【言01】「ダーマトグラフ」を書く
あなたは、この言葉を知っていますか?
知らなければ、一緒に覚えましょう。
知っていれば、おさらいしてみてください。
🟩お題
ダーマトグラフ
🟩意味
🟩書いて覚える
ピロッと出ている紐を指先で掴んで、ビビビッと下に引っ張り、裂け目を作る。シュルシュルッと巻き紙を外すとニョキッと新しい芯が顔を出す。
気持ちが良い。
色付きの筆記用具は他にもあるが、これほど特徴的で、何か知らないが早く次の芯を出したい衝動に駆られるものはダーマトグラフくらいではないだろうか。
特に巻き紙を上にシュルシュルッと引き剥がすときがたまらない。
この巻き紙を外せば、まだ世間の荒波に揉まれていない、汚れのない純粋無垢な新しい芯が姿を見せる。と言うワクワク。
そして、ついに恥ずかしそうに現れる綺麗な芯。
あぁ、なんてキュートで、なんてアートなんだ。
色鉛筆やクーピーほど硬くなく、クレヨンに似た柔らかい質感がまた良い。どんどん描きたくなる不思議な感覚に誘われる。
もともと医者が手術の際に、皮膚に直接マークするためにつくられただけあり、基本的にどこにでも書けるところも使い勝手が良く、家に1本あれば、きっと重宝するだろう。
シュルシュルシュル……。うむ、気持ちが良い。
(何か紹介文みたいになったが、決して宣伝目的の広告ではありません)