女性芸人の決勝進出者は少ない


某所で局地的に議論が盛り上がっている、
M-1やキングオブコントは
女性芸人の決勝進出者が少ないという話をします。
あんまりこういうことに乗っかることは良くないことだと承知の上ですが、
アマチュアが書きたいことを書いているだけなので、お気軽にどうぞ。


私は37歳男性です。
よろしくお願い致します。

『私のスタンス』

一応どういうスタンスで書く気なのかということを
端的に説明するために最初に書きますが、
まず男性芸人のネタを女性芸人がそのままやった時、
本当に同じように笑えるのかというところがありますが、
今年のNHK決勝でエバースがやったクロスドミナンスのネタを、
ヨネダ2000がやったら、エバースがやるよりも笑う自信があります。
エバースのツッコミが「クロスドミナンス」って言うよりも、
ヨネダ2000の身長高いほうが
「クロスドミナンス」と言ったほうが絶対面白いでしょ。

大体こんなスタンスの人間です。
改めて、よろしくお願い致します。

ちなみに私はツイッターではコンビ名を敬称略、
個人名をさん付けで書いていますが、今回は全部敬称略でいきます。

『注意』

あっ、私はデータを見ながら書いているわけじゃないので、
結構記憶違いがあるかもしれませんが、ご了承ください。

『結論を先に書いときますね』

あぁ、最初に結論だけ書いときますね。
忙しいお方はここだけ読んでください。
面白い女性芸人がピンに固まり過ぎているだけでは?
と私は思っています。

『M-1』

まず事の発端となったM-1の決勝及び、
歴代優勝者のポスターが男性ばかりという話からいきましょう。

職業別男女比のグラフを拝見したのですが、
まあお笑い芸人は女性が少ないんですよね。
こういうのはやっぱり絶対数が多いほうが強いというもので。
絶対数が少ないこと自体を問題視する声もありますが、
その辺は一視聴者の手に負えないので、スルーしときましょう。

とにかく準々決勝あたりまでに女性芸人がぐっと減る問題ですね。
個人的にはもうちょい残してもいいんじゃないかなぁ、とは思っています。
M-1の3回戦動画もありますが、
まあそっちは見ていないのでなんともですが、
一応、THE Wで女性芸人最高峰の漫才は見れるわけなので、
紅しょうが、や、にぼしいわしあたりは、
準決勝には残っても良いレベルだと思いますし、
どっかの年に敗者復活で見た、ゆにばーすの漫才は見た後に、
「これで決勝いけないのかよ!」とデカい声で嘆いたことを覚えています。

でも見てきた中で、決勝に残った女性芸人の中で、
「こんなに面白いのに優勝できないのっ?」
ということは、私はありませんでした。
(ゆにばーすの決勝進出2回目のネタは点数が低過ぎると思いましたが)
一番面白かったのは、間違いなく歴代男性芸人のほうでした。
(ノンスタイルの年はオードリーのほうが面白かったです
あとはその上記で述べた敗者復活のゆにばーすのネタが
決勝で行なわれたら、どうだったか、ぐらいだと思います。

だからまずは歴代優勝者が揃ったポスターはあれで仕方ないと思います。
実力で男性芸人のほうが上だと個人的には思いますね。

で、決勝進出者及び準決勝にも女性が少ない問題ですね。
これは単純に視聴者の意識の低さじゃなくて、
予選審査員の意識の低さじゃないですか?
視聴者がどうとかこうとかじゃなくて、
予選審査員がおかしいんじゃないんですかね?
それとも予選審査員は会場に来ているウケ量だけで判断しているから、
すなわち会場に来ている人たちの意識のせいだ、
ということなんでしょうか。

でもそんな、笑いに来ているのに、
女性には笑わないようにするとかあるんですか?
正直その感覚が分からないので、もうなんとも言えないです。

準決勝経験組で言えば、シンクロニシティとかめっちゃ面白いですし、
シンクロニシティは本当に
決勝進出でいいと思いました。敗者復活で見た時。
ただ最初に挙げた、紅しょうが・にぼしいわしが決勝レベルかと言うと、
少しだけ疑問符がつくような気もします。

2024/12/21追記
2024・THE W決勝で見せた、
にぼしいわしの漫才は普通にM-1の決勝レベルだったと思います。
ここ、変更でお願い致します。

本当に面白いけども、もっと面白い人はいる、みたいな。
準決勝・決勝でもいいけども、他の人もいいよね、みたいな。
もっとハッキリ書くと、令和ロマンほどは笑わないなぁ、っていう。
まあ、ゆにばーすは本当に笑ったけども。
私、名人のほうがあんまり好きじゃないのに、ですよ?
好きじゃないのに、笑っちゃうってもう相当ですよ。

