自己の創作について薄暗い話

急に薄暗いことが書きたくなった。
ハナクソほじりながら。

左穴は結構ほじれたので、
これはイケるのでは、と思って、
右穴に指を突っ込んだら、
糸みたいなのしかほじれず、
期待させてんじゃねぇよ、と思った。

創作活動は期待すらさせてくれない。
めっきり一次通過すらしなくなってしまった。

厳密には、今年のステキブンゲイ大賞で、
一次通過していたけども、
最終選考発表まで同時発表なので、
同時に二次落選していた。

私の本気の作品、
【パンティ泥棒とブリーフ栽培による漫才】
という8万字の小説は一次落選だった。
そんなわけないだろ。

そんなわけないだろ、というのは、
自分の書いた小説のタイトルに対してです。
審査に不満はありません。

ツイッター(新・X)の公募用アカウントのほうで、
短歌賞を受賞した。これは嬉しかった。
今年に入って短歌は2回目の受賞だ。
2022年にビギナーズラックで1回受賞したけども、
そこから2年空いた。
この2年の間に何があったのか。

それは初心者用の短歌本を今年読んだ。
NHK短歌【シン・短歌入門 著:笹公人さん】のヤツだ。
1600円+税、定価でちゃんと本屋から買ってきたけども、
コンテスト受賞の賞金により、もう元が取れたので、お得だ。

小説も初心者用の本を読まないといけないのかもしれない。
読んだら受賞できるかもしれない。
でもどれを選んだらいいのか分からず、躊躇している。

めっちゃ初心者用のヤツ、誰か教えてください。

小説を読む冊数は少ないほうだと思う。
それがダメなんだと思う。
決して一切読まないわけじゃないけども、
それ以上に作ることが好きなのだ。

私が思うに、
400万字書けば誰でもプロになれるという言説は、
(まあ同時に1000万字読んでいると思いますので)
が付くんだと思う。

1000万字読んでいる人は、
400万字くらい書くよね、
みたいなところがあるんだと思う。

多分私は1000万字は読んでいないと思う。
100冊の小説は読んでいないと思う。生涯で。
ネット長文はだいぶ読んだけども。

ネット長文の文字数は多分加算しちゃいけないんだと思う。
お笑いの台本みたいな文章をいくら読んでも、
小説家にはなれないんだと思う。

私は読みが足りていないことは自覚している。
でもそれ以上に作ることが好きだ。
作ることが異常に好きだ。
今もこうやって文章を書いている。

【ギャグ小説日和 転校生 著:増田こうすけさん】は買った。
でもまだ最初の10行くらいしか読んでいない。
「面白そうだな」と思って、途中で辞めている。

【本所深川ふしぎ草紙 著:宮部みゆきさん】は3本読んだ。
短編なので、3本目で区切ってしまい、読めていない。

それ以上に、とにかく作ることが好きなのだ。
私のこの性は変えることができないと思う。
ろくに勉強しないまま、
「受賞できない、受賞できない」と、のたうち回るのだろう。

嫌だ。

受賞したい。

結局今年も受賞しないのかぁ、じゃぁないんだ。

本を出したい。
形にはこだわらない。
と言いつつ、自費出版は嫌だ。
お金はもらうものだ、払うものじゃない。
そもそも、
お金が無い。
私に自費出版できるようなお金は無い。
いや、
厳密にはあるけども、
どこかでは自分のチカラを入れて出版したい。
自費出版も
財力という自分のチカラを入れているとか言われたら、
しっとりと泣くしかないけども、
そういうことじゃないことは多分、
叩きたい人以外には分かることだと思う。
というか、
叩きたい人も理解しつつ、
あえてズラして叩いてくるだけだと思う。

