韓国の進むべき道は、より一層の学歴社会。有名大学に入ることが目的化することが豊かにする

経済協力開発機構(OECD)の「韓国経済報告書」に登場した。名門大学進学や大企業正社員としての就職に執着し、とてつもない努力をしてこれに成功すれば、実際に大きな利益が得られる韓国的な現象を「黄金チケット・シンドローム(症候群)」と表現したのだ。

これでこそ人口問題を解決できるというものだ。また人生設計が簡単になる。
韓国の出生率が0.5きるのも遠くない
受験黄金チケットを得るため子供が死ぬか精神疾患持つほど追い込むことも大変望ましい。
こういうのが増えれば増えるほど科挙のようになっていくだろうし、国力を削ぎ落とす。

有名大学に入ること、そしてそこからしか財閥含む優良企業に入れない仕組みを韓国はより磨くべきである。ありがたやありがたや。

名門大学卒という学歴などの「看板」に対する韓国人の執着は世界最高レベルだ。学歴がもたらす利益はそれほどまで大きいということなのだろうか。大学学部の卒業証書が気に入らなければ、学歴のアップグレードだけを目的に大学院に行く人も少なくない。

学歴ロンダリングも盛んでよろしい。能力の不足は学歴の看板で補うべきだ。こうすることで大学院では学ぶ必要もない。ただ、学部卒のゴミ大学の履歴を消すことができれば良い。
日本でもよく居る。三流地方大から早慶院や早慶から東大院。大学の学部を書かず、院の名前だけ書いてるやつは信用しない。
これライフハック。

出身校にこだわるのは韓国だけではない。先日死去した京セラ創業者・稲盛和夫氏の原則は「新製品のアイデアは早稲田大学、営業戦略は地方大学、問題把握は東京大学出身者がうまい」というものだったそうだ。米国もアイビー・リーグと呼ばれる8つの名門大学出身者なら得をする。しかし、韓国のように名門大学の卒業証書が人生全体を変える「黄金チケット」だと信じ、命懸けで入ろうとする風潮の社会はあまりない。

鹿児島大学卒の稲盛和夫がこういうのも不思議なものだがある程度の類型化や能力の簡単な把握に学歴を用いるのはやむを得ない。
パターン認識や情報分析処理能力と仕事の能力はある程度の相関がある。

それにしてもこういう韓国の学歴がなければ全てがない風潮は素晴らしい。

学歴だけではない。入学試験の合格証は一度手にすれば一生食べていける黄金チケットだと言われる。医師や弁護士など、敷居を高くして利益を最大限得ようという専門職は一つや二つではない。親は黄金チケットを子どもにつかませようと、あらゆる犠牲を払う。これこそ「少子化を招く社会」ではないのか。

この調子で黄金チケットなしでは生きてはいけない社会を韓国はより推進していただきたい。これでこそ韓国の少子化が進み、日本のメリット、日本を豊かにするというものだ。また、製造業や職人芸への進路もなくなり、より一層チキン屋が流行ってくれよう。

こういう科挙みたいなことは、大家族かつ村落派閥があってこそ成立するのであって、すべて解体した現代核家族でやると再生産が不可能になる。
ぜひ中国、韓国もシンガポールも香港もこの道をひた走ってくれ。

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