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ふつか組.inc、長尺ライブ大成功!大塚SGPでプレシャスな夏の幕開け

ふつか組.incが2017年6月のFOXY GIRLS PARTY以来、約2年振りとなる30分長尺ライブを披露。観客をでんぱ組とふつか組のファンで埋め尽くし、充実の出演パフォーマンスを繰り広げた。


大塚Deepaで行われるイベント「Sweet Girls Party」は、フリコピ(カバーユニット)を中心に、一日を通して数多くのグループがパフォーマンスを披露。この日のスケジュールはふつか組.incのみ長尺枠となった。

今回特に動員に力を入れたこのライブは、数十分も前からふつか組ファンが観客エリアに集まり、大歓声の中で華やかに幕を開ける。本家でんぱ組のメンバー名を綴るオープニングアクトで暗めの照明から各メンバーがステージに登場し、誰もが予想しなかったフォーメーションに入る。衝撃の「プレシャスサマー!」である。どれほどの方がこの開幕展開を予測できただろうか。最上もがと夢眠ねむがいる時代の構成を継続しているふつか組が一曲目から新体制でんぱ組の最新サマーナンバーを披露。もが・ぺろ・ねむ・ねものそれぞれのハイブリットを実現させ、パラレルな世界線という好調の掴みからステージは早くも最高潮の盛り上がりへ。

そしておなじみのメンバー挨拶を挟んで、今回はメンバー全員で考えた”最強のセットリスト”宣言をし、早くも2曲目に突入。

「でんぱれーどJAPAN」この曲はでんぱ組で藤咲彩音、最上もががでんぱ組.incに加入し6名体制となってからの初シングルであり、先ほどのプレシャスサマーからの時間軸を大幅にワープさせたナンバーである。これぞコスモツアーの計らいであろうか。古参ファンをはじめとした大歓喜のステージとなった。またグループの遍歴上、なぎちかとみんが含まれる当曲は過去の動画などでは一曲を通して観ることはできないため、新要素も存在していた。

続いては「でんでんぱっしょん」知名度トップクラスのナンバー。すでに宣言通り最強のセトリであることを確信。直近の肉フェスJCFで行った完璧な屋外パフォーマンスをサイリウム版でギャラリーを照らした。少々久しいまるきゅんのでんでんぱっしょんも輝きは健在。その後メンバーが振りかざしていたサイン入りの各サイリウムはサプライズとして観客の手に渡り歓喜を極めることとなる。

一度照明が静まり切なさと力強さ溢れるナンバーを迎える。「WWDBEST」この曲はでんぱ組でも大きな意味を成し、ふつか組も活動休止直前に行っていた曲である。ファンとしても少々覚悟を持って迎える心境なのだが彼女達の迷いのない力強さに会場は一つになる。

写真はサクラあっぱれーしょんから起用されている通称”仲良し満開ポーズ”。角度も相まってとても味のある一枚ではないだろうか。WWDBESTは各曲の様々な振り付けで構成されているため最も難易度の高い曲の一つである。しかし彼女達の練度は他でもない華麗なフォーメーションと踊りを見せつけた。2曲目3曲目の振り付けの一部を再度WWDBESTで味わいつつもプログラムはラストへ向かう。

「Future Diver」でんぱ組初の日本武道館公演のタイトルにもなったこの曲はでんぱ組の歴史深いナンバー。コールも最大ボリュームでライブハウスの隅まで響き届いた。(今回この曲のみ右マイクなのだが本当に器用に踊りこなしている。)でんぱ組の始まりの曲でもありライブではラストに行うことの多いこの曲はメンバーそれぞれの想いか詰まっており、安心感と切なさが衝突しながらも突き抜ける速度のまま全ステージプログラムを完走。大歓声に送られつつステージを後にした。

ふつか組.inc「☆Sweet Girls Party vol.41☆」
2019年7月28日(日) 大塚Deepa セットリスト
01. プレシャスサマー!
02. でんぱれーどJAPAN
03. でんぱっしょん
04. WWDBEST
05. Future Diver

物販タイムでは今回なぎちかとどっこいみさこにて暖かく対応いただき、ファンとの交流を深めた。初めての方も多く演者と観客の双方で喜び合う姿はとてもほほえましく尊いものである。ふつか組は営利的な活動ではないため実質物販は行ってはいないが今回のメンバーの衣装について紹介をさせていただきたい。

まずは、お気付きの方も多いと思いますが、でんぱ組には存在しない紫カラーのコスモツアー衣装。ふつか組は最上もが担当のあおが居続けているため、唯一無二のとても貴重な衣装である。

そしてもう一点が細部に至るこのオマージュ。”DMPA”が”FTKA”にアレンジされていたり、本家でんぱ組をリスペクトしている旨がインプリントされている。相変わらずセンスの良さを抜群に発揮している。

長尺だったこともあり、メンバーもファンも様々な想いが溢れて総括的なふつか組を堪能できた今回のライブ。有志で行っている活動のため、彼女たちがライブを行ってくれることは当然ながら当たり前のことではない。だからこそファンは一丸となって応援するということを実感できた。ふつか組の良さは多くの人に広がっても薄まらない。ある意味法則を捻じ曲げるチカラすら持っているように思える。だから常に新しい。
進化し続けるふつか組.incをこれからもあたたかく応援していきたい。

【写真協力】
ふつか組.inc様
SakuEri様
伽羅道様

<当日のライブ映像>


※ここからは超個人的なレポート(笑)

◆7/28に長尺のライブか行われていることを知り、何人かのでんぱ組の友人、ふつか組の友人に声をかけて一緒に行ける人を集ってみた。”すはだクラブ”でもふつかファンは隠れ含め少数名おり、結果計3名集たり当日を心待ちにしていた。
今回はお客さんも多く、話せる時間はないかもと思い手紙を書くにとにした。
生まれて初めてのファンレターである。(どうやって書くんだ。。)
メンバー全員に書こうとしていたので一週間前から一日一人書けば間に合うと概算していたが月末の仕事に追いやられ前日に全力を出しました笑
どっこい勢のびびあんくんとはライブの度、「当日現場で☆」みたいなDMをやり取りして楽しんでいる。
また、でんぱ組きっかけで知り合った地方の学生さんやすはだキッズとセトリの予想をしたりとこれもまた楽しい思い出となった。
予想の結果としては、バリ3、VANDA、おつかれサマーを入れていたりとハズレも多かったが鉄板どころはみんな割と正解していたようす。
(当然プレサマは誰も予想できずw)

◆そして当日を迎え、6人分の校正チェックを行い出発。
友人と待ち合わせをして、ライブハウスに向かったのだが、以前に比べて人が多い多い。ボーカロイドの方々が物販を行っておりそちらが大盛況。
中に入ると即効目に入りました大好きどっこい勢w
びびあんくん、はぐれさん、髪を切ったうさよしさんとわいわい挨拶をして、あっという間にふつか組の出番へ。
観客側の人の入れ替わりがあり前に行ったのだが一度冷静になる。
「今回俺はでヲタのフリコピを成す」そう思い出した私は初めての人に前を譲るように振り返り新規の方を見渡した。のだが。
きょろきょろしていたらびびあんくんが肩を掴んで最前(しかもほぼド真ん中w)に戻される。私はこの瞬間彼から「お前はここだろうが!」という以心を感じ取った。

◆そしてライブが始まる。とにかく始まる。やばい。
毎回緊張する。初めて直接見たWWDシリーズのライブを思い出すように。
そして本人が登場、映像で見るよりも「色が鮮やか」でこれは決していやらしい意味ではなく「立体的」だ。
正しいことを言えてないが、芸能人を目の前にしている感覚は確かにあり、それをちゃんと実感している。言葉にならない。「わぁ~」としか言えない。そんなこんなしていたらなにやら見覚えある(ない)フォーメーションが。絶対的「プレシャスサマー!」
当日中一番驚いた内容。一発目の新体制でんぱ曲。
色々と混乱しながらも曲のノリの乗って「すごい!すごい!」と高まっていった。そしてコスモツアーの衣装めちゃかわいい。
頭の中はあおちゃんとまるきゅんが新体制パートに取り組んでいった姿を想像したり、個々の心境を考えてみたりと処理は追いついていない。
その間も目の前にはプレシャスすぎるサマーは温度を上げて展開。
こうやってファンの予想を上回ってサプライズするところがさすがである。
曲が終わり「スゲー!!!・・・」と無意識に言い放っていた。
ただ、この感想がすべてでもある。

◆続いて「でんぱれーどJAPAN」。始まり方が大好きで私はライブで直接見るのは初めてだったのでテンションはMAXを迎えておりました。
ふつか組として前から踊っていた曲だが、なぎちーのでんぱれはフルで見たことがなく、みんごのでんぱれは動画にも存在しないため、新しい要素も存在していた。曲もノリもめっちゃ良いので純粋に楽しかった。動画にある巫女衣装とは異なり色鮮やかさも極まっていました。

◆続いて「でんでんぱっしょん」。ライブ仕様で本人達がつぶやくシーンがとても良い。そして青い照明から手元のサイリウムが光り安定感の高いパフォーマンスを披露。踊っているメンバーもとても楽しそう。
そして振り返ったときのどっこい勢のヲタ芸がすごいwww
びびあんくんの「引退してるけど全然いけるよ」感がすごかったwww
曲が終わり、メンバーが持っていたサイリウムが観客の手に渡り大盛り上がり、私は位置の関係でどっこいみさこちゃんから黄色いサイリウムをもらうことができた。しかもサイン入りだ。やばいぞ。感動してたらびびあんくんが横に来てくれて、「俺のも貸しますよ」って貸してくれダブルサイリウムになる笑

◆そして「WWDBEST」。これは思い入れが強すぎる。一度の休止前に取り組んでいた作品でもあり、動画撮影時に配信も行っていたりと涙なしには語れない曲である。ライブで踊るのはおそらく一年くらい前なのに完成度が落ちていない。動画撮影時に比べても表現力がめちゃ上がっていて、余裕も少しあって全体的に楽しく踊っていた。これは毎回精神ボロボロになって踊るでんぱ組も元気付けられるのではないだろうか。今は無き本物へのお手本になってしまうというとてつもないグループだ(褒めてる)。

◆ラストは「Future Diver」。実は休止前にライブで「WWDBEST」の後に踊っている曲。会場の端で泣きながら見たあのステージが復活する。セトリやっぱり最強すぎるわ。現メンバー6人になった時に動画化された曲。これを今回最後に持ってきた意味合いは一旦深く考えないとして、ただこの6人の概念は永遠だということを再認識した。

◆こうしてライブは大成功を収め「最高にすごかった」という気持ちで会場は一つになった。当然一言では語り切れずだがプレシャスサマーの驚きを地方の学生さん&すはだキッズに即レス。最高だった旨を伝えた。
そうこうしているウチに事前告知にあった物販タイムには参加しないメンバーがいることを思い出した。ファンレターを渡さねば。
しばらくしてメンバーがラウンジに来て少しだけお話するも、毎回なんだがうまく話せない。ただこれは仕方ない、人類みんなそうだ。
だから手紙に起こしたのだと言い聞かせて無事に渡すことができた☆(正直もう少し字を丁寧に書きたかった申し訳ない。)

◆時間も少し経って物販タイムに突入。
今回はなぎちーとどっこいみさこちゃんが交流タイムとして設けてくれて、「売るもん無いから話そうぜ!」的なノリでファンとの交流を深めていた。
なぎちーはお酒を片手に周りの緊張感を解き、みさこちゃんは持ち前の人見知り0能力で、二人は誰とでも明るく接していた。
ステージでのパフォーマンスが終わってから時間が経っていたものあり、一部のお客さんのみではあったが、私自身もファンの方と交流させてもらった。今回この記事の写真提供をしてくださったEriさんと光栄にも少しだけ話す機会があり、とても緊張してしまいましたが話せて嬉しかったです。あとライブには間に合わなかったようすのぽんちゃんとも話すことができてとても癒されましたw(地下アイドルの話など)
なんだかんだで私を中心に物販タイムを独占してしまったわけですが、その途中になぎみさの二人から今日来られなかった地元のとあるファンに動画を撮って送ろうという話をしてくれた。(大袈裟ではなくふつか組に元気付けられて人生をやり直し始めた子が地元にいる)
1分くらいのメッセージ動画が完成し、帰りの電車で本人に送ったら、泣いて喜んでいた。
「こーゆーのって結婚式とかに流れるムービーじゃん泣泣泣」
笑ってしまった。と同時にふつか組って本当に素晴らしい人達の集まりだなという尊い感情がまた一つ重なりました。

◆色んな想いがありますが今回はこのあたりで筆を置くことにいたします。
大変(大変)長くなりましたが、ありがとうござました☆
彼女たちはアイドルとは異なり、売れるために活動するのではなく、好きなことに突き進んで人生の思い出創りをしながら、またこれからの趣味の在り方を教えてくれるとても素敵な存在です。その背景に少しでも協力や応援ができるのなら、ファンとして最高の幸せです。

すはだクラブ アオタク

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