生まれて初めて絵画販売会を目にした
さいたまスーパーアリーナTOIROで行われた、天野喜孝・天野弓彦「ファンタジーアート展」。twitter広告で開催を知り、足を運んだ。
私は、「ラルクのhydeが天野喜孝氏のファンと公言している」程度の知識しかない人間だ。「近場だし入場無料だから」という理由で、軽率に足を踏み入れてしまった。
絵画の線の一本一本の美しさに感嘆する一方、展示の傍らで絵画の販売会が行われていることに気を引かれてしまった。
アートの素養がなく、こうした販売会に居合わせるのは初めて。展示されている絵画は、70万円から100万円ほどだった。
私の日常で、これほどの金額の取引がなされる"現場"に居合わせることはまずない。しかし自分が見る限り、盛況のようだった。
入場無料の気軽さで、こうした"現場"を目撃したことは、なかなかのインパクトを自分に与えた。知らない世界を見つけた時間だった。