先ほど、予選審査員がおかしいと言いましたが、
別にそこまでおかしくないとも思います。
ちゃんと実力通りなんじゃないかなぁ、とも思います。

あとヨネダ2000ね、最初以来触れていませんでしたが、
ヨネダ2000もめっちゃ面白いですよね、
最年少優勝すると思っていました。
でもヨネダ2000のネタはどうもあれなんですよね、
センターマイクの前でコントを演じているように見える時があるので、
心証が悪いなぁ、とは思いますね。
素人がネタにダメ出ししてあんま良くない文章になりましたね、
次にいきましょう。

というわけでM-1を総括すると、
それなりに順当なのでは、とは思います。
まああとは3回戦動画を全て見た人が補足してください。

順番でいけば、キングオブコントの話になりそうですが、
ここは先にR-1の話をさせてください。

『R-1』

R-1は女性の決勝進出者が多いですよね。
単純に面白い女性芸人はピンになりがちなだけでは?
という疑念が私にはあります。

これはマジであります。

職業の人数グラフから見れば、女性の決勝割合は異常です。
面白い女性芸人がピンに集中していれば、
他が弱くなることは当然のことなのかな、と。

横澤夏子や柳原加奈子に出産という大事な大仕事がなければ、
きっと天下を獲っていたと思います。

横澤夏子は普通にゴールデンのテレビ番組でMCをやっていたでしょうし、
柳原加奈子は東京03のようになっていたと思います。
決して女性芸人のほうが面白くないなんてことはないと思います。
出産から考えるに、男性のほうが身体の構造的に運が良いとは言えますね。
だからこそ女性のほうが
チャンスが多いことは理にかなっていると思っています。
(お笑いだとTHE W、小説だと女のためのR-18が、
 唯一の性別で区切っているコンテストで、その分だけ女性が有利。
 インスタの写真コンテストも結構、明言はしていないものの、
 ほぼ女性限定みたいなのが多いですね。
 女性を応援! と書いてある賞にはやっぱり参加できない)

R-1ブロックを総括するのなら、
単純に面白い女性芸人はピンになりがちなだけでは?
と私はずっとそう思っています。

だからR-1決勝進出者は女性芸人が多い、と。

『キングオブコント』

キングオブコントに参りましょう。
まあ女性芸人の決勝進出者が少ない上に、両者女性が無い、のかな?
これは何か、本当にちょっとおかしいかなと思います。
THE Wで見せた、はなしょーのコントは
THE Wでも優勝していませんが、
キングオブコントで何で見れなかったの? と思いました。
阿佐ヶ谷姉妹のコントもキングオブコントのほうが良いと思いましたし。
おかずクラブのパンティ売りの少女も本当に大笑いしましたし、
でもオダウエダはTHE W獲った時よりも、
今のほうがより面白いですね。
あのパチスロのネタはNHKだっけ? う~ん、うろ覚えです。
とは言え、これくらいかなとも思います。いや結構書いたか。どっちだ。

私がライブに通う人間なら他にも
「あのコンビ! このコンビ!」があったのかもしれませんが、
(あと男女混合ならスーパーニュウニュウかなぁ)
私は新潟在住なので、各局の賞レースの決勝しか知りません。

ただ1個、言いたいことがあるのですが、
吉住が岡野と組んだ最高の人間が
一発で決勝に上がったことを見逃してはいけません。

私の”面白い女性芸人はピンになりがちなだけ”理論を
強固にする結果ですね。
結局吉住は面白過ぎてキングオブコントを
(簡単に)通過してしまうんですよね。
勿論岡野も元ファイナリストで実力者。
つまりは各大会ファイナリストレベルが組めば、
性別関係無く、決勝に上がれるのでは? という話です。

ここからたらればの話になりますが、
喋りが達者な横澤夏子がハリセンボン・近藤と組んでM-1に出たら、
どこまでいけると思いますか?
結構上位までいけるような気がしませんか?
(この場合、個々の性格の相性は見逃してください。知らないので)
M-1決勝進出者と組ませるのがチートなら、
横澤夏子をツッコミにして、キンタロー。と組むとか。

横澤夏子は私と同じく新潟県出身なので、
ちょっと横澤夏子贔屓が過ぎるのかもしれませんが、
でもそんな悪くないように思えませんか?

キングオブコントなら吉住がどの女性ピン芸人と組んでも大丈夫です。
まず吉住がネタ書きとしても演者としても最高の人間なので。

まあ要するに、つまり&つまり、何が言いたいかと言うと、
面白い女性芸人がピンに固まり過ぎているだけでは?
と私は思っています。

それはそうと
Aマッソのプロジェクションマッピング漫才、面白過ぎですよね。
キングオブコントでもM-1でも見られないのが残念ですね。

私は女性芸人を意図的に落とそうとしているよりも、
むしろ虹の黄昏が意図的に落とされていると思っています。

あとドドん。

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伊藤テル(青西瓜)
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