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子供と遊ぶ時の服装は、なぜとっても大事なの?①
育児をする者にとって、子供との外遊びは日常のルーティンであり、「大きなストレスの根源」でもあると思います。(『育児をする者』って、ちょっとカッコいい。…のか?)
「この公園、もう飽きたなぁ…」
「遊具が危なくて付きっきりじゃないと怖い…」
「遊び方のバリエーションが底を尽きた…」
私は子供との関わりが好きで、教育関係の仕事にも就いていますが(勤続10年)それでも、「毎日、我が子と外で遊ぶ」ことに対しては、上記のような感情が生まれてきます。特に、私の子供達は今現在0.2.4歳。外に連れ出す必要がある、2.4歳の2人は、ちょうど良い具合に色々未熟です。
「怪我を防ぐ受け身が上手くとれない。」
「そもそも怪我の危険を察知して遊べない。」
「集団遊びが安定してできる訳ではない。」等々
できないことが多いと心配事も増えますよね。同じように悩んでるお母さん・お父さん、多いんじゃないかなぁ…と思います。だって、公園にいるお母さん・お父さんの目が、うつろなことうつろなこと……
まずは、外遊び用の服装を持つべし!
色々な心配ごとがありますが、それら一つ一つの全てを根本解決するのはかなり厳しそう。そこでまず提案したいのが上記の太字。つまり、
『服装』(大人側)
は大事だと思います!ということです。
時によって大人の服装は、子供の遊び方を縛ります。個人的にNGな服装は以下の2つ。
①汚れたらテンション下がる。
②動き辛い。 です。
以下、詳しい説明いきます。
①『汚れたらダメ』という縛りは、子供にも大人にも悲劇しか生まない!
自分の話になりますが、お気に入りのロングコートがあるんです。出先の空いた時間に、その服装のままで子供を公園で遊ばせたりするのですが、頭の片隅には、
「頼む!汚さないでくれぇ〜!」
「この服で、その汚い滑り台は無理!!」
「ね!もう帰ろ!ね!ね?」
というストレスの根源達が渦巻いてしまいます…ロングなコートなので、しゃがむだけで地面を「すすすっ」っと擦りますし、変な茂みの変な草とか、謎の手すりの謎の汚れとか、知らない少年の知らないボディタッチとか、四方八方が汚れの温床みたいに見えてくる始末。公園のお洒落なお父さん・お母さんも、きっと同じストレスを感じているのでは?と思ってしまいました。(私はお気に入りな服ってだけで、お洒落ではない。無念。)
当然ですが、そうなると
「〜しないで!」「〜してくれ!」
という子供コントロール欲求が増大する。そうなれば、もうその日の子供との遊びは楽しくありません。だって、子供がやることなすこと、私の怒りに触れる訳ですから…(ごめん。子供が泥だらけで遊びたいのは当たり前なのに…)
ということで、子供との楽しい時間を過ごすためには、
「子供の全ての状態を抱きしめられる服装でいること!」
が重要になってくるという結論になったのでした!教育関係の仕事中はそもそも洒落た服なんて着ないので、子育て中の自分のストレスが服装から来ているなんて、全くノーマークでした…。
②動き辛い服装では、大切な我が子を守れない。
私の好きな教育方針に、
「何故『転ばないように気を付けて!』なんて言うの?転ばなければ分からないことが沢山あるのに。」
というものがありますが、そのまま鵜呑みにすると危険であることも間違いありません。
子供には、転ばせて(=失敗させて)いいタイミング(子供の健康状態とその場の危険度、子供の受け身の能力などを考えて…)があると思っています。近所にある公園、その遊具が、我が子を転ばせても大丈夫なそれとは限らないですもんね。
つまり、未就学児や幼稚園児の多くの場合、大人のサポートが必要だったりします。そこで大切なのは、
大人が子供の遊び(特に『失敗』のこと。)に付き合えるか。大怪我や強い恐怖心に繋がるような失敗を抑えられるような動きができるか。(←ここの日本語まどろっこしい…)です。
それを可能にするには、親の運動神経や何だか色々な知識も必要かもしれません。でもその前に、咄嗟に動き、子供を追いかけ、落下地点に手を伸ばせるくらいの服装はマストです。草やぶを突き抜け、水溜りを踏み付け、地面に一緒になって転がれるような服装がマストです。それさえ準備できていれば、多くの公園で、子供が自分の思った通りの遊びをしていてもサポートがしやすいはずです。子供が自分の限界を自分で感じるまで、多少の危険な遊具遊びをサポートしてあげられるはずです。
親の服装次第で、子供の遊びに付き合える内容が変わる!
という訳で、我が子(公園で会った知らない子も)と『ごきげん』で過ごすための工夫、
「服装について」
でした。
おっと、と、では、
子供の服装にもストレスが隠れているのでは?
ということにもなりますよね?私の場合は、そこにも隠れてました。ストレス!
ですので、そちらについてはまた今度書いてみたいと思います。(あ〜、疲れた。でも、書けた。)
つづく。