学習タイプ 耳で聞く派・目で見る派?
息子(小3)が硬筆を習っている。
書き方教室の先生から、息子の書く文字が前よりも上手になっている!という言葉をいただいた。
先生は息子に、これまで息子がしていた宿題に関して口頭でアドバイスをくださっていた。宿題へのアドバイス後、課題へ進むという流れであったようだ。
しかし、緊急事態宣言下であった先月は、宿題へのアドバイスを先生がプリントに書き込んでそれを本人に手渡し、家で復習をする、という流れであった(らしい)。
で、先生がおっしゃるには、息子へはアドバイスを紙に書き込んで渡してから、文字がうまくなったとのこと。
息子は読書が大好きな小学生。私もそうだけど、息子も活字中毒。暇があれば何か活字を読んでいる。たとえその内容に興味あろうがなかろうが。
息子は人の話を聞いていないことが多い。上の空であったり、息子に話しかけても、返答がなかったり、返答まですごく時間がかかることがよくある。
彼にとっては「読む」ことが学習をより促進する手段だと確信した。
この記事を書いた米田奈緒子氏によると、アメリカでの調査において
視覚学習者は29%、聴覚学習者は34%、運動感覚学習者は37%
であったらしい。運動感覚学習者が多いのは理解できる。「何事も経験することが学びを深める」とか「触って感じて学ぶと忘れない」などと言われる。私が大学院時代に研究していたTPR (Total Physical Responce)という言語指導方法も、運動感覚、触覚優先型が学習者全体では多いということからその効果があることは理解できた。
息子ももしかすると、運動感覚学習者なのかもしれないが、少なくとも聴覚優先型ではなく、視覚優先型であることが確信できた。
日々の英語指導においても、生徒たちはおよそ3分の1ずつ、視覚か聴覚か運動感覚がどれかの優先型であることを意識していきたい。
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