高いモラルやら期待を持ちつつ、コスパを最優先させるとどうなるかー韓国こそ見本
答えは結婚などはせずに俺が末代をやるわけである。
高いモラルで子供には自分よりいい暮らしをとか考えたり、より良い暮らしを模索したり先のことを考えたりしたら、子供を作るのは合理的ではない。
この状況だと男はもう何もすることはない。
韓国のあの軍隊式な財閥企業で働きつつ、家庭に献身的になることは無理だろう。
日本の高度成長期も軍隊的なモーレツさと家庭への献身など不可能だったろう。
これだけやってソウル大でてもサムスン含めた財閥に入れなければ意味がないのだ。
だから医学部に行く。
日本で言えば東大の価値がなくなった状況と見て良い。
医学部に行くことで特権を得られるのは日本も同じだが、まだ韓国ほど進んでいない。東大にまだ幻想があるのだ。
このような素晴らしい競争社会で、我が家より、他人がすこし多めに教育費を出している状況で平然としていられるのは狂人の一種である。
この競争が狂気といえど、周りが平然と狂気をしている中で正気を保つこともまた狂気である。
この競争社会で子供を数人持つというのは、次世代の競争に負けることと同義である。投下資本が一人頭で大幅に劣る。学歴が低ければ得られるリターンが少なくなるとなれば、その世代で詰みだ。
こういう先を見ていく社会で子供は増えない。
クルド人のような先のことなど考えず今しか見ない部族社会でなくば高い出生率は実現できない。
資本主義は子供を愛情の対象から投資商品へと変えていく。
もちろん親は愛情がゆえにやっとるのだが、実際のところは資本主義社会でリターンを得るためにやらせているのだ。
この資本主義というのはよくできている幻想なのだが、まあそれを語ると紙面が足りない。
とりあえず韓国の話である。
こういう日本の倍以上の競争社会で出生率を増やすのは不可能である。
金を稼ぐのに学歴は不要という真実に気づくところから始めるべきだと思う。
そして体を使って稼ぎつつ、親の住まいを借りて無用の費えを減らし、早めに資本を貯めるのである。
それにつきる。
貯金ではなく投資をせねばならん。天才の技から金を分けてもらえるのだから。
というわけで、我が家は教育投資はせずゆく。ただまあもちろん孟母断機ということもあるし、門前の小僧ということもあるので、
自治体の芸術教室に行かせたりはしとるがこれも格安である。
なんか、今日は箱を作ってきた。えらいえらい。
また話がそれたが少子化対策に税金で教育費を減らしても赤の女王と同じでその分家庭支出から教育費を増やすだけで全く意味がない。
本当に教育産業への補助金みたいな政策はやめるべきだ。