ネット長文サイトまとめで検索して下さい
初めまして、こんにちは、青西瓜という者です。
勿論、本名ではありません。
この名前は中学生の頃から今現在33歳になっても使っている名前で、
元々ネット長文サイトというところで使っていた名前でした。
というわけで今回は僕の大好きなネット長文サイトの話をします。
ネット長文サイトというモノをザックリ説明すると、
お笑いの台本で面白さを競う一般参加型のお笑いバトルサイトのことです。
サイトの管理人も参加者も全員一般のお笑い好きです。
投稿から審査まで、みんな一般のお笑い好きがやります。
そんな愉快なサイト群が僕は大好きでした。
というか今もやっています。
詳しくは、ツイッターで”ネット長文サイトまとめ”で検索して下さい。
ちなみにその”ネット長文サイトまとめ”のアカウントを運営している人は
未だに誰だか誰も知らないという急に怖い都市伝説みたいになりましたね。
いやいや、全然怖いところでは無いんですよ!
お笑いに対してストイック過ぎて牙を見せてくる人がたまにいるだけです!
僕はいわゆるエンジョイ勢だったので、
大牙(おおきば)を見せてくる人に震えていましたね。
オシッコをリットルで漏らすくらい震えていましたね。
震えすぎて一回ネット長文辞めましたね。
いやいや、辞めた理由はオフラインのこともあったんですけどねっ!
……何か要所要所で怖いところを出してしまうな……。
小さな笑い欲しさにネット長文をディスってる場合じゃないですね。
ネット長文に参加するとこんな良いことがあります! の! 話!
『変なこと書いても怒られない』
勿論、誹謗中傷はダメですし、
誹謗中傷を理由に当たり前のように嫌われていた人もいましたが、
基本的に変なこと書いても怒られません。
ただ面白くないことを書くと、最後まで追い詰めてきます。
「ちゃんとお笑い見たことあんのか? あぁん?」
という不良に出くわします。
多分僕は3億円くらいカツアゲされたと思います。
でもその不良は優良なのです。
審査をして下さる優良なお方なのです。感謝しましょう。
……どう頑張って書いても光と闇の闇が強くなってしまうな……。
漆黒の闇が輝き誇って、地球を覆ってくるなぁ……。
えっと……とにかく愉快なところです!
でもユーモアがあると言っちゃいけない!
”ユーモアがある”と言うと怒りだす人もいますから! 僕がそうでした!
あとずっと愉快と言っているけど今現在、僕は怒られている可能性がある!
とにもかくにも面白いコミュニティです。
僕はよく知りませんが、そのコミュニティに参加していた人が今、
プロの芸人になっていたりしているらしいです。
さらに噂によると、
あのM-1チャンピオンも一度投稿したことがあるという話も。
まあ誰だかは分かりませんが、
霜降り明星の粗品さんがやっていたネット大喜利サイトと
地続きのコミュニティでしたからね、ネット長文ってそもそも。
というわけで、
文章に困ったら権威を出すという最低な形をやってのけましたが、
みなさん、どうでしょうか? 伝わりましたでしょうか?
本当は牙を奮っていたネット長文ガチ勢の人に文章書いてほしいんですが、
まあここはエンジョイ勢の最底辺、青西瓜が書いています。
実際最低得点も叩き出しましたからね、全員から0点というヤツ。
全員から0点頂くと、すごい罵詈雑言がもらえます。
罵詈雑言もらいすぎて、ウケた日も
「前に0点だったからウケただけ、調子に乗るな」と言われます。
……でも諦めちゃダメ! 諦めたらそこで試合終了ですよ!
僕はそこで「なにくそ! ウンコでも食ってろ!」と思いながら、
試行錯誤し、ついに満点の一歩手前までいきましたから。
いや
一歩手前までしかいけないですよ、人って生まれながらの才能もあるし。
だけどもまあ僕はこのネット長文で諦めない心を学びました。
何でもそうですけども、言葉を使う遊びってやれば上手くなりますから。
というか正直、自分が作ったネタをみんなに見てもらいたくないですか?
台本だけなら誰でも作れますから、演じるとなると難しいですけども。
最後に、ネット長文ってこういうモノですよー、という
誰が見ても見本になるような、分かりやすい漫才をここに載っけますので、
「こういう感じでいいのなら!」と思った人は是非投稿してみて下さい。
ツイッターにある”ネット長文サイトまとめ”という
誰が運営しているか分からないアカウントを見てみて下さい。
さぁ! 超正統派漫才のお笑い台本! 始まりますよー!
