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cranefield
他球団ファンの前では贔屓球団について弱音を吐かない
というこだわりがある。もちろんその姿勢を常に一貫させているというわけではないので、厳密に言うと「"なるべく"他球団ファンの前では贔屓球団について弱音を吐かない」なのだが。
※ 個人的なこだわりなので、他の方に強要するつもりはありません。
相手チームのファンの人と仲が良くても、試合が始まれば敵チームのファンだ。付け入る隙を見せたくない。
試合で戦うのはファンではなく選手だ。だが、ファンが醸成する空気が、試合に作用することも有り得るのではないか。
例えばベイスターズは阪神を苦手としており、特にハマスタでの阪神戦は鬼門だ。ベイスターズファンはよくそれを自虐的にネタにするのだが、そうした空気が阪神ファンにも伝わり、試合の空気となり、阪神の選手たちにも精神的に優位な状態で試合に臨まれている。気がする。
空気と言うと根拠のない迷信に聞こえるが、野球の試合を観ていると馬鹿にできなくなってくる。ピンチの場面で相手チームの応援に気圧されたり、あるいは「こちらに流れが来ている」という場面で追加点が取れたり。
球場に観戦に来ていると、よりそれを実感することがある。ある試合で、意外な選手が意外な場面でホームランを打ったことがあったが、現地には「なんかホームラン入りそう」という空気が流れていたので、あまり驚きはなかった。
そう考えると、普段の野球ファン同士の会話から、勝負は始まっているのかもしれない。選手同様、ファンも毎日戦いである。