松本人志引退への道について思うこと。島田紳助、上岡龍太郎
松本人志がまあ引退するような流れである。
30年牛耳って来たお笑い界も、いまのキャンセルカルチャーには勝てない。
グラデーションレイプ()には勝てない。
オンナコドモには判断能力がないのだ。
水曜日のダウンタウンで、ドッキリとしてそういうパーテーを流してたがあれがそのまま繰り広げられていたのだろう。
その中で次も来たら仕事あるよ?みたいな誘い方をされて、怪しいし怖いからいかなかったという者がいた。
あのこは判断力があった。自分には芸能としての商品価値があるかは怪しいが性的な価値があることを理解しており、その価値を使うことを断った。
それに引き換え、
若い女が、日本一の芸人がいるホテルの飲み会に誘われて、お酒を飲むだけで帰れると考える。
それはそれは素晴らしい事理弁識能力である。
いやそんなことはない。若い女の子はそれだけで価値があるのよ。スイートでとても高いお酒を飲ませてもらって、指一本触れないで帰らせるのが大人の男よ。っていうのはもうなんかきれいごとが過ぎる。
いや若くなくても女には価値がある!60歳の女の子をホテルのスイートに呼んで飲み会すべきよ!というのもまあ。
それはさておき。
性加害!と言われるともうこの国では表舞台に立てないようではある。
その一方で玄人の筋は、規制がかかっていくわけで。
女の子の同意をマストで取れ。とはいえその同意はその時の瞬間的な気分だから後で撤回してやっぱり性加害だわって言っていいよ。それは証拠とかいらないからね。ってのはなかなか人権とは遠いところにある。
女とのワンチャンが消えて、女の価値があがっていくか、男は二次元やらに逃げるかは神のみぞ知るところである。
さて、題名の芸人たちは引退をしていった人たちである。
紳助は2011年くらい、上岡龍太郎は2000年。
弟子と師匠というわけでもないが、強い影響を受けたというエピソード枚挙にいとまがない。
上岡龍太郎以外は不祥事で追い出された。
とはいえ、ヤクザとの付き合いでアウト!ってなると美空ひばりはどないやねんとなるし、エロいことで問題なら古い映画スターはそんな話だらけで。
衣食足りて礼節を知ったのか、ツイッタランドというアホの声可視化装置が悪いのか。
昭和は雑多で勢いがあったんだろう。
とはいえわしのような喫煙もしない、酒も飲まない人間には昭和は生きづらい。タバコもどこでも吸えて、飲み会は毎日。平成でも会社が悪くて飲み会ばかりだった。
令和はそのようなものは全てなく、きれいな世界であろうとしている。
なんかナウシカ最終巻のセリフを思い出すことしきり。