中学生のお笑い修行 漫才【でっかい買い物】
A どうも〜どうもどうも〜。
B ありがとうございました。
A え?……???………、?。
B レオと申します。よろしくお願いします。
A あ、はい。何だったんでしょうか。
B やっぱり大人になったら、でっかい買い物してみたいなって思うんだよね。
A あー、大きな買い物か。僕達はまだ学生ですから、高値のものは買えないですから、やっぱり値段が高いものを買ってみたいですよね。
B やっぱり、1番憧れるのは物件だよ。
A あー、物件ね。確かに僕達にとってみれば、想像がつかないくらい高いですからね。
B そんで、お前の兄ちゃんさ、不動産会社で働いてるじゃん?ちょっとどういうのが良いかアドバイスしてくれる?
A え?いや無理だよ。俺全然知らないし。そもそも俺に兄ちゃんいないし。
B まずさ、やっぱり住みたいところは東京だよね。
A 俺の話全然聞いてくれないんだなお前は。
B やっぱり、東京のどこ住みたいかって言うと六本木だよね。
A あーまあ。
B まあ、六本木って言うと高くつくじゃん?
A まあ、そりゃオシャレな街ですから。
B だから、安く住むように事故物件でいいよな?
A 駄目だわ!お前、幽霊とか怖くないの?
B 幽霊てwww、生きてる人間の方が100倍怖いわwww
A 深いこと言ってんじゃねぇよ!大丈夫なの?心霊現象とか起きても知らないぞ?
B いやー大丈夫でしょう。俺霊感めっちゃ強いから。
A なおさらだわ。いや、まずいでしょうよ。
B まあ、自己物件買ったとして、次に憧れるものと言ったら、車DEATH NOTE。
A あ、彼たまに"〇〇ですよね"を"DEATH NOTE"て言うんですよ。
B お前の兄ちゃんの友達に、たしか車売ってる人いたじゃん?
A まず俺兄ちゃんいないんだわ。話聞けや。
B やっぱり、凄いいい車買いたいじゃん?俺はフェラーリが良い。
A いやいや、フェラーリって分かってる?高級車の中の高級車だぞ?俺たちにとっては一生縁のない高級車だからな?
B 大丈夫だよ。事故車にしたら多分安く済むから。
A やめとけよ!事故車はやめたほうがいいと思うぞ?なんか呪われてそうじゃん。
B お前w、呪いなんてあるわけ無いだろww。現代社会でそんな呪いなんか信じてる奴、初めてあったわwww。
A お前、村の御神木すぐに切り倒そうとする人間だろ!!、気をつけたほうがいいぞ。
B そんなに言うんだったらお前はどんな車が良いと思うんだよ。
A えー?俺は分からないけどさ、
B 役立たずだな。
A 仕方ねぇだろうが!!!知り合いに車に詳しい人いないんだからよ!!しょうがないだろ。
B しょうがはしょうがでも食べられるしょうがは?
A は?生姜。
B 正解!
A こんな意味のない会話初めてだわ!!!
B こうして過去の会話にあたかも意味があるかのように思わせる話術。そう。これがメンタリズム。
A メンタリズムに謝ってこい!!!話を戻そう。お前、後、買いたいものある?
B どうでもいいけどさw、「お前後」って字で書くと「前後」って書くことになるなw(Aを平手)
A なんで叩いたんだよ!
B やられる前にやる。って事ですね。
A 何言ってんだよ!
B あと買いたいものって言ったら、ブランド物の服ね。
A あー。まあ高い服も多いですからね。
B 確か、お前の兄ちゃんの友達の親戚に、アパレル業界で働いてるじゃん?
A だから兄ちゃんいないんだって!!!話聞けよ。
B やっぱり、ユニクロ。
A 普通に買えるだろーが!!!ちっちゃいなその買い物は!!
B この棚からこの棚まで全部ちょ〜うだい。
A 何だその言い方ふざけやがって。
B あと、毎日良いもの食べたいよね。
A あーまあ。良いもの食べてるってことはそれだけ売れてるってことだもんね。
B まあ、それはお前の兄ちゃんのじいちゃんがレストランやってるから良いとして、
A 一周回って俺の祖父じゃねぇか!しかも俺のじいちゃんカネボウだぞ?
B 俺のじいちゃん読売。
A へー。そうなんだ。って、何の話だよ!
B 良いもの食べたいからさ、どうすればいいのかな。
A うーん、そうだ!
両 凄いお金持ちのご令嬢さんと付き合って、ヒモになるっていうのはどう?
A コンビ揃って最低じゃねぇか!
B ヒモになるのはお前だけにしてくれ。
A 俺はならねぇよ!
B それで、その金を俺によこせ。
A お前はもっと最低じゃねぇか!!!いい加減にしろ。
B ごめんなさい。
A 謝らなくて良いよ。いい加減にしろ。
B 謝ったから許して。
A いや、許すから良いよ。いい加減にしろ。
B 謝ったよ?謝ったからね?
A 終わらせてくれよ!!!まじで、なあ、ダラダラ続けるんじゃねぇよ!!!
B 確かに、ダラダラするのは良くないな。じっちゃんの名にかけて。
A 読売職員は漫才しないだろ!
両 どうもありがとうございました。