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6月6日「スプライトにはまる」

『スプライト』って、プレイステーション2なんかが「レトロゲーム機」になってしまう世代にとってはあまりなじみのない言葉かもしれません。

むかしのゲームの、ちっちゃなキャラクターがわちゃわちゃ動くスタイルのゲームで、キャラクターひとつひとつを表示していたのが「スプライト」というしくみで、あのキャラクターひとつひとつが「スプライト」だった、みたいな言い方をします。詳しくは検索推奨です。

背景やスプライト同士の重ね合わせ処理、などの面倒な部分をハードウェア的にやってくれるので、とても便利なしくみなのですが、ファミコンの時代だと色々な制限がありました。

「スプライト1枚の大きさは小さい」「スプライト1枚に使える色の数が限られている」「横に5枚以上並べると、表示されずに消えてしまう」

おじさんはこの時の印象が強いので、なんだか儚げなイメージを今も持ってしまっています。

「スプライト」って名前も、画面中を飛び回ったり、現れたり消えたり、って妖精の名前がついてるのはこの頃のイメージから、だと思います。

スーパーファミコンなどの次世代になると画面中を覆いつくすようなスプライトをつくれたり、拡大縮小、さらに回転変形、なんでも思い通り、に動かせるスプライトを搭載! していたのですが、

その次世代はポリゴンエンジン! という感じでしたし、さらにその次世代くらいになると、

「ポリゴンエンジンを動かすためのハードウェアががっつり進化してきたので、スプライトはもういらないというか、スプライトと同じことが普通にできます」

こんな感じに言われるようになって「スプライト」は表舞台から姿を消したようです……涙……

ですが「プチコン4」にはキャラクターを簡単に出したい、という要望に応えるためにこの「スプライト」が言語的に実装されてます。

もちろんファミコン時代とはハードウェアが違いますから、好きな大きさのスプライトを最大4096枚一度に出せます。

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スプライト4096枚目は「グラフィック画面」だそうです。小さいスプライトを考えてると足元をすくわれそうです。

単に絵を出す、というだけでなくて「キャラクターの管理」「アニメーション」「当たり判定」なんかのゲームづくりに便利な機能をこれでもか、と詰め込んでいるのがプチコンのスプライト、ということみたいなのですが。

結構モリモリに機能が詰め込んであるせいで、なかなか全貌がみえません。今日は「スプライト定義」や「当たり判定」について遊んでいたのですが、結構ややこしそうなので一回まとめられないかな、と思っています。




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