キャリア体験学習について

不二見小学校の校長先生と望月宣典さんが同級生だったこと、その先生から、子どもたちに、知ってる職業は?と問いかけても、ほんの数える程しか答えられない、という話をお聞きしたことが、きっかけでした。

その後、何回かの不二見小学校での打合せを経て、実現したのが、そもそもの始まりでした。

企業マインド溢れる当方と学校運営のさ中にある先生方とのコミュニケーションを合致させることから始まり、学校で行われる各種行事が計画され、実行されるまでの様々な先生、親御さんの関わりなど、あるいは、企業側の都合も含めた、双方の相違点が、徐々に埋まってきたのが、この間の成果の一つとも言えると思います。

同友会で言われる、お互いに知り合い、学び合い、に通じる部分です。

ここは、現場で確認、味あわないとなかなか理解できないことです。

文科省を通じて発信される国の教育に関する方向性が、キャリア教育体験学習そのものに言及されていることも、この間、知ることになりました。それは人数の限られた先生方には、もう一つの負荷が加わるようなものであり、であるなら、同友会が、先生の手を煩わせずにイベントを企画し実践する、という仕組みを作っていきますよ、という流れになりました。

まさに、地域に生きる中小企業が、光に!なる瞬間とも言えると思います。

地域のインフラとしての中小企業というわけです。

そんな中で、四回のキャリア体験学習が終わりました。

今までに参加・見学・スタッフを含めると、35社以上の方が関わってくださいました。それに、社員さん、奥様、お子様を加えると、60名を悠に超えている方々になります。しかも、体験された方々の口から出てくる喜びの声を聞いていると、これは、単にキャリア体験学習の枠に収まりきれないエネルギーを感じています。

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