7月5日「職域接種を受けてきました」
産業医を置いているような大きな企業で会場を手配してもらって、そこでワクチンを接種してもらう、という職域接種がはじまっています。
たまたまそんな会社で仕事をしていただけにすぎない私にもチャンスが巡ってきましたので、今日、1回目を接種してもらってきました!
参考までに、どんな段取りで進んだかを書いてみます。
①日時決定
希望する、しないは自分の意思で選べますが、希望したからにはこっちで決めた日、時間に、仕事をほっぽり出してでも絶対に来いよ! みたいなシステムになっていました。
結構強引だな……と思いましたが、同じ職場で働いてる人が相手なので、気を遣わずにサクサク進められるところはサクサク進めようということなのでしょう。
私も出張に出かける予定だったのですが、いいよ! 職域接種を優先して下さい! との上長の言葉をいただき、出張を遅らせて接種にのぞみました。
②待機
蒸し暑い中、接種会場まで歩いていくと、会場の外に行列ができていました。
『×時×分予定の方』自分より15分早い予定時間が書いてあります。
あちゃあ、早く来すぎたかと思いましたが、ほどなくその列は動き出し、『×時×分予定の方』の掲示がフリップして、次の予定時間に。
あわてて並びに行ったのですが、5分もしないうちに動き出し、掲示はフリップして自分の15分後になりました。
建物に入ったのは予定時間より20分くらい前でした。ずいぶんテキパキと進む印象です。
③本人確認
アルコールで手を消毒、赤外線で体温測定、のあと、たくさん並べてあるクリップボードを取ります。ここに予診票などの書類を全部はさんで持ち歩くことになります。
もし予診票を書いてない人がいてもクリップボードとボールペンを配布してもらえるので、この場で書けるってすんぽうですね。うまい考えです。
まず書類がそろっているかどうかの確認、つづいて本人確認、つづいて書類に不備がないかどうかのチェック、と続いていきます。そのたびに別の人が待機していて、スタッフの数に舌を巻きます。これまだ入ったばかりですからね……
チェックが終わると荷物置き場があります。ここまでがエントランスです。ここから、いよいよ接種会場に入ります。
④接種
接種会場はやっぱり体育館みたいな空間でした。
テレビやネットで何度か見た光景ですが、実際に現場に立つと学校の予防接種を思い出しますね。
ここで再度、予診票の項目を読み上げての確認がありました。アルコール消毒に対する過敏症についても聞かれ、注射が近づいてる感じがします。学校をさらに思い出し、ちょっと緊張してきました。
次が医師との問診、三度予診票の内容確認があります。「アレルギーは全くないのか?」と質問を受けたので、子供の頃ジンマシンが出たことがある、と正直に答えます。
可能である、にチェックをいただけました。パーティションの前に並んで、ランプが消えたらいよいよ接種です。
正直、モデルナワクチンってどんなパッケージングなんだろうか、とかどんな注射なんだろうか、とか興味があったんですが、お医者さんの方に左肩を向けて座る方式なのでなんかわからん間に打たれてしまいました。
筋肉注射なので深く刺さってるなあ、という感覚はありましたが、チクッとしただけでした。
「手にしびれはないか」「2~3分押さえていて」と指示があります。
⑤待機
最後に、パイプ椅子の並んだ部屋に通されます。
副反応で、アナフィラキシーショックが出るかもしれないということで、15分待機するとのことです。
万一、全身がかゆいとか、悪寒がするとか、息ができないとかの症状になったら手を挙げて知らせてほしい、とのことでした。
手持ち無沙汰で弛緩した時間が流れますが、万一ぐったりしてしまった人がいたら救急活動しなければいけないわけで、スタッフさんたちは一瞬も気が抜けないんでしょうね。大変なことです。
15分経過後は自己申告で立ち上がり、出口でもういちどクリップボードを見せて、ボードと予診票を回収してもらうのと二回目の書類を受け取って終わりでした。
以上、このような段取りでございました。
さて。接種から10時間くらい経過しましたが、ワタシはいまのところ、副反応で筋肉痛が出ていますね。
くわえて、注射したところが少し腫れていて、指で押すと痛みます。
今回、自分だけ先に打つのはどうなんだろう? という気持ちがないわけではないですし、出張で副反応出たらさらに仕事遅れるんじゃないの? という懸念もあったのですが、早目にワクチンが打てればそれだけ周囲のまんえんも減らせるはずですので踏み切りました。
なにより、こんな珍しいこと絶対やっておきたいですからね!
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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