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なりとも大人の修学旅行-台湾-4

台湾旅行四日目(最終日)

6:30家族と電話する
今日も長女の機嫌が悪い
私の不在が影響しているだろうか
「今日帰るよ」と伝えるが、あまり反応はなく
よろしく、と夫に言う(それしか言えない)
二度寝

9:00チェックアウトして朝ご飯
起きて部屋を片付けてチェックアウト
大きな荷物だけロビーで預かってもらう
ホテル近くのお店(二日目に行った所)で朝ごはん
今日は私は大根餅、なりちゃんはタンピン
なりちゃん、三日目にしてカスタマイズを要求する、さすがだ
チーズ+コーン+ハム(基本はチーズ+一つなんだけど)
お店のお姉さんも「おお、いいよ」みたいな反応
面白い、さすが、なりちゃん
会計のときには小銭を手間取ってたら5$(NTD)おまけしてくれた!
ありがとうお姉さん、また来ます

店先で焼き続けている
大根餅
なりカスタム

9:30MRTとバスを乗り継いで国家人権博物館へ
最終日で惜しいからか、目が慣れたのか
このまちの日常生活に目がいく

朝に届けられるのか運んできたのか店先には材料が並んでいる 時々生肉も置いてある
バス停 結局手をあげて呼ぶのであまり意味がない気がする
交差点にある台?なんだろう?


人権博物館の近く、バスから工事してる様子が見える
あれ…?
いや、サイトではちゃんと営業中になってるよ…?
不安になりながらバスから降りる
大きな工事看板があった
修繕+増築工事らしい
横からセンターに入って受付をする
見学は無料、日本語の音声ガイドがありパスポートと交換に貸してもらう
大きな荷物はロッカーで預かってくれる
パンフレットは中国語、韓国語、英語、日本語があった
蚊に刺されるからと虫除けスプレーも貸してくれる


国家人権博物館
白色テロに関する資料が公開されている元看守所(留置所)
わかりやすい解説サイト↓
https://taiwan-shugakuryoko.jp/spot_north/197/

国家、人権、という言葉の重みが違う
となりちゃんと話していた
コウさんや杉山さんと色々話していてよかった
話してなかったら見れなかったと思う

音声ガイドを聞きながら施設内を歩く
施設の中は再現なのかそのままなのか
展示では映像や模型、センサースピーカーなどが歴史をリアルに伝えてくる
一通りぐるりと見て、ショップで少しグッズを見ながら休む
グッズには色んな言葉が書かれているものが多い
買ったハガキには中国語と英語で世界人権宣言 第9条が入っている

No one shall be subjected to arbitrary arrest, detention or exile.
何人も、ほしいままに逮捕、拘禁、又は追放されることはない。

ここが国立博物館だということがすごい

企画展のスタンプラリー
獬豸(かいち)という伝説の生物 正義・公平・法治を司る
押房 点が人を表している

どんな顔をしたらいいか、わからなかった
こういう場所に来るといつも思う

なりちゃんを撮る
あなたが、この場所に来て、見た、
そういう顔を撮りたいなと思った

12:30バスで移動
お昼ご飯を探す
良いことを思いついたぞ
いそいそ昨日行った公館を目指す
市場の中でご飯を食べることにした

慣れた手つきでバスを呼ぶ

大学生の町の昼時は賑やか
市場の建物の中も昨日より色んな食べ物の匂いが混ざってる
温度も高い
台湾に来て、まだ食べてなかった魯肉飯を食べる
魚のつみれが入ったスープと
溶き卵と豚肉のスープ(お好み焼きソース味 たぶん魚出汁とスパイスの味)も

魯肉飯は一つずつ、スープは分けっこ

そして、昨日も食べた豆花を食べる!
(テイクアウトした店はちょっと違ったんだよね)
もう一度、今度はひとりひとつずつ頼む
おじちゃんも覚えていてくれて、え、ひとりひとつ?みたいな反応をされた

いつまでいるの?と聞かれた(たぶん)
今日帰るよ、と伝えると(伝わった?)あ〜と眉をしかめてくれた

美味しい、美味しい、美味しい!
去り際にはバイバイと言ってくれた
嬉しいな、また来よう

日本でも豆花を日常的に食べたい
電鍋があれば、なりちゃんが作ってくれそうな予感

13:30MRTで西門へ一旦戻る
ホテルで荷物を回収する
フロントのお姉さんにホテル前で写真を撮ってもらった

最後に行きたかったところへ
路線バスを調べてバス停で待つ
が、来ない
これはタクシーだ!と冒険心で手を上げる
運転手の男性にGoogle mapの住所を見せたらわかってくれた
運転手さんは無口で、時々ラジオの音楽に鼻歌を乗せていて
なんか心地良くなり後部座席でうとうとする
助手席のなりちゃんがスマホで現在地を確認してくれている
ありがとう心強い
(私は元々乗り物に乗ると寝る習性があるが、運転してたり緊張していれば寝ない
けど二人いると思うと安心して、バスでも電車でも眠くなってしまった)

到着直前の信号待ちでメーターが進んだ
その分をおまけしてくれた
思っていたよりもずっと、にこやかな人だった
手を振りながら見送ってくれたので私たちも沢山手を振った
嬉しい

そこからさらにGoogle mapを見ながらウロウロする
すると道端の男性が、
「ここの五階じゃない?」的な声をかけてくれた
おそらく目的地のビルの管理人で、誘導に慣れているっぽい
謝謝!と言ってエレベーターに乗る

着いた

14:50 阿マの家 平和と女性人権館
台湾籍慰安婦の展示がされている場所
女性の人権と戦争を知る場所
解説↓
https://taiwan-shugakuryoko.jp/spot_north/2492/

展示には日本語資料が沢山用意されていて
読まなきゃいけない感じがした

見ながら涙が出た
私に泣く権利がある気はしないけど

うまくまとまらないので、
これはいつか別な所で書きます

ビルから出ると案内してくれた管理人の男性がバイバイと見送ってくれた
笑顔で返した

15:40空港を目指す
バス停で調べた路線バスに手を上げる
止まらない
え?
手前で人を下ろしていたので、ゆっくり走り出していたから
手を振った私たちと運転手さんとは確実に目があっていた
けど止まらず行ってしまった
なんでー!?と2人でオロオロしてたら
先ほどのバスから降りてスーツケースを引いてる男性が「空港?」と声をかけてくれた
「空港なら反対のバス停だよ」と
少しカタコトだけど日本語で喋ってくれる
「松山空港に行きたいんです」と伝えたら
少し離れたバス停が良いよ、と案内してくれることに!
ありがたい

聞いたら仕事で日本語を使うんだそう
今日も日本じゃないけど外国に行ってきた帰りらしい
例のバスアプリで時間を調べてくれて、早足でバス停に送り届けてくれた
仕事帰りで疲れてるのに、一緒に歩いて、バスに乗るまで見届けて、外から手を振ってくれた

東京で、50〜60代の男性たちがこんなにフランクな事ってあるんだろうか
すごいな
すごい
帰りたくないな
もっとこのまちの人と話したいと思った

東京でも人に優しくなろうね、となりちゃんと話した

16:30松山空港
スムーズに搭乗口まで進む
搭乗口手前のマッサージを見てスススと引き寄せられた
台湾で歩き疲れた足をどうにか癒したかったが
時間的に首肩マッサージしか受けられず、交代で15分ずつ揉んでもらった
(大人な贅沢だ!)

18:00飛行機離陸
窓際の席だった
夕陽がとても綺麗
写真に撮れなくて残念だけど、しっかり見る
19:00機内食
ハンバーグor豚の味噌焼き←
ちいかわのお菓子はお土産にした
行きと同じく映画を漁ったけど眠気と興奮で頭に入らなかった

またね

22:45(日本時間)飛行機着陸
少し遅れ気味
乗る予定の高速バスに間に合うように走った
間に合わず
最終の吉祥寺駅行きバスのチケットを買った
10分後には売り切れになってた、危ない危ない
夫に吉祥寺駅まで迎えに来てもらえるようにお願いした
ありがとう
23:20バスに乗る
24:20吉祥寺駅

ありがとう なりちゃん


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