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【シャニマス】シャイニーPRオファーVol.2での円香5位を考える

1.はじめに

この記事では、シャイニーPRオファーVol.2で樋口円香が5位となったことを掘り下げてみようという内容です。

なぜ終わって随分と経つ投票企画のことを今更掘り下げるのかと言うと、私の中ではまだ終わっていないからです。円香が5位になったことが。

各種コミュのネタバレも含みますし、この記事に真実はありません。全て私の脳内の推測という名の妄想です。それでも良ければ記事の続きをどうぞ。

2.円香5位の前にPRオファーVol.2の順位を振り返る必要がある。少し長くなるぞ

ではまずVol.2の順位を振り返ってみましょう。

1位 小宮 果穂
2位 黛 冬優子
3位 和泉 愛依
4位 三峰 結華
5位 樋口 円香
最終結果では4位以下が表示されていないため、公式Xの投稿は中間発表のものです。ここからは簡単に順位を振り返っていきます。まずは1~4位を考えていきましょう。

Vol.2では「推しに投票したい」という心理を除いて大きく分けて2種の投票方針があったように思います。それは……

①アニメ作品に合ったアイドル
②クールながら熱のこもった歌が歌えるアイドル
です。

まず「①アニメ作品に合ったアイドル」について。

作品コンセプトより
・アニメ専門チャンネルで放送予定
・漫画原作の異能系バトルアニメ
・学生達が世界の平和を取り戻す
・未来への期待、破壊しようとする者のぶつか合い

これらの要素がアイドル達の仕事としての活動や、あるいは私生活での趣味に合っているか、という評価点です。


次に「②クールながら熱のこもった歌が歌えるアイドル」について

主題歌の構想・歌唱楽曲より
・希望/アツい想いを表現したい
・爽快感がある「カッコよくてアツい」楽曲
・歌詞に必殺技を入れるタイプではなく、曲は曲の世界として存在し、OPはその雰囲気に合わせる
・「クールながら熱のこもった歌」

クールながら熱のこもった歌、「カッコよくてアツい」楽曲を歌うのに適しているか、という評価点です。


私の独断になりますが簡単に順位を分析しますと……

1位の果穂は①に特化したアイドルであったと言えるでしょう。逆に②については「希望/アツい想い」についてはかなり適合していると思いますが、「クールながら」という要素は果穂から遠い要素であると思います。

この「クールながら」という要素は投票者を大きく悩ませることになります。283プロにおいて普段の活動が広義で「クール」に当てはまるアイドル(私の独断)は以下の通りです。

・風野灯織
・アンティーカ全員
・西城樹里
・杜野凛世
・ストレイライト全員
・浅倉透
・樋口円香
・SHHis全員
・斑鳩ルカ(当時はソロ)

誰に投票しますか?「クール」だけで選ぶことは難しいですよね。よってクールだけではなく「アツさ」を持ち合わせているか、「①アニメ作品に合ったアイドル」であるかを組み合わせて総合的に判断する必要があります。

そう考えると総合的に冬優子、愛依、結華が上位にきたことに納得がいくと思います。

ストレイライト・アンティーカというユニットそのものが「クールながらアツい」パフォーマンスに定評があり、さらに冬優子・結華は趣味としてアニメを見るので加点要素となります。愛依についてはソロ曲がまさに「クールでアツい」イメージと適合しており、他のアイドルよりも票を集めやすかったことでしょう。

主に①で票を集めたか、主に②で票を集めたか、①・②両方で票を集めたか……それが最終的な結果となったのでしょう。

……では、円香は?

3.なぜ円香は5位だったのか

円香に投票するかどうかを考えるときに前述の「②クールながら熱のこもった歌が歌えるアイドル」であるかが争点となります。そして、この争点こそが円香を応援する人の中でも投票する人・投票しない人に分かれ、円香が5位となった原因となったのでは……と考えています。

ここで円香に投票する側のロジックと投票しない側のロジックを見ていきましょう。
※この記事は全て私の妄想によって作られています

投票する人
【ピトス・エルピス】にて、円香の中には激情があるとはっきり示されていた。他にも円香の歌から生命力を感じると言っているファンも存在する。よって円香の歌はアツさも内包しており、クールでアツい楽曲に適している。

投票しない人
前述の「激情」とは、美しくありたいと願う彼女の「内側」であり、楽曲としてのアツさとは意味合いが違う。円香は自身の歌の解釈を各々に委ねるような描写があり、生命力を感じる人もいればそうでない人もいる。それをアニメ主題歌に合わせたアツさを出力しろというのは押し付けではないか。解釈が違う。

……いかがでしょう。

前述の円香に「投票する人」と「投票しない人」どちらが正しいと思いましたか?

これらの人物はあくまで私の妄想ですが、もし私と同じような思考の方が円香を特別な存在として応援していた場合、Vol.2で円香へ投票するか否かで相当悩んだのではないでしょうか。その上で、今から「投票する人」……いえ、「投票したかった人」に寄り添った内容を以下に記載します。


まず、この企画を彼女に持っていくこと……それ自体を「解釈が違うのでは」と過度に悩む必要はないかな、と思います。あなたが彼女の歌の内側からアツさを感じると言うのであれば、それを信じてみればいい。

「先方からはクールながら熱のこもった歌を求められているんだ。俺は円香ならできると思ってる」

「プロデューサー」が言いそうな言葉をチョイスしました。この言葉を「あなた」も言えるのであれば、堂々と投票して良いと思います。

4.おわりに

なぜ私がこんな記事を今更書いたかと言うと……

ふとした瞬間にVol.2で……たとえば歌うメンバーを5人選ぶ権利があったとして、その中に円香を選ぶことはできただろうか、と考えてしまうことがあったからです。

円香のプロデュースを自分で何かしら考える時に、自分の行動が解釈違いではないかって考えてしまうことってありませんか?クールでアツい楽曲って「解釈的に」大丈夫かな……みたいな。彼女にふさわしいのか?とか。

この「解釈」で円香を縛り付けるのってどこまでが正解でどこからが不正解?みたいな思考に取り憑かれてしまって……そんな時に「いや!でも円香なら!」と思って

「俺は円香ならできると思ってる」

と心の中で伝えてみたら、だいたい

「わかりました」

と返ってくるような気がしたので、過度に解釈に縛られることもないのかな?なんてことを思いました。

なのでそれで記事にしました。

以上です。

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