直感と偶然で「進化の学校」に入る
・西会津国際芸術村の節分イベントに参加
2月
・進化の学校が始まる
・「コ・コクリ!プロジェクト西会津」にコアメンバーとして加入
(しかも誕生日の日に入ったので、自分にとって大きなプレゼントだった)
・飛騨からある有名なお客様が来てお会いする
・大学生インターンのメンターをする
3月
・「音」事業について上司に提案する
4月
・書籍「進化思考」の発売前のゲラを読み終わり、書評を書く
・ドローンを購入
・「コ・コクリ!プロジェクト西会津」の現地ミーティング
・ドローンの教習所@新潟へ
5月
・ドローン空撮を本格始動
・「音」事業の連携協定締結式
6月
・「音」事業で、県内民放テレビ局4社と新聞社1社から取材を受ける
・大山祇神社本殿へ初めて登山
・町史にハマり西会津の歴史文化の研究をスタートさせる
・進化思考を使って西会津でコクリ!プロジェクトが開かれるコンセプトを書く
・協働のまちづくり推進委員会に入る(野沢駅魅力化プロジェクト)
7月
・西会津辺境塾 第1回(講師:矢部佳宏さん)
・野沢駅魅力化プロジェクトで西会津高校に行き、高校生と協業開始
・「野沢六斎市」にスタッフで参加
・協働のまちづくり職員研修が始まる
・集落の青年会で子供向けの肝試し大会を開催
8月
・人生で一番親戚が集まらないお盆
9月
・『三体』の3巻(上・下)を読了。同時に要約も完成
・秋の楢山をドローンで撮影。信じられないくらいきれいな映像が撮れる
(※どこにも公開していない)
・西会津辺境塾 第2回(講師:長谷沼清吉さん)
・長桜自治区で撮影したドローン写真が新宿御苑で展示される
・須刈岳に初めて登り、山頂からドローン撮影。NHKのドキュメンタリーみたいな映像が撮れる
・「コ・コクリ!プロジェクト西会津」の本番前の顔合わせ「オンラインコクリ!」に参加
10月
・西会津の「音」がApple Musicなど70の媒体で配信開始
→Sounds of JAPAN
・JR野沢駅魅力化プロジェクトの「とりあえずやってみる日」。見違えるほど綺麗になった
・「コ・コクリ!プロジェクト西会津」のリハーサル。初めて稲の手刈
・西会津辺境塾 第3回(講師:岩橋義平さん)
・山形市役所の井上副市長を筆頭に12名が西会津の視察に来られ、コーディネートをする
・西会津ふるさとまつりが開催
11月
・「コ・コクリ!プロジェクト西会津」が3日間開催される。西会津にとっても、自分にとっても、確実にターニングポイントになる3日間だった
・町民と役場若手の大プレゼン大会。日本初の試みとのことで大変白熱。自分も2つの団体でプレゼンターとして登壇
12月
・2週連続で東京と横浜出張。2年ぶりの東京
(日本橋ふくしま館MIDETTEと在京西会津会の幹事会)
・福島大学で地域活性化の事例発表
・内閣府国際交流事業つながりで、仙台の中学校にオンラインで講師として登壇し、自分の活動を中学生に話す
・西会津辺境塾 第4回(講師:矢部和さん)
・某大学の研究グループ、国家公務員の若手勉強会、某省の出先機関から依頼され、年明けにそれぞれに向けて自分の活動について話すことに
・2年ぶりに職場の忘年会
■2021年
2021年は不思議と悪縁が切れ、それ以上に新しい出会いがあったり。
直感と偶然で始めたことが予想外に大きな流れにつながったり。今までの自分では考えられない挑戦をして、小さな勇気が何度か試されたりと、いつもとはひと味違う1年でした。
2021年、自分の根底に流れていたのは「コクリ!プロジェクト」だったと思います。「コクリエーション=共創」をたくさんした1年でした。
11月の「コ・コクリ!プロジェクト西会津」の本番3日間や、それに向けた準備もさることながら、コクリ!から生まれた「進化思考」に年初に出会い、直感と偶然から進化思考を教える「進化の学校」に入ったことから、自分の「運転モード」というようなものが切り替わったように思います。
ちなみに、コクリ!西会津のコミュニティに入ったのは自分の誕生日である2月4日。これも何かあるのかなと思いました。
「進化思考」を使うことで、新たなアイディアが生まれ、仕事で音事業やドローンを使って西会津の発信をすることを始めたり、西会津町史に興味を持ち、愛読書になったり。
「西会津辺境塾」や「六斎市」も、「野沢駅魅力化プロジェクト」や「協働のまちづくり職員研修」も、役場職員どうし、移住者や地域の方との「共創」でした。
「西会津ふるさとまつり」は町民限定としたことで、町民の皆さんがそれぞれの部門で準備を一生懸命され、文化祭のようで感動したし、日本橋ふくしま館MIDETTEでのPR活動も、生産者、鶴見区からお手伝いいただいた皆さん、協力いただいた埼玉女子短期大学、西会津出身の方との共創でした。
また、不思議なことに、過去の経験も今年色んな場面で合流するという体験もしました。
自分の中で、その合流点はまさに「コ・コクリ!プロジェクト西会津」だったと思います。
■2021年のベスト本
今年も多くの本を読みましたが、やはり
です。進化の学校に入っていたので、ゲラの時から読ませていただきました。
内容もさることながら、これを使って今年色々なことに挑戦できたこと、島根県海士町の会社から出版され、「辺境から世界を変える」を体現している1冊だと思います。
番外編として、『西会津町史6(上)民俗』も大変勉強になりました。今の西会津を歴史や文化から理解できましたし、西会津の土地の力を研究することにつながり、これがなければコクリ!西会津のコンセプトも書けませんでした。
■2021年のキーワード
自分の2021年のキーワードは2つ。
・「小さくても良いからとりあえずやってみること」
・「合流」
です。
昨年から今年にかけて、いきなり大きなことをするのではなく、まず、地に足がついていて、自分1人の実力でできることから始めるという方針に変えました。そこで、「本の要約」「音」「ドローン」「各季節の西会津を自分が楽しんで発信する」「西会津町史の研究」「少人数のゆるい勉強会」を始めたわけですが、これらが予想以上に大きな流れになりました。全て「小さくてもとりあえずやってみる」ことの効果でした。
また、過去の経験や学んできたことが、今年一箇所に「合流」したと感じました。
■2021年の1枚
今年一番の写真はこの写真。(元サイズは大きすぎるため縮小版)
西会津町の長桜自治区にある天空の郷の展望台から撮影した写真。
この写真はとてもパワーがあるようで、様々な場所で使っていただきました。
◆コ・コクリ!西会津の参加者用グループページの写真
◆音配信のジャケット写真(Apple MusicやSpotifyなど70の媒体で配信)
◆環境省と福島県で実施した新宿御苑での企画展で展示
◆福島県自然保護課の市町村向け会議の表紙写真
◆高速道路のサービスエリアに設置する冊子に掲載
■2022年に向けて
2021年はやりきった感があり、今目の前にあるものが何もないというのが実感です。普段であれば新年の目標を立てるところですが、今は何も思いつきません。今年蒔いた種を育てていくことが来年以降なのかもしれないと感じます。
来年もお世話になることも多いかと思いますが、よろしくお願いいたします。