241103 サボりの代償
サボりの代償に、はるか昔に書いた小説を晒すことになった。正直忙しすぎてnoteのことなんて全く考えられてなかった。正直夏くらいにこうなっていたら余裕で終了していたんですが、あと50回くらい更新したら365回更新できるという事実が妙なやらなきゃ感を産み出してしまい、苦肉の策でウルトラ昔にある小説で書き終わってからなんにも使わなかったものを引っ張り出すことにしました。今見ると酷い。原文ママなんですが、パッションを着飾ろうという姿勢を作ることも出来ず、ありのままの熱っぽさと受けた影響をそのままにして書いていますね。気持ち悪い……!(アスカ)
ちょっとだけ暇になれそうだったので、観ました『ボーはおそれている』。3時間ずっとサイケデリックで原色バキバキの映画、こんなにいやな気分になる映画、そうないぜ!
画面全体が原色でピンクや水色のいや~な感触をしていて、要所要所が狭くて暗い。ボーという男が基本的に不安障害を患っているか大麻を強要されているので、信頼できない語り手過ぎる。どこからが心象風景? どこからがマジ? の範囲が曖昧なのに、ボーがつける傷だけはリアルで……という、いや~な感じ。
なんとなく、子どもの頃自分が不安に思うことがそのまんまマジになったら……という原始的な恐怖をそのまま肥大化、映像化させたらこんな感じになりますよね、という映像だった。俺が今やってる嫌なことをお母さんに見られていたらどうしよう……とか、テレビで観ている怖い人が俺に目を付けたらどうしよう……みたいな。不安を彩る気持ち悪い構図に色味、徹底して人をもや~っと嫌な気持ちにさせるのに、やってることは冒険譚なんですよね。なんなんすかねこれ。
久しぶりにこういういや~な気持ちになる映画を観ました。何年か前にネトフリで観た「ミスト」以来。みんなももっと嫌な気持ちになろうぜ!