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自分にプレッシャーをかけてるひとり起業家さん、そうあなたに読んで欲しいです
イラストレーター・Canvaデザインのあお たくみです。やることの多いひとり起業家さんをデザインでサポートしています。
「やりたいこと」と、それに関連する「やるべきこと」に追われ、頑張ろうとするんだけど動きが鈍くなったり、「やりたくない…」と思ってしまうこと、ありますよね。
そんな状況を打破しながら「自分が本当にやりたいこと」に取り組むにはどうしたらいいだろう?
私はメンタル分野を勉強することが好きなので、本を読んだり誰かのブログ記事から納得のいく対処法を探してきました。
その一つに「やりたくないことをやめる」というのがあります。
この考え方には「おぉ、なるほど!」と、一瞬は思うのですが、5秒後にはまた「やるべきこと」を目の前に頭を抱えることになりました。
やりたくないことをやめるのもすっごく大事な気づきですが、いきなり「やりたくないことをやめる」のは難しく、その前段階の考え方があるように思います。(慣らしが必要)
今回は、あんなこんなな日々を繰り返し、「やりたいこと」と、それに関連する「やるべきこと」に追われがちの私が「これだ!」と効果を感じた考え方を3つピックアップしてみます。
3つの共通点ともいえるメインの考え方は、
『行動を加速させて結果を早く手に入れようとするのではなくて、心に不要な乱れを起こさず淡々と存在する』です。
浮き沈みすることを相手にしない
長らく勘違いしていました。
毎日、気持ちや自分の状態って変わるけれど、優秀な人?とか幸せな人?はそんなことはなく、常に安定した状態で生きてらっしゃると思っていました。(そう見えません?)
いつも穏やかで、冷静で、なにか不本意なことが起こってもさらりとかわしてしまう。そんな姿に憧れて、「私もそうなろう」と心に誓い、
状態がアップダウンするたびに、そんな自分を律して調整をはかっていたんです。
状態のバロメーターみたいなものを想像して、真ん中にはバーがあってそこから大きくはみ出したら慌てて真ん中に戻そうとする感じ。上がっている時は何もしないのだけど、下がった時は大慌てでまた上げようと躍起になる。
毎日こんな感じで浮き沈みに対処しようとしていた頃の私はヘトヘトでした。
気持ちの安定を求めるばかりに、逆に乱れてましたね。
これを何年も続けて気づいたのは、浮き沈みを相手にしてはダメだということ。そもそも、
人間の状態は一定ではない。
すごく当たり前に聞こえるけど、なんか素敵な人が安定しているのを見ると、思い違いしやすい部分なのかなって思います。
じゃあ沈んでいる時はどうするんですか?と言うと、なにもしない。です。相手にしないということは対処しようとしないということになります。
これって勇気いりますよね。このまま永遠に浮上することがなかったら?と、恐ろしくなってしまうのも分かります。
怖いからこそ、そこに対処するべく何かをしたくなるわけなので、「なにもしない」ってことでより不安を感じたり、怒りを感じる方もいるかもしれません。
なのでこれは、実験してみるしかないのかなぁと思います。
私は、浮上しようと試みた時と、試みず放っておいた時の違いを比べることができるほど、何回も同じことを繰り返したので(!)、自分の中に確信があります。
放っておいた時の方が、圧倒的に新しいひらめきが起きたり、良い方に流れていけます。
「うわーっ!きたー」と思っても、待つ。
「オッケー」と許容すると、ふわっとニュートラルな状態になったりします。待てるようになる自分もなかなか愛おしいものです。
いつも浮上しようとジタバタしているよ!という方がいたら、逆バージョンも試してみてください。
ハードルを下げる
私自身、自分に期待しすぎてしまいがちです。
英語を勉強していた時は、あれもこれもと大量の参考書を購入していたし、
毎年ほとんど書かないのに、10月頃に「来年こそはきっと書く」と思って手帳の購入を検討してしまうし。
これの延長なのだと思うのですが、一日でやること、一週間でやることに対しても大きくでてしまう。
「このくらいできる」そう思って計画を立てるも半分もできずに落ち込む。
これこそ無駄に自分を乱しています。笑
なので、あがりすぎたハードルをとにかく下げることを意識しています。
意識的にハードルを下げてみると、心理的なプレッシャーから解放されて思いのほかさくさく進んだりするので、心理的なプレッシャーはかなり影響していると思います。
学生の頃テニスをしていたんですが、テニスはほぼメンタルスポーツだったなぁと。
相手が強いと思うと足も手も動きがカクカクして、パフォーマンスがだだ下がりしていたのですが、当たって砕けろという気持ちでいればいつも以上の球を打ち返せたりしていました。
朝起きて、夜布団に入れたら大成功!
このくらいハードルを下げてもいいんじゃないかと思います。
とにかく自分で自分にプレッシャーをかけるのはあまり役立たないので。
一緒にビジネスをしている妹とは、"一日5ミリ”というLINEグループを作り、ハードルを上げすぎていないかお互いにチェックしあっています。
紙に書き出す
人間は半端ない数を思考していると言われていますし、実際に次々と色々な思考がやってきて、頭を占領していると自覚がある人も多いと思います。
頭の中がごちゃごちゃしていると今必要のないことまでもどんどん入ってきて、こんがらがっていく一方です。
頭の中だけですべてを整理し体系立てていくなんて不可能!
紙に書くしかない!
自分の気持ちや今感じていること、気になっていることなども文字にしてみると俯瞰できます。
仕事においてもハードルを下げるために、今日はこれだけやろうといった感じで、紙に書いて終わったら消していく方法をとっています。
ハードルを下げるという点で、「やりたいこと」と、それに関連する「やるべきこと」に追われている時は、ただのメモにならないよう工夫をしています。
その工夫とは、やることにまつわる前後の行動まで書くということ。
例えばCanvaで画像を作成するというタスクがあったとしたら、
・画像作成
と、書くと思います。
ただ、実際やることはこれだけではなくて、
・画像を作成するのに必要な要素を見るにはGoogleドライブにあるファイルを開く必要がある
・そして、作成が終わったら〇〇さんに連絡する必要がある
一つの作業を完結するまでに必要な細々した動きも書いておきます。
細かく書けば書くほど、余計なことを考える隙を与えずに済みます。
それに、「思い出そうとする」という行為は、エネルギーを激しく消耗させる気がします。
「あ、そうだった!」って思い出す時にじわーっと広がる謎の「しまった感」。嫌です。思い出せたから万々歳なのにっ
なので、あらかじめ書いておくことで省エネしています。
起業って思いのほか地味
これまた勘違いしていたのですが、起業したらなんとなく日々の充実度が増すと思っていました。
たしかに全体的な充実度は増しましたが、日常はフツーに地味。
その日常も自分のメンタルと向き合うことが多かったりして結構大変。
だけど、日常こそ変に自分にプレッシャーをかけず、好きなように生きることに徹したいなと今は思っています。
なにかをやろうとすると、どうしても上手くやらなきゃって気持ちになることありませんか?
そんなときは、試してみように言い換えるといいかもしれません。
今日はインスタ投稿のストーリーやろうじゃなくて、ストーリー試してみよう。といった感じで。
人生は実験の連続と思うと私はすごく気が楽です。
浮き沈みを相手にせず、ハードルを上げすぎず、紙に書きだして自分の素直な気持ちと共に在る。
もちろん成果を諦めるとかではありません。果物の木が実をつけるのに時間がかかるのと同じように成果がでるのにもある程度時間がかかるもの。
その間の過ごし方、在り方として、自分で自分を追い詰める必要はないよねと言う話でした。ほどよいプレッシャーは刺激にはなると思いますが、気づかぬうちに大きなストレスに変貌して自分で自分を潰してしまうことがないように。
行動を加速させて結果を早く手に入れたいときこそ、自分で自分の心に不要な乱れを起こさないこと。火に油を注がない❤
・浮き沈みを相手にしない
・上げすぎたハードルを下げる
・紙に書く
ピンときたものがあったらぜひ参考にしてみてください^^