受賞したい。

あぁ、受賞したい。

小説賞を受賞したい。
絵本テキストの賞でもいい。
短歌を出版できる賞でもいい。

とにかく本にしたい。
古い人間と言われてもいいから、
形のある本にしたい。

私はデジタルのガチャよりも、
デパートにあるガチャのほうが好きだ。
ぬいぐるみのヤツをたまにする。
全部揃えようとは思わない。
「私と出会った運命の一人とだけ一生仲良くする!」
という思いでガチャを回す。
と言いつつも、
たまにはどうしても欲しい、
ミツカンのポン酢ぬいぐるみが出るまで回して出なかったりする。

出ない。

一次通過者の欄に自分の名前が出ない。

謎解き要素入れれば良かったかなぁ。

もう料理+探偵で攻めるしかないかもしれない。
謎解き用の謎は意外と浮かぶ。
結構浮かぶようになってきた。

じゃあもうウケるために、料理+謎解きでいくか。
料理も好きだし、クイズも好きだし。

料理はインスタグラムのコンテストに投稿するくらい好き。
クイズはいつも家族と一緒にクイズ番組を見ている。
だから無理はしていない。

でも同時にクソみたいな小説も書きたい。
しかしながら予定表を見ると、クソを書く機会が無い。

まだアマチュアなんだからクソ書けばいいじゃん、って、
自分でも思うけども、まだアマチュアでいる自分が腹立たしい。

7年よ、もう創作を再開して7年よ。
さっきツイッター(新・X)のタイムラインで、
プロになるまで約13年掛かったという文章が流れてきたけども、
励みにしかならない。励みにしかならないんだ。

でも傲慢ながら私はそろそろプロになりたい。
私にとってプロになるとは本を出すということだ。
自分名義の入った本を出すこと。
共著も全然有難い。
そんな予定は一切無いけども。

アンソロジーの中の1編はどうだろうか。
まずそこからクリアしたい気持ちもある。
自分の小説が原作で漫画化は共著だよな。
それも勿論有難い。

本。
小説はそれほど読まないけども、本は好きだ。
レシピ本とかすぐ買っちゃう。
レシピ本の文章を熟読している。
マンガはあまり買わなくなった。
本棚が無いからだ。
ぬいぐるみ棚ばかりだ。
ぬいぐるみを飾っている棚のことね。

そんなヤツ、受賞するわけないんだよなぁ。

「本棚が無い、ぬいぐるみばかりです」

そんなヤツ、受賞するわけないんだよなぁ。

「ぬいぐるみに詩を書かせています」

じゃあそれは別にいいけども。
もう、ぬいぐるみに小説を書かせるしかないのかもしれない。

「でもアイツら私小説ばっかなんだよな」

もう書かせていたのかよ。

「単行本一冊分になりそうにないんだよな」

もう書かせていたのかよ。

「あっ、今、アイディア浮かんだかも」

また書くのかよ。

「小説読む時間無いなぁ」

読めよ、書くよりも読むことを頑張れよ。

「書くことは頑張るとかじゃないんだよな、楽しいだけだから」

じゃあしょうがないか、って、
もう言うしかないよ。

「受賞したい」

またぶり返してきた。

「本にしたい」

「受賞しなくていいから本にしたい」

「最終選考の拾い上げでいいから本にしたい」

「一次選考も通過しないけども」

「拾い上げられるところまで上がらないけども」

「それでも書くこと好きだなぁ」

「楽しいからね」

そっか、頑張れよ。

「いやオマエ、誰だよ」

俺もオマエだよ。

「私の中の俺かぁ」

オイラもいます。

「だなぁ」

合ってんのか、その相槌。

「だなぁ」

今誰が喋ってるんだよ。

「小説はト書き無いから」

小説だったのかよ。

「このカギカッコは私」

(粗)

「いや(了)でいい、終わらせてほしい」

(粗)

「粗って良い意味じゃないんだよなぁ」

(尿)

「だから(了)であれ、韻を踏んだよ、じゃぁないんだよなぁ」

(オシッコ)

「うちの子供が小声でオシッコと言っています、じゃぁないんだよなぁ」

(漏れちゃう)

「すみません、トイレ貸してください」

(了)