6月21日「実はまだ、居るのです」
あの、Internet Explorerがサポート終了したということが発表されました。
もうアップデート自体はずいぶん前に終了し、切り替えをうながすアナウンスも出てはいたみたいですけれど、
ずっと普通に使えていたものを変えなければならない、そこに感じるハードルは、人によっては結構な高さのものになるのだと思います。
そこまで高いハードルに感じてない人でも、「べつに今でも不便なく使えてるんだからいいじゃない?」って人も、多いんじゃないかと思います。
いっぽうでWebコンテンツを作るほうからすると、「はやく無くしてほしい! IEに対応させるために大変な労力がかかるのよ」って言う人と、
「いや、無くなると困る! 昔作ったコンテンツはIEでしか動かないんだ! こんなの今更作り直すのはゴメンだ!」って言う人が激しく争っていたような状態でした。
マイクロソフトは、ついにIEを消してしまうことに決断したようでした。
Windows10 上でアップデートが行われ、その結果、「インターネット エクスプローラー」のアイコンが消滅してしまいました。
スタートメニューを開いても、見当たりません。
「アプリと機能」を開いても、出てきません。すでにアンインストールされてしまったかのような状態です。
さようなら、インターネットエクスプローラー……
世間では「インターネットエクスプローラーの墓」が建てられたりもしているみたいですね。
姿を消してしまったIE、いなくなってみると何となく寂しい感じもします。
昔は世話になった近所のおじさんが、最近見かけなくなったな、みたいな感じでしょうか。
おじさんの家、このへんにあったはずだよな……
あれ?
あれ?
普通におじさんいる!
メニューから消滅して、アプリ一覧からも出てこなくなっているのに、普通に、前と同じ場所にありますね?
どうやらEdgeさんに跡目を譲ったけど、IEおじさんはまだWindows10の中にいるみたいです。
それどころか、Edgeさんには「IEモード」という機能が互換性をもたせるために付いているのですが、この「IEモード」、じつは裏でフツーにInternet Explorer の伯父貴を呼び出しているだけという噂が……
というわけでいなくなったように見えて実は元気にしているIEおじさんの話でした。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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