自分のキャパは何で決まるか(4種類のキャパの話)
キャパオーバーしてしまうと、自分を自分らしく保てなくなりますよね。ということで、今日はとても大事な「キャパ」の話。
予定がないから休む、ではなく
休むという予定を入れる
先日、大学にお邪魔してお話しした時に、学生から「つい自分の予定を詰め込み過ぎて、ヘトヘトになってしまうんですけど、どう管理すればいいですか?」と聞かれました。分かる分かる。
その時、僕はふたつのことを伝えました。
ひとつめ。
自分を自分らしく保って、パフォーマンスを発揮するためには、休息が必要です。特に就職活動中は、予定が空いていると「何かしなきゃ」という思いから予定を埋め込んで安心したくなる気持ちもあるでしょうが、行動から学んだことを咀嚼するには「休む」必要があります。
だから、「休む」という予定を入れて、アクティブに休んでしまいましょう。「予定がないから休む」ではなく「休むという予定を入れる」。いのちだいじに。
そして、ふたつめは
4種類のキャパの、ボトムに合わせる
これに尽きます。
そもそも、キャパには4種類あります。
① 心のキャパ
② 体力のキャパ
③ 頭のキャパ
④ 時間のキャパ
大切なのはこの順番。多くの人の場合は、「 ①心 > ②体力 > ③頭 > ④時間 」の順に大切です。
まず一番大切なのは「① 心のキャパ」。これが溢れてしまうと、何かと大変なことになるので大切にしましょう。心がいっぱいいっぱいだなーという時は、他のキャパがOKであっても、自分を休ませましょう。
次に「② 体力のキャパ」。言うまでもなく、時間が空いているからといって体力的にしんどいのに予定入れちゃダメ。
心と体力に余裕があっても、「③ 頭のキャパ」を超えてしまうと処理が追いつきません。パフォーマンスが悪くなります。自分を休ませましょう。
なので、「④ 時間のキャパ」ギリギリまで予定を入れていいのは「①②③が大丈夫な時だけ」となります。
ということで
自分のキャパシティの限界は、4種類のうち自分が一番弱いものになります。ここに合わせましょう。
④時間 が空いているからといって、①心 ②体力 ③頭 のうちどれかが悲鳴を上げていたら、ちゃんと休むという予定を入れましょう。
④時間の残りキャパは見えやすいけど、ほかの①心 ②体力 ③頭 の残りキャパは見えづらいものです。だからこそ、自分の内面の声に耳をすませて、自分を大切にしてあげてください。