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あこがれに向かう二月の波を思う( exhibition “ cure “ ao to iu_ 後 )

二月、またとくべつな時間でした。
カフェHangoutさんにて、

exhibition “ cure “ ao to iu_

という、
アクリル画の展示会を行いました。
暦は短くて、晴れも、雨も、雪もありました。
おかげさまで無事に、終えることができました。
会のはじまりからおわりまで、
気にかけてくださったみなさま、感謝申し上げます。

まったく泳げないわたくしが
(関係ないかもしれないけれど)、
海のイメージを感じる、スロウな空間で
絵をおかせていただくことができるとは
思ってもみませんでした。
なんと嬉しいことでしょう。

夏の海の家、と 
二月はまだ寒いから、雪ふりの景色、
相容れないものが、
もしかしたらうつくしいかなあ、と
単純に思っていたところ、

(波のりは、)冬の海が好きですね、と、
ひと水あり、好ましい限りです。なるほど、
時期によっては水のなかのほうが温かいのだそう。
そして、できれば、あたたかさも感じる二月の絵にしよう、
と思ったりもしました。

時に、
この企画のタイトルは " cure " とついています。

息がつづくのかどうか、
この体がもつのかどうか、
沈むのかもしれない。
浮かびあがったときに、
陽のひかりをみたいと思った。
空気をとりこみたいと思った。

そんな、ひと匙の救いみたいなものも、
容れてみたいと思いました。


届かないもののような
あこがれのようなところへ
すこしでも、
すこしでも、
色やかたちを通して、
ようやく少し、
うつくしい波間に
ゆられることができるのかな、
と思いました。


ここに、ひとつのムービーがあります。
あるのですが、
動画がのせられず、
雰囲気だけでも残せておければと思います。

Hangoutさんのマスターが、つくってくださいました。
日常のao to iu_ とはまたちがう新鮮なきりくちで、
なんとも格好良いイメージです。
映像の緩急で、どきどきします。

Hangout さんでの、
exhibition “ cure “ ao to iu_ の
雰囲気がキュッとつまっていて
嬉しく思いました。

遠くから応援してくださっているかたへも、
必要なかたに、
届きますように。

***

まだあるし、尽くせない、言葉。
ほんとうに、言葉にするのはむつかしい。
このnoteを書くたびにも、思う。
この体からでる音なのだけども、
思いついた瞬間がいちばん純粋で、
器官を通してでてきた途端に、
うらはらだったり、
受け手に届いた瞬間、相手のものになる。
そして、自由になる。

***

だから、感謝の言葉などはとくに、
かゆかろうと、何をしようと、
できるだけ、ありきたりに伝えたい。
ありがとうございます。

また会えますように。

読んでくださいまして、
ありがとうございました。

ao to iu_ ( あおという・artist painter )

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ao to iu_(あおという・色カタチ)
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