【シャニマス】小宮果穂とシャイニーPRオファーVol.2を考える
1.はじめに
現在シャニマスで行われているシャイニーPRオファーVol.2について書いていきます。記事の性質上、果穂や果穂以外のアイドルのシナリオについて言及する場面がありますので、ネタバレを含みます。ご注意ください。
2.Vol.2 企画書
今回のVol.2企画書を見てみなさんは何を思ったのでしょうか?私が最初に思ったことは以前に別の記事に記載しましたので、それをここに転載します。
正直に言いまして、
「クールながら熱のこもった」歌をどこまで果穂ができるのかな?と私は不安に感じました。
しかし、作品コンセプトの「未来への期待と、それを破壊しようとする者のぶつかり合い」や、楽曲で表現したい「希望/アツい想い」から