超正統派として名を馳せた僕が放つ、最高峰の分かりやすい漫才です!
皆様参考にして下さい!
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・【タイトル/足のつめの】
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『絵本:足のつめの』
(表紙には、たくあんをカカトで踏み潰した絵が描いてある)
著者:ジャイアント墨子。本名、年齢不詳。
顔が地黒でキュートなお歯黒、というキャッチコピーで名が売れる。
自伝「ライトノベル作家になりたかった」がベストセラーに。
一時はライトノベル作家の神と呼ばれたい時期もあったが、
今は親しい男性に名前で呼ばれたいと思っている。
『足のつめの』
足のおやゆびのつめのゴミは、どうして、くさいんだろう。
つめきりすると、とてもくさい。
(100円ショップで
爪切りとピンセットを買い溜めする墨子さん、の絵)
とてもくさいけど、かいでみたくなっちゃう。
ふしぎだな。
いつもいつも、けっきょくは同じ、においなのに。
(悲しそうな顔をしている墨子さん、の絵)
いつのまにか、ゆびで、そのへんをさわっている。
あぁ、とてもくさい。
(足の親指の毛をピンセットで抜いている墨子さん、の絵)
なにで、ほじろう。
このゴミを、なにで、ほじろう。
ゆびは、いやだなぁ、くさくなっちゃう。
(悲しそうな顔をしている墨子さん、の絵)
-つぎのページからはいつもの、あのコーナーだよ-
おはなしは、いったんおやすみ。
ぬりえのタイムだよ。
よこに、ぬってほしい色が、
かいてあるけど、すきな色をぬっていいんだよ。
(爪切り、の絵) ぎんいろ
(ピンセット、の絵) ぎんいろ
(めんぼう、の絵) しろいろ
(爪のゴミ、の絵) はいいろ
(墨、の絵) くろいろ
(歯、の絵) くろいろ
ちょっと、こばなし。
ろうかにすてた、墨子ちゃんの足のつめのゴミは、
いつのまにか、そうじきが、すっていたんだよ。
(そうじきのホース、の絵)
そろそろ、おはなしに、もどるよ。
気をひきしめて、よんでね。
(無表情の墨子さん、の絵)
-さぁ、おきて-
めんぼうにしよう。
あぁ、つめのあいだに、はいらないよ。
せっかくの、めんぼうが、とてもくさくなっちゃった。
(100円ショップで
めんぼう100本入りを買い溜めする墨子さん、の絵)
つまようじにしたら、さしちゃうぞ。
あぶないよ。
(100円ショップでつまようじ100本入りを、
カゴから陳列棚に戻す墨子さん、の絵)
けずった、えんぴつにしてみよう。
わぁ、キレイになったけど、つめが、まっくろに。
つぎ、ほじるとき、キレイなのか、
きたないのか、わからないよ。
それに、きょうは、
だいじょうぶだったけど、しんがポキッとおれたら、
つめとのあいだに、のこっちゃう。
そうかんがえると、とてもこわいよ。
うわーん、うわーん、こわいよ。
なみだが、出てきちゃった。
すごく、こわい。
(絵無し)
あんぜんで、ほそいものが、ほしい。
どうすれば、いいんだろう。
かんがえよう。
(ステーキを食べている墨子さん、の絵)
そうだ、あれにしよう。
(絵無し)
よいしょ、よいしょ。
う~ん、耳かきをつかうと、とても、もうしわけない気分になる。
(悲しそうな顔をしている墨子さん、の実写)
どうやら、手のつめで、したほうが、いいみたいだ。
そうだ、足のつめのゴミは、手で、ほじろうよ。
(満面の笑みを浮かべた墨子さん、の塗り絵) くろいろ
-あとがき 親御さんが読んで聞かせてください-
足の爪のゴミの正しいとり方は学校で習わない。
というより、足の爪のゴミの存在をほとんど言わない。
それはおかしいと思う。
私は削った鉛筆でよくほじっていた。
しかし、それはハイリスクハイリターンのやり方で、
今の私としては好ましくないと考える。
やはり人間は人間で、道具を使わず、
手の爪でほじることが、1番正しいと思う。
手が臭くなったとしても、いつか匂いはとれるから。
(すました墨子さん、のお見合い用写真)
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……というね、漫才どころかお笑いの台本でも無いんですけども、
こんな感じの文章でも褒めてくれるのはネット長文だけ!
さようなら!