憲法九条に基づく自衛隊廃止、日米安全保障条約破棄を叫ぶ共産党、立憲民主党の言うことを聞くとこうなる
北朝鮮の非核化にとっても悪い先例になりかねない。ソ連核兵器を5000発以上受けたウクライナは、脱冷戦後、ブダペスト条約(1994年)で非核化する代わりに安全保障を約束された。ところが、核兵器がない今、ロシアの侵攻を受けたのだ。これを見守る北朝鮮が一層核保有に執着するのではないかと心配だ。
2014年にロシアにクリミア半島を奪われた。そのため、最近、安全確保のためにNATO加入を試みたことから、ロシアが再び侵攻したのだ。しかし、米国やドイツなどの軍事力支援は制限的だ。
憲法九条じみたブダペスト合意は踏みにじられ。
核兵器も通常戦力も大幅削減し、集団的自衛権≒軍事同盟もなく、国際社会が許さない!と叫んだところで。
韓国さんでも分かる。
強大国に囲まれたウクライナの地政学的リスクは、韓国の立場に似ている。ウクライナ事態を他山の石とし、堅固な韓米同盟を基盤に安保に隙のないようにしなければならない。
助けるわけではない。ただ自国のみを守るだけだ。そのためには集団的自衛権を頼りにし、核の傘を縁にする。
ペロポネソス戦争と変わらず。
メーロスの高官は、アテナイとスパルタの間での中立を望み、理性と正義を訴え、攻撃が神や人民を怒らせ、スパルタ軍の介入を引き起こすだろうと申し立てます。しかし、アテナイ使節は、「強者と弱者の間では、強きがいかに大をなし得るか、弱きがいかに小なる譲歩をもって脱し得るか、その可能性しか問題とはなり得ない」と一蹴します。
それでも、メーロス側は説得に努めます。降伏して奴隷になるか、抵抗して滅びるかの選択を迫られる中で、最後にメーロス代表は言います。「七百年の歴史を持つこのポリスから、一刻たりとも自由を剥奪する意思はない。…スパルタの加勢のあらんことを頼みに、国運安泰に尽くしたい」。こう返答して、アテナイ側に平和条約締結と軍の撤退を申し入れたのです。
アテナイ使節は、「スパルタや、運や希望を信じて何もかも賭けて疑わぬとあれば、何もかも失ってしまうのも止むを得まい」と述べて、城攻めを続けました。そして、とうとうスパルタ軍は来ませんでした。メーロスはついに降伏し、メーロス人成年男子全員が死刑に処され、婦女子、子どもらは奴隷にされました。
結局こうなる。同盟もなく、非武装化し、国際社会の公正と信義に頼っても助けは来ない。
国連安保理の理事会議事国はどーこだ。
安保理の議長国を務めるロシアのネベンジャ国連大使は「ウクライナ軍が東部地域で軍事活動を激化させたことで、多くの女性や子どもの命が脅かされてきた。われわれの決定は住民を保護するためのものだ」と述べ、プーチン大統領の決定を正当化しました。
そして「欧米こそロシアによるウクライナ侵攻が差し迫っていると根拠のないパニックをあおり、武器や部隊を送っている」と欧米側の対応を厳しく非難し、双方の応酬となりました。
憤りを覚えたら世界は変わるの?共産党は暴力革命戦士なのに?