筋肉をつけたら家を買っていた⑤【回想編:貧乏作家VS蜂一家】
爪に火を点す生活リーマンショックで会社が吹っ飛んで、再就職が上手く行かずに路頭に迷いかけ、なんとか書店のアルバイトができるようになってデビュー作が出る前前では、とにかくお金がなかった。
因みに、書店員は薄給なので、家賃を支払うので精いっぱいだった。
築古アパートとはいえ、東京(しかも、そこそこ便利な西巣鴨)の駅近。
地方の物件に比べたら、家賃はかなり高い。
風邪を引いた時、医療費を払うのが苦しいという理由で自然治癒に任せようと思って放置していたら、肺炎になりかけたことがあ