我が家のような貧困世帯の週末の過ごし方
俺の銀行口座にはろくにお金がないので貧困である。
俺が左なら社会運動家になってアレコレ金をよこせと喚き散らすところであるが、わしなりに独立自尊していくつもりなのでそういうことはしない。
自転車特訓
今日は朝から子狸二匹ともどこか連れてけと喚くので、マンションの敷地内で自転車の練習をすることにした。
上の子はもう万全である。
去年の冬までは補助輪外して乗らせれば怖い怖い喚き散らすわ、補助の手を離すとできないできない泣き喚いていたが、なだめすかしつつ、練習をたくさんしてやった。(嫁たぬきは運動が苦手だからとなにもしない)
できるようになったら私もう簡単。私が努力したから!弟におしえてやるんだ!と威張っている。恩知らずというやつだ。
下の子狸もケッターサイクルで足がパーにできるようになり、少なくとも三輪車はこげていたので4歳で補助輪外してみた。
やはり足をパーにしつつ、進むことを覚えているのでベクトルを体感しているようで体幹がうまく使えていた。
無事に補助輪はずして漕ぎながら30秒くらいは進めるようになっている。
余所見をするのでヘルプはいるが、この調子ならあと数ヶ月もせずに出かけられるようになるだろう。
そうすると最寄りのプールにチャリで行けるようになり、土日は自治体プールということになろう。
貧困生活でも週1000円くらいはプール代に出せる。
とか考えながらこがせてると下の子狸急にブレーキを掛けてコケてた。
なんじゃと思うと
果物狩
マンションの敷地のヤマモモが実を山のように落としていた。これを下の子狸が目ざとく見つけたのだ。
たぬきらしく二匹が前かごに餌を山のように集めていると、同じマンション同じ保育園の子も来て、ヤマモモ拾い祭りが始まった。
数十個拾ったところで次に梅の実が落ちてるのにも気づき、拾い出したが上の子狸アリがついてると放り投げた。
仕方ないので樹上の実を取り、渡してやった。
6つほど拾い、摘んだ。
蝶々と戯れる
弱ったちょうちょが地面に止まっていたのを下の子狸が見つけて、触ってみたりしてた。
Googleレンズで調べるとヒメアカタテハだった。
いまは本当に楽だが、図鑑を広げに図書館行ってもよかった気がする。
シロップ作り
とかなんとかやってると昼になったので部屋に帰り、ヤマモモと梅を水につけ、シロップ作りの準備をした。
グラニュー糖を買ってくればとりあえず実験はできる。
おかいものパンダのような思い出になってほしい。
手仕事をすることのほうが早期の勉強より大事だと思う(なお幼かった自分の気持としてはもっと早期教育してくれだった気もするから人によるか)
体験の貧困
貧困家庭なので、ろくな体験をさせてやれなくて困る。
車もない貧困なのでハードオフでテントとか買ってこういうキャンプ場でキャンプしてやろうとも思う。
キャンプやら体験そんなにさせたきゃボーイスカウト、ガールスカウトに入れろよ。あれこそ中間集団そのものなんだから。こども家庭庁とか出てくるな。
といういつもの話になった。