なんでもごちそうに変換されたあの時期 『おさるのケーキやさん』
相変わらず食いしん坊の娘。最近は、絵本などの二次元の食べ物を、自分で食べたりぬいぐるみに与えたりするのが流行です。
そんなわけで、これはまちがいない、と母が選んだ絵本がこれ。
安西水丸さんののんびり、シンプルな絵に和みます。
キリンやゾウ、いろんな形のケーキが楽しい。
森のみんなとおさるのケーキやさんとのやりとりも、のんびり。それがこどもがお店屋さんごっこをするときのやりとりとそっくりで、スッと独特のテンポの世界に入ってしまいます。
最後には、例に漏れずみんなで「いただきまーす」。
娘も試食会に参加しています。
2012.6.3
安西水丸『おさるのケーキやさん』(教育画劇)
※10年後の私からのコメント
娘も姪っ子も(たまたま女の子ばかりだけど、たぶん男の子も)、2歳前後は絵本の中のものだろうが、プラスチックのおままごとセットだろうが、小石だろうが、なんでも「ごちそう」に変換してしまう。(小石は実際に口に入れないように注意が必要!)
自分の着ているジャンバーの野イチゴを小さな指でつまみ取り、「はいどーぞ」と、こちらの口まで運んでくれたときの感動は忘れられない。うるっ。
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