【米国株】売上高コンセンサス予想ビート率ランキング50位から1位(更新・再掲)
※この記事は以前記載した記事の内容を最新の情報に更新し、再掲載をしたものです。
※この記事は米国株・米国企業の四半期決算の売上高のコンセンサス予想に対するビート率について調査した結果について記載しています。有料記事のエリアに結果を記載しています。
【更新内容】
四半期決算の情報を2021年12月13日時点の情報に更新しました。
掲載していた一覧に四半期売上高の平均、四半期売上高の合計、四半期EPSの平均、四半期EPSの合計の値を追加しました。
掲載している一覧と同じ内容を出力したCSVファイルをアップロードしました。
【調査内容】
米国企業・米国株への投資で、よく「連続して良い決算を出している企業の株を買ってください。」と言われます。理由は「良い決算は癖になるから、良い決算を出している企業は次の決算も良い決算を出す可能性が高い。」からです。
ちなみに「良い決算」とは?
1.EPSがコンセンサス予想を上回る
2.売上高がコンセンサス予想を上回る
3.ガイダンスがコンセンサス予想を上回る
この1, 2, 3 全てがパーフェクトな決算「だけ」を指します。 ひとつでも取りこぼしがあればそれは「悪い決算」です。
では、どの企業が連続してよい決算を出しているかを調べる必要が出てくるわけですが、数千社ある企業のすべての決算を監視するにはものすごい労力がかかります。
そこで、3.のガイダンスがコンセンサス予想が上回ったかは決算資料とその時点の来期コンセンサス予想がどうだったかを知らないとわからないため、毎決算確認しないといけませんが、「1.EPSがコンセンサス予想を上回る」と、「2.売上高がコンセンサス予想を上回る」の結果がその期のコンセンサス予想に対してどれくらい上回ったか(予想をビートしたか)は各サイトの情報などを見るとわかりますので、最近「1.EPSがコンセンサス予想を上回る」と「2.売上高がコンセンサス予想を上回る」を満たしている企業(調子に乗っている企業)を絞りこんだら良いのではと考えました。
なおかつ、1四半期だけ「良い決算」を出すだけでは不十分で、連続して「良い決算」を出しているか確認する必要がありますので、今回は直近の4四半期について調査することにしました。
また、事前のコンセンサス予想を上回った割合がより大きい方が、より良い決算であったと仮定し、コンセンサス予想を上回った割合(対予想ビート率)に順位をつけて、上位に絞り込むことにしました。
そこで、まず、手始めとして4四半期の売上高が事前のコンセンサス予想を上回った割合(対予想ビート率)を下記の条件で計算して、高い順に上位50社をランキングしてみました。
売上高ビート率のみでは良い決算とは言い切れませんが、皆さんが注目企業を見つける参考になればと思います。
【調査条件】
対象:Russell 1000 インデクスの採用企業。
期間:直近の4四半期 (2021年12月10日調査)。
四半期決算の売上高の結果について、以下の式でコンセンサス予想に対する対予想ビート率を算出します。 (売上高の結果 ー コンセンサス予想)/コンセンサス予想
対予想ビート率を直近の4四半期について集計し、平均のビート率を算出します。
ただし、売上高の結果がコンセンサス予想に対し4四半期以上連続で上回っている場合のみ集計しています。1回でも予想に対しマイナスの場合は除いています。また、事前コンセンサス予想が出ていない企業も除いています。
EPSの結果についてのコンセンサス予想との比較は結果には載せますが、順位はEPSの結果は考慮せず出しています。
【掲載データのサンプル】
有料エリアでは以下のようなデータを載せています。
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