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「ひなたのゆめ」というファンサイトについて
皆さんは「ひなたのゆめ」という
単語を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
太陽の当たる道でしょうか?
明るい夢でしょうか?
僕にとっては、
かつてサンデーで連載されていた
『ハヤテのごとく!』の
ファンサイトを思い出します。
*
では、その「ひなたのゆめ」とは
どういうサイトだったのでしょうか?
まず、略称を「ひなゆめ」としていました。
僕が活発にコミュニティに参加していたのは、
2008年から9年ごろでしょうか。
当時はSNSが盛んではなく、
LINEやTwitterすらありませんでした。
僕は使用していませんでしたが、
SNSといえばmixiが主流、そんな時代の話です。
*
その「ひなゆめ」は、
『ハヤテのごとく!』と『ネギま!』を両立した
ファンサイトとして運営されていました。
「キリ番」「小説掲示板」「チャット」
こんな単語が主流なサイトでした。
これで伝わる方は、
きっと同年代か僕より年上でしょう。
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僕が「ひなゆめ」に参加していたのは、
中学2年生ごろでした。
当時、僕は学校に行けなく、
フリースクールに通っていました。
TSUTAYAでDVDをレンタルしたり、
ケーブルテレビでアニメを見ながら、
『ハヤテのごとく!』
『ゼロの使い魔』
『るろうに剣心』
『ガンダムシリーズ』
そういうアニメを沢山見ていた時期でもありました。
そこに、ニコニコ動画を加えると、
あっという間にオタクの完成です。
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既に使われてない言葉でしょうが
「ネチケット」
「半年ROMれ」
という言葉もあるように
インターネットでの振る舞いは
この「ひなゆめ」で
勉強させてもらったなあ、と
振り返れば思います。
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僕がこの「ひなゆめ」で得たものは
・インターネットでの居場所感
・タイピング速度
・二次創作をする
といったところでしょうか。
特にタイピング速度に関しては、
我流ですけれど、
10分間に500文字ぐらい打てるようになっていて
後々の役に立つことになりました。
*
さて、ここまで記事を書いた理由としては
「昔を振り返っている」に過ぎません。
僕が中学校に行かなかったことに
よって得られたものは何なのか。
そういうことを考えています。
それから15年弱が過ぎ、
紆余曲折ある人生ですけれど、
何とか生きています。
*
「それでもと言い続けろ」は
別のアニメ作品ですけれど、
あの時に中学校に行かない選択は
こう繋がったのかなあ、と
(まあ、既に思ってますが)
思えるような人生の一部になればいいな、と
思っています。
*
何にせよ、「ひなゆめ」は
当時の僕にとっては必要な居場所であって、
そういう居場所を、場所を作って行ける人に
なれたら、いいなあ。
そう思う、この頃でした。
*
取り敢えず、僕は今入院をしていて暇なので
入院をしている人がネットで暇を潰せる居場所でも
探してみようかと思います 笑