読売新聞記者記事は掘り下げが足りなさすぎるーイスラム教が社会に根付いていると出生率が高い?ニジェールの大学進学率は?

ニジェールは、女性1人が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率が6・8(2019年)で、世界で最も人口増加が著しい。働く女性が「キャリアか、出産か」で迷う声はほとんど聞かれない。子供を幸福と富の象徴とみなす、イスラム教の伝統的な価値観が社会に根付いているからだ。

イスラム教が徹底してるサウジアラビアの出生率がこちら

2020年には2.2だ。

1981には7だったのに。

インドネシアも2.2。マレーシアは2を切った。

カタールなどの中東でもまだ寛容なイスラム教国は2を切ってる。

イランでさえ2だ。あれだけイスラム回帰してるトルコでも2。

イスラム教が根付いてるから出生率高い!では、これと整合性が取れないだろう。

イスラム教の価値観が根付いてようが、豊かになれば、特に初婚年齢が上がれば出生率は下がるのだ。 

ニジェール一人あたりgdpは600ドル

イランでさえ2000ドルはある。
トルコは8000ドルだ。

マレーシアは1万ドル。

イスラム教国でも中東、西アジア、南アジアどこもかしこも出生率は2だ。
戦乱のイラクは3あるが。

イスラム教だから出生率高いはちょっと考察がたりなさすぎやしませんか?

なおニジェールの大学進学率は男子3%未満、女子1%未満。

そんなスーパーエリートの話を持ってきてどうするの?

どうにもうっすいうっすい。

ニジェールの児童婚

娘の結婚は扶養家族の削減につながる。また、花嫁は若いほど価値があり、牛やラクダなどの結納品が豪華になるという。
ザンデール州の児童婚> 州の2012年の統計によると、女性の結婚平均年齢は15・4歳で、8・5人という高い合計特殊出生率が人口爆発を生んでいる。国連児童基金(ユニセフ)によると、18歳で結婚している割合は、教育を受けてない女性が81%に対し、中学以上を出た女性は17%。州統計局は「多くの少女は結婚以外の人生の選択肢を知らない。児童婚の減少には女子の教育が欠かせない」と指摘している。

この程度の進学率と初婚時期よ?

そして、子供を産まない女は無価値

 「女は結婚しなければ無価値」「女は年を取ると男を誘うようになる」。家事、育児をしない農村の男性たちは口々に言う。少女の貞操を守る建前で、実際は口減らしと「高く売る」ために若く嫁がせ、家事労働に従事させる。この「因習」を変えない限り、児童婚は減らない。
ファチマ・バハラズ(15)がやって来た。結婚して半年。随分大人びて見える。
 「食べ物に困っている。食べ物を買う金が欲しい」。正確な年も知らない夫は、年間三、四カ月の農作業以外、何もしない。体調が悪い時、性行為を断ると、背中を殴られた。親にも友達にも話せない。
 結婚生活は幸せか。ファチマは「言いたくない」とうつむいた。村の中で高等教育を受けた女性を見たことがないファチマ。「高校、大学って何?」と、不思議そうな顔をした。

スーパーエリートの大家族と、こういう村の因習に縛られた児童婚の子供の数をきちんと比べてみたらどうだろう?

「学部生ではさすがに多数派ではないが、修士課程は6割、博士課程の女性はほぼ全員がママ」。そう語るビンタ・モディ・マイギゾさん(31)も環境科学の博士を目指しながら、0~7歳の3人を育てる母親だ。

だいたいここでおかしいと思わんかね?
出生率7の国でエリート女性は3しか生んでないんだぞ。

23歳で結婚してるエリートと14歳で結婚してる農村。どちらが多数派で、どちらがニジェールの実態だろう?

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