欧米における義勇軍、民主主義を守る戦い、そしてサヨクの認識ー中央日報のほうが日本のサヨクよりマシまである

義勇軍、義勇兵といえば

だいたいロシア革命、スペイン内戦でイメージされるものだと思う。

まあ朝鮮戦争のアレはただの人民解放軍だが。 

義勇軍|hirokifujioka #note

こちらのノートに例としてあげられておられるサヨク様を見て驚いた。

侵略に対する義勇軍、義勇兵と聞くとサヨクはむしろ褒め称えるのかと思ったがそういうわけではないらしい。

なぜだろう。自費自弁で命をかけて自国と関係ない他国への侵略と戦うわけだ。
褒め称えるべきではないのか?

大好きな欧米だと義勇兵が現れるし、褒められる

一部の国は自国民の自発的参戦を全面許容し同盟軍なく単独でロシアの大軍と対抗しているウクライナを支援している。

英日刊紙インディペンデントは1日、各国から特殊部隊、参戦勇士、消防官出身のベテランを含め平凡な大学生から会社員までウクライナ国境を越え対ロシア戦闘に相次ぎ合流していると伝えた。彼らは海外在住ウクライナ人ではない外国人で、「ウクライナの残酷な写真と動画を見て助けるべきだと思った」とし、自費で武器を購入して旅行経費を調達しウクライナ最前線へ向かっている。

スペイン内戦やらなんやらのようにこうなるわけである。普通に。

ガーディアンは「主権国家が外国人の参戦を訴えたのは現代戦では前例がない。1936年のスペイン内戦を連想させる」と伝えた。スペイン内戦当時、ヒトラーとムッソリーニの支援を受けるファシズム性向のフランコ軍に対抗した共和派人民政府を助けるため53カ国から3万5000人が自発的に参戦した。

現代戦≒同盟ありの総力戦では例がないだけのような気がする。むしろタリバンはイスラムの義勇軍のような。弱い弱い側が呼ぶものだろな。

大義のために死ぬのがグローバルスタンダード

国際義勇軍募集が伝えられた翌日の先月28日、ウクライナの国防次官はソーシャルメディアに「数千人がウクライナ参戦を志願した」と投稿した。インディペンデントによると、カナダ出身の退役軍人でもある元消防官はウクライナ戦争に参戦するため自身のバイクを1万1000ドルで処分した。カナダのコメディアンであるアンソニー・ウォーカーは「私はウクライナ人ではない。だが同じ人間だ」としてウクライナに向かった。米カリフォルニア出身の米空軍退役軍人は「たとえそこで死んでも、私が信じる大義のためになるだろう」としながら自動車を売り武器とウクライナ行きチケットを買うと明らかにした。

出羽守が心から愛する北欧、英国も喜んで義勇兵出国を許容するわけである

欧州の複数の国は自国民の対ロシア戦争参加を支持し出国を許容した。ラトビア議会は先月28日、欧州で最初に自国民のウクライナ参戦を許容する案を満場一致で可決した。英国とデンマークも自国内のウクライナ人だけでなく、自国民がロシアと戦うためにウクライナに出国できるようにした。英国のトラス外相は「この戦争は民主主義のための戦いであり、決定は国民の役割」と話した。デンマークのフレデリクセン首相も「紛争解決に直接寄与できると考える人は(参戦を)選択できる」とした。

というふうに出国を許可するわけである。
しかしここを見てサヨク様が褒めない理由に気づいたのである。

サヨク様の理想はプロレタリアート独裁で自由と民主主義の虐殺だったわ

民主主義のために戦う左翼がいるわけがないのである。彼らは日本でプロレタリアート独裁をやり、自分たちが認定した人類の戦犯ネトウヨを殺すために戦ってるわけで、むしろマルクス・レーニンの本流たる独裁主義ロシアこそ正義。
なので民主主義国家は圧殺すべき対象なのだ。
そりゃ権威主義体制国家に対抗して民主主義を守ろうとする義勇軍は敵だね。

あいつらその場その場でキレイ事言ってリベラル(笑)の皮被ってるだけだったの忘れてたわ。
反省反省。どっとはらい。

安全保障となると中央日報のほうが日本のサヨクよりマシなわけである

現在米国と西側諸国はウクライナに侵攻したロシアをより強く糾弾し前例のない制裁を加えているが、軍事的介入には線を引いている。米国とウクライナは相互防衛条約など米軍の自動参戦を約束した装置がない。北大西洋条約機構(NATO)にも加盟しておらず、NATO軍もやはり乗り出すことはできない。ウクライナを軍事的に助ける方法は韓国戦争(朝鮮戦争)当時のように国連軍を構成することだけだが、国連安保理常任理事国であるロシアが戦争に出ているだけに安保理次元での議論すら容易ではない。ロシアの大軍に加えベラルーシの参戦の可能性まで予告された状況で、単独で抵抗するウクライナとしては外国人の自発的参戦を訴えるのが味方を確保する唯一の方法ということだ。

現実的な認識である。

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