9/24 ロシアvsサモア 観戦記録
この試合を見れなかった全ての人に送ります(^-^)
スコア 『サモア34ーロシア9』
サモアが勝ち点最高の5点を獲得
↓試合のハイライト(J SPORTS さん)
・熊谷ラグビー場がめっちゃ綺麗!
W杯に向け1年前に改装されたばかりの熊谷ラグビー場にて日本同プールのロシアとサモアの1戦が行われた。筆者(埼玉県出身)の高校時代のラグビー部同期が観戦にいってたのですが「熊谷じゃないみたい笑」だそうです。
サモア代表は今大会初戦に対し、ロシア代表は先日、日本代表と激戦を演じたばかりの「中3日」という厳しい日程だった。キックオフ直前、満員の熊谷ラグビー場をサモア代表の「ウォークライ」(試合前に士気を上げる儀式)の「シバタウ」が沸かせた。
・試合の見所
試合の見所は、テストマッチでも1度もぶつかったことのない両者のラグビー スタイルの違いにあった。サモアは、「個」の力を生かすラグビー。一人でトライを取りきってしまうような走力、ステップワークに長けた選手が多く、DF面でもハードタックラーを数多く有している、「スピーディーで超攻撃型のチーム」である。一方ロシアは、体躯の大きいFWを活かした「組織的」なプレーをするチーム。キッキングゲームを得意とする「パワフルかつクールにエリアマネジメントをするチーム」である。さらにサモア戦のロシアは厳しい日程につきケガ人を出すことを避け、ペナルティーを貰えばベテランキッカー「ユーリ・クシュナリョフ」がすぐさまゴールを狙ってくるし、スローな展開ながらも敵陣に居続ける工夫のみられる、落ち着いた試合運びをしていた。
・前半戦
入りのサモアの動きは少しぎこちなく、それぞれ活きのいい歯車が微妙に噛み合っていないような印象だった。対するロシアはとても落ち着いていてた。
しかし先制はサモア。15分にSO「トゥシ・ピシ」とFB「ティム・ナナイ・ウィリアムズ」を起点にWTB「アラパティ・レイウア」(実況で”令和”って聞こえるから聞いてみて)がトライ。キックは不成功(この日キッカーの「トゥシ・ピシ」のキックは少し精彩を欠いていた)。サモア5-ロシア0。
ロシアはその後、SO「ユーリ・クシュナリョフ」がPG2本を成功させ、サモア5ーロシア6 で前半を折り返す。途中サモア代表がシンビン(10分間の退場、人数を増やす交代はできない)を2人だし、13人になる場面があったが、ロシアは横に展開するオプションを持っていなかったか…逆にハンドリングエラーがみられ、サモアDFが耐えきった。
・後半戦
開始4、5分のあたり、サモアのNO8「アファエセティティ・アモサ」が飛び込んでトライを取るも、ロシアの3番の選手より危険なタックルを受け負傷。ロシアの「ゴトフチェフ」はシンビンになる。(コンバージョンはミスピシ)。ロシアもすぐさま「ユーリ・クシュナリョフ」がドロップゴールを決め3点を返し、スコアをサモア10ーロシア9とする。(筆者、「ユーリィぃぃぃい」と叫ぶ)
しかしここからサモア劇場へのカウントダウンが始まった。ロシアがサモアに迫ったのもつかの間、すぐさまサモアボールのラインアウトモールより、HO「レイ・ニウイア」からWTB「エド・フィドウ」がパスを受けトライ。用意されていたスペシャルサインか?めちゃめちゃ喜ぶサモアのコーチ陣がカメラに抜かれる(息子が、かけっこでいちばんになった時のパパのようなはしゃぎ様!!やったね)。(キックは成功ピシ)。サモア22ーロシア9。
さらにサモアは後半23分、CTB「レイ・リーロー」がトライ。(キックはミスピシ)。サモア27ーロシア9。さらにさらに試合終了間際、WTB「アラパティ・レイウア」が自身2本目となるトライ。(キックはピシと交代したアラティム、外した?ミス?)。
サモア34ーロシア9で試合を終える。
・結びに…
ロシアは格上のサモア相手に身体をはりまくったナイスゲームでした。しかし後半ロシアの足が止まってくるとサモア劇場が幕を上げ、スピーディーで超攻撃的なラグビーにしてやられた印象でした。日本は逆にいかにサモアを勢いに乗せないかが大事になってくると思います。サモアのキッカーの少なさや、接点でファイトできる箇所、サモアに対し日本ができることはたくさんありますが、全て全力で戦ってくれたロシアのおかげで見えてきた所です。改めてナイスゲームを繰り広げた両者に感謝を込めて、ありがとうロシア、ありがとうサモア。
P.S. 僕はトゥシ・ピシが大好きです。サンウルブズの試合も生でよだれ垂らしながら見てました。頑張れ〜〜トゥシ・ピシ!みんな大好きトゥシ・ピシ!!
2019/9/25 青臭いぞ須山
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