中卒のソサイチリーガー ~vol.4~
こんにちは
私は今ソサイチ関東リーグ2部のチームで代表兼選手をしています。
前回に引き続き私自身の過去の振り返り、そしてなぜ今もこの競技を続けているのか、その理由をここに残して行きたいと思います。
前回で学生編は終了しここからは社会人編です。
なかなか人生がうまくいかない事だらけの人生でしたがなぜもう一度サッカーを始めなぜソサイチという競技を選んだのかを伝えるためにそして自分自身が振り返るために書いてみます。
16歳の秋
前回書いたように突然社会人になりました。
進学した時のようなワクワクはあまりなく仕事ってなんだろうとか朝はやいのだるいなーとそんな感情に溢れながらスタートしました。
朝6時に家を出て
シンナーくさくボロいハイエースに揺られ
人生初めての現場
そこには足場に囲われたマンション
汚いヘルメットを渡されていざ作業開始
初めての現場は今でも忘れることはありません。
屋根に登りびくびくしながらペンキを塗っていた
足場は怖いし先輩はあまりおしゃべりでもない
きまずさと緊張で異常に疲れていた。
当時インスタはなくツイッターなどをみて学校に通ってる人達を羨みながら休憩をしていた。
初めての給料日
当時の日当は8,000円だったので大した給料ではなっかったが会社にみんなで集まり手渡しの給料を受けっとたあの瞬間のことはいまだに鮮明に覚えている。
そして初めての飲み会
当時16歳だった私はお酒も飲めないのに行きたくないなーと思いながらお店に向かった
そうしたらお前ものむかといい私にもお酒をくれた
あの時に働いていた会社の人達が初めて自分を大人として扱ってくれているようで嬉しかった。
そうこうしている間に時は過ぎ職人としても1人前として認められ始め現場も1人で任せてもらえるよになるまでに成長してこれからもっと頑張ってゆくゆくは独立するぞと意気込んでいた。
それと同時にこのまま職人として人生を終えるのかと考え始めてしまった。
そんな時たまたま連絡をとっていた幼馴染の勧めでとりあえず高卒認定を突ってみたらいいのではと言われ今までまともにしたことのない勉強をする日々が始まった。
その子は学生生活、バイトの合間に自分に勉強を教えてくれました。
気がつけば2人体制で仕事おわりに勉強する毎日だった。
結果的に1年半かけて高卒認定を取得
そこから自分の人生は大きく変わったなと思う。
今まで転職なんて夢にも思ってなかった
学歴フィルターに毎回引っかかるからだ。
高卒認定で突破できるフィルターなど知れているがそれでも挑戦できることが増えたのは大きかった。
それから自分が何をしたいのか分からずに自らの足でいろんな人に会いに行く日々を送りました。
沢山の人に出会い、刺激をもらい、沢山のものを得ましたが結局自分が何者で何をしたいのか答えは出ませんでした。
気がついた時には周りにいた友達は段々道を逸れたままいなくなってしまったり、抜け出し自分なりの生き方を見つけたりと20歳を過ぎた時くらいが人生において一番のターニングポイントだったのだなと
そんな沢山の場所、人に出会っても見つからない自分は数年ぶりに少年時代に通っていたサッカーチームのイベントに参加しました。
そこから毎週末河川敷で朝からボールを蹴るようになりだんだん人数も増えてきた。
そうこうしていたら個人フットサルというものに出会った。
そこからは朝7時から行われる個人フットサルに通い詰める日々
基本は友達と、時には1人でも
だんだん顔見知りの人も増えてきて1人で行くことに抵抗は一切なくなった。
そうして月日が経つにつれてこれを仕事にしたいと思うようになった。
しかし求人を調べてもなかなか見つからずなんとか友人の紹介でいつも通っていた施設の面接まで漕ぎ着けることになった。
面接も順調に進み採用して頂きついにやりたいことでお金を稼げる人に近づいた。
仕事も順調に進み
チームではソサイチの大会に毎月のように出場するようになり徐々に人も集まりみんなで関東リーグに挑戦しようと決めた。
仕事もプライベートもサッカーを中心に回り始めたこ頃に大怪我をする事に
ここまで読んで頂きありがとうございます。
ここからはいよいよソサイチについてたくさん触れていきます。