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あつあつ、ふっふでお腹がグー 『おにぎり』

食欲旺盛、食べることが大好きな娘(1歳5ヶ月)は、食べものの絵本も大好き。

「おにぎり」は、「くだもの」などの作品でも有名な平山和子さんによる絵が、とてもリアル。リアルと言っても写真とは違い、白い背景に、おにぎりを握る手元だけがふんわりと浮かび上がります。その手の優しい色合いと言ったら…!

てのひらに、 みずを つけて
しおを つけて
ごはんを のせて
あつ、 あつ。 ふっ、ふっ。

おにぎりができる過程だけなのですが、実においしそうで、こちらも集中して見てしまいます。娘はすっかり過程を覚えて、
「ごにょごにょ…て、
むにゃむにゃ…て、
…ふっ、ふっ。」
と、手の動きをかなり正確に真似ながらつぶやいています。もちろん、できあがったおにぎり(絵)は全て食べます(ふり)。

ぎゅっ、と握った梅干しおにぎりを食べるのはまだ先ですが…!

2011.4.19
平山英三 ぶん 平山和子 え「おにぎり」(福音館書店)

※10年後の私からのコメント
この本、本当によく読んだなあ。その後、プラスチック製のおにぎりでも「ぎゅっ、ぎゅっ」っとやっていた。衛生面から型を使ったりビニール手袋で握ったりもあるようだけど、わが家で(すぐに)食べるときは、この絵本のように手に塩つけて握ります。


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