5月16日「『アップルペイで』が通じない」
……?
えっと、
ApplePayというのは、
アップル社のデバイス、iPhoneとかWatchとかに、「WAON」「Suica」「iD」「QuicPay」「デビット」「クレジット」などのカード決済を登録できて、そのデバイスをタッチするだけで決済できるシステムなのです。
好きなカードを登録できて、同じやりかたで支払うことができますし、複数のカードを登録しておいて、自分でどのカードで支払うかを選択することもできる点が便利です。
ただどんなカードが登録されているのか? とか自分はわかるのですが、店員さんには伝わりません。
なので、支払いのときにお客さんが「ApplePayで」って伝えても、店員さんには「どの支払い方式なのか?」が伝わらないわけです。
だから、お客さんは本来「ApplePayで」って言うべきじゃないんですよ。その登録されているカードの種類「交通系」「WAON」「iD」「クイックペイ」とかを店員さんに伝えた方がいいんです。
「LAWSON」以外のお店では、そうなんです。
ややこしいことにローソンでは「ApplePayで」というと特別な意味になるらしいのですね。
ローソンのポイントカード「Pontaカード」もApplePayに登録した状態で、
「ApplePayで」と言って支払いをすると、
「Pontaカードにポイントがつく」
「ApplePayに登録したカードで支払える」
ということで、
なんとポイントカードと支払いカードで2回ピッてする必要がない!
1回ピッてするとどっちも済む!
超便利!
という触れ込みなんですね。
たしかに、だいたいうまくいくんですけど、たまーに、知らない店員さんに当たるとこれうまくいかないんですよね……
聞き返されたり、QUICPayじゃないですか?って言われたり、
払った後ポイントがつかなかったりします。
しかも、「ポイントカードはお持ちですか?」って先に聞かれた場合も、
「ApplePayで」と言うように説明書には書かれています。
ポイントカードについて聞いてるのに「ApplePayで」とか言うのはちょっと恥ずかしいし、実際店員さんによっては通じていない気がします。
たぶんこんな感じなんだと思います……
《店員さんが知ってる場合》
店員さん「袋はどうされますか?」
お客さん「ください」
店員さん「ポイントカードはお持ちですか?」
お客さん「ApplePayで」
店員さん(了解……)「933円です」(ApplePayボタンを押す)
お客さん(アイヒョンでタッチ)
レジ「クイックペー」
店員さん「あざっしたー」
《店員さんが知らなかった場合》
店員さん「袋はどうされますか?」
お客さん「ください」
店員さん「ポイントカードはお持ちですか?」
お客さん「ApplePayで」
店員さん(こちらのいうことをちゃんと聞いてない人いるよね……)「933円です」
お客さん「あ、ApplePayで……(震え声)」
店員さん「QUICPayですか?」
お客さん「ApplePayですう」
店員さん(まあタッチ決済かな)
お客さん(アイヒョンでタッチ)
レジ「クイックペー」
店員さん(ほらやっぱりQUICPayだった。次からはQUICPayって言ってね)「あざっしたー」
お客さん(ポイントついてない……)
ポイントついてない上に、なんだか話を聞いていない客みたいに誤解されてしまうのでした。
これどうにかならないのかな? と思っていくつかページを追ってみたのですが、なんだかどうにもならないみたいですね……
周知していくしかない、ということみたいで、客側としてはどうしようもないみたいです……
一応POSレジの画面をみると店員さんが「ApplePayを押してくれた」か「タッチ決済を押したか」は判別できるそうなんですが、
そのたびにクレーム入れて訂正する気力を出すよりは、はじめっからPontaカードを出した方が精神衛生上いいんじゃないかな、とか思ってしまいました…
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