東京の北の方でやってるキッズマネースクールを家族で受けてみた
子どもたちの金融教育かねがね受けてみた。
子供のお店やさん体験と、親のマネープランニングセミナーがくっついている。
保険会社やらがお金を出していたようだ。見込み客をうまく取り込む仕掛けである。
子供を育てる世帯は教育費に怯えている。そして残り短い労働収入と長い老後の低い年金にも怯えている。
この問題を意識させてマネープラン相談に導くように設計されている。
講師は決まり文句を話す。うまいことを言う。
住宅費
賃貸購入是非。これは個別具体的な条件なしでは決まるまいな。
ただ、低金利下の繰り上げ返済の無意味さ。団信までついとるんだから返済は金利だけでいいくらいなんだよなアレ。
がんになれば返してくれるんだから。
ワシの意見。
我が家の場合。何やかや都合のいい安い物件に連続で住めてしまって買うタイミングを逃してしまった。
今の物件は職場距離以外それほど懸念もない。
そうすると余計に買う気が起きない。年も年だしもう買うことはなかろう。
賃貸の住宅費は計算できる。やはりそうすると動かないのが正解か。
教育費
前書いたネタそのままだ。
教育費は公立高校までで540万。私立1800万。
わしの考え。
教育費と学費は異なる。わしは慶応に行ったが学費は80万×4だった。今は値上がりしてるから110万らしい。
とはいえ
これである。うちは10年以上先のことだからその時に無職になっていれば無償化される。
高校無償化でも10年くらい先のことだからその頃には無職になっていればいい。資産で判別しないで収入で判別してくれるから。そう考えると学費自体は用意しなくて良い。
塾にいかせるかどうかだが、個人的な受験経験と家庭教師経験から言うと、教わる時間より自分で解く見直す時間が重要であった。
よい参考書を得れば済む。あとはセンスと強い意志だ。ま、孟母三遷やら朱に交われば赤くなるもあるから川崎国には住めないね(なお田園都市線側)
老後生活費
世帯の月の生活費平均23.2万
23×12×25は7000万
わしの考え。
ただ理屈から考えると今のところは年金はあるのである。国民年金7×12は出るのだ。これがガンガン減るということではあるが。
夫婦年金が14万として9万足りない。
2700万足りないってことになる。
厚生年金夫婦だと23万は超える。
なので過大に気にしないでいいのではないか?
投資先
ドルコスト平均法
インデックスでポートフォリオ
通貨多様化
NISAと401k
終わり。やってる。
うちはジュニアNISAと夫婦積立NISA満額(積立終わるって知ってたら普通のにしといたのに)と夫婦401k満額。
お金が余ると個別株へポイ。
貯蓄のリスク
インフレで死ぬ。というか歴史的に貯金はパーになる。
俺の高校は伝統校で戦前より遥か前に寄附をしてくれた篤志家がいたらしくその当時でとんでもない額で銀座の土地が買えるくらいの寄付したらしい。そしたらその当時の経営陣はこんなありがたい金は使えない。有事に取っておこう!と取っておいた。
そのおかげで平成の頃、その貯金は10000円くらいになったらしい。
実に素晴らしい教訓である。
いそぎじゃない金は全てインデックスにしとけばいい。株は放ったらかせ。
既にやっとるわけである。
おすすめするかどうかについては
セミナー自体は正直橘玲の本読めば大体書いてある話。
子どもたちは楽しそうにお店ごっこしていたのでその価値はある。
住宅ローン金利交渉や不動産仲介の片手分浮かせてくれる話やらあったのでそういうことをするなら話してもいい気はする。
うちは、家を買う予定もなく、教育費も生活費も投資も既にやることをやり終えているので相談することがない。
生活費改善というのもなあ。格安simつこてるし、保険も入ってないし、サブスクはアマゾンプライムとくもん、体操教室くらいだからな。