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【まとめ】Clubhouseのモデレーターとして即効スキルアップできる100のTips


Clubhouse熱が日本で一気に広まり、早1ヶ月が経過。その間、数々のClubhouseモデレーターが登場しました。


Clibhouseのルームの満足度は、モデレーターの力量に大きく左右されます。この記事では、彼らの知見を結集したマインドマップを元に「凄腕Clubhouseモデレーターは何をしているか」について解説していきます。魅力的なルームが増えていくことに、この記事が役立てば幸いです。


まずは自己紹介


3月から日経COMEMOのKOL(キーオピニオンリーダー)に就任しました青田です。リクルートやAmazonなどを経て、普段はLINEで人事の仕事をしていますが、NiziU研究家としてビジネスカンファレンスに登壇したり、大学教授したり、図解したりしています。COMEMO上ではこれが最初の記事となります。よろしくお願いします。


100のTips


さて、本題です。これらのTipsは全3回にわたってClubhouse上でルームを立て、多くの方々に参加いただきTipsを共有してもらいました。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

Tipsは以下のマインドマップで整理してありますが、全てを伝えると膨大な量になりますので、この記事では代表的なものをいくつかピックアップしてお伝えします。



ネガティブな要素を減らす


100のTipsはいくつかのカテゴリに分けることができます。第1のカテゴリは「ネガティブな要素を減らす」こと。オーディエンスの総合的な満足度を高めるためには、ポジティブな要素を増やすだけでなく、ネガティブな要素を減らすことが必須となります。

とりわけ重要なのが以下の3点です。

聞きづらさを減らす

スピーカーの背景の雑音はオーディエンスにとって大きなストレスとなります。遠慮してほかのスピーカーに注意できないモデレーターもいますが、やはりモデレーターはオーディエンスの代表として場を良くしていく存在ですので、伝える必要があります(もしくはそのようなスピーカーをそっとミューとしたほうがいいでしょう)。

変なスピーカーを減らす

いいモデレーターはスピーカーの人選をしっかりします。オーディエンスからスピーカーになりたいの中には「自分のビジネスをみんなの前で宣伝したい」というような利己的なアピールがすぎる人もいますので、そうした人をうまく制したり、そもそもスピーカーとして選ばないように工夫しています。

場のダレを防ぐ

明らかにおかしなスピーカーは退場させればいいのですが、対応が難しいのはそこまではいかないスピーカーです。よくあるパターンが「オーディエンスが聞きたいことでなくスピーカーが話したいことを滔々と話してしまう」こと。こうなるとオーディエンスはうんざりです。ここでうまく話をカットインできるかできないか、モデレーターの力量によって変わってきます。


ポジティブな要素を増やす


ネガティブな要素を減らして、心地よく聴ける土壌を整えたら、あとはルームを楽しめる工夫が必要です。「スピーカーへの配慮」と「オーディエンスへの配慮」が軸となります。

スピーカへの配慮としては以下に尽きます。

スピーカーの持ち味を引き出す

スピーカーの良さをうまく引き出せるかどうかはモデレーター次第です。例えば自己紹介だと人はついつい謙遜してしまって、自信の凄さや魅力については語りづらいものですが、モデレーターが他己紹介してその人の良さを存分に伝えるなどは最たる例です。

また、モデレーターが自分自身の話をするのではなく、スピーカーにいい角度から質問して話を深堀りしたり、時にはアドリブでスピーカーに無茶振りして素を引き出すなどもモデレーター技術の1つです。

オーディエンスへの配慮

良いルームはモデレーター、スピーカーだけでなく、オーディエンスと共創していく姿勢があります。そのため、オーディエンスに参加してもらいやすい(挙手してもらいやすい)環境づくりは欠かせません。Clubhouseの操作方法を丁寧に口頭で伝えたり、質問いただくことにウェルカムな姿勢を見せるなど配慮を重ねています。



チームプレーで分担する


モデレーターは1人でできることには限界があります。モデレーター同士で都度チームを組んでルーム運営することもあります。

役割分担する

モデレーター権限を複数人に付与して、メインMC(話をリード)、サブMC(メインMCに合いの手を入れるなど)、オーディエンス対応(スピーカーにする人の人選、挙手対応)、Twitter担当(Twitterのハッシュタグで寄せられた質問やコメントを拾う)のように役割を分けると、各々が自信の役割に専念できるようになり、ルームの質が向上しやすくなります。

またClubhouseのルームは長時間に及ぶこともあり、そのような時はモデレーターが複数人いることで途中でトイレに行けるなどのメリットも地味に重要になります。


機能で工夫する


bio(プロフィール文)機能の活用

一般的なLIVEアプリや音声アプリではおなじみの「ユーザーのコメント機能」がない(=スピーカーにならない限りオーディエンスとモデレーター・スピーカーはやりとりできない)Clubhouseでは、限られた機能を活用してオーディエンスとコミュニケーションすることになります。この時に役立つのがbio機能です。

このようにオーディエンスに自分自身のbioに質問を書いていただき、挙手してもらうことで意思疎通がしやすくなります。

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人を集める(必要がある場合)

最後は、人を集めることです。魅力的な話であればより多くの方に届けたいものですよね。

これについては、オーディエンスが集まりやすい開催時間の設定や、ルーム名のネーミングの工夫などできますが、何よりも大切なことがあります。


それは

モデレーターとして信頼される

ことに尽きます。

もちろんルームの主役はスピーカーや話されるテーマなのですが、モデレーターとしての実績を積み重ね、モデレーターとして愛され信頼されるようになれば、モデレーターへの期待値がルームの期待値になります。

そのためには、これらのモデレータースキルを活用し、魅力的なルームの運営を重ねていくことが唯一の方法となります。その時、この記事やマインドアップでご紹介した数々の手法が参考になれば幸いです。

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