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絵本で見直す家事『せっけんつけてぷくぷくぷわー』

娘が二歳になりました。語彙もどんどん増えていっぱしの会話をするし、私にくっついて家事の真似をしたり、毎日驚くほど進化しています。
家事といえば、お掃除(短くしたワイパーでフキフキ)、お料理(誕生日プレゼントはミニキッチン)、そしてお洗濯。干すのと畳むのは大分前から手伝ってくれていたのですが、知らなかったのが洗うこと。洗濯機にポイ、ですもんね、ママもそれだけですから。

「せっけんつけてぷくぷくぷわー」では、ことちゃんと動物たちが、お洋服にせっけんつけて、手でゴシゴシ洗います。

ゆすいで、絞って、干して…

最近では火を見たことがない子どもがいると言いますが、ゆすぐ、絞る、といった動作もする機会が少ないですよね。楽にはなったけれど、どうなんでしょう。だって、ことちゃんもみんなも、とっても楽しそうにお洗濯しています。また明日もしていい?なんて言って。体と五感を使う楽しさ、充実感に気づかされました。

岸田衿子さんにかかると、洗う動作ひとつでも「こしょこしょ」、「こにょこにょ」、絞るのも「じゅるるー」、「ちょぽー」、「ずざー ずざー」……といった調子で、本当に面白い。
もちろん、娘もお風呂でスポンジをゆすいで、絞って、「ことちゃんみたいね!」と、真似しています。
2012.11.29

文・岸田衿子 絵・山脇百合子『せっけんつけてぶくぶくぷわー』(福音館書店)

※10年後の私からのコメント
どこでまちがったのか、絵本任せにしていたのか。
高学年になっても家事に手を出そうともしない娘・・・(泣)!

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