あさもはよから巣作りに精を出すこだぬきにひき

あさもはよからお部屋の片付けをしろと言ってるのに巣作りに精を出している。

マットレスをひっくりかえし、子供用布団で屋根を作り、段ボールで塀を作り、ぬいぐるみを周りに配置している。

多分夢の国の夢のお城にいるんだろう。

世が世なら、散らかすな!布団でホコリが立つ!押し入れから引っ張り出すなとひっぱたいておしまいだったろう。

というかわしも巣作りしたら怒られた。

それに引き換えこのご時世ではタヌキたちの理由のわからんマジナイを放置するのがモンテッソーリだののびのびとした暮らしだの言うわけである。

とはいえ世の中移り変わる中本能を充足させるのは大事な気もするし、基準は移り変わる。
人間は万物の尺度。

明治の江戸人「最近のガキは四書五経を素読もしないとは何事だ。小説なんぞ読んでケシカラン」

戦前昭和の明治人「最近のガキは夏目やら幸田露伴の小説も読まん。わけのわからん低俗な冒険小説やら雑誌なんぞよみおって」

戦後の戦前生まれ「最近のガキは小説も雑誌も読まない。漫画ばかり読みやがる。手塚治虫は焚書じゃ」

団塊「最近のガキは漫画も読まない。アニメばっかり見やがって。ロボットプロレスなんか子供だましだろ」

団塊ジュニア「最近のガキはアニメも見ない。スマホばかり見てやがる。クラナドは人生」

ワシ「最近のガキは5歳で水曜日の以下略」

まあ大体こんな感じだからあまり考えすぎないのが正解かもしれん。

とりあえずこの正月ゆっくり部屋片付というかおもちゃ捨てよ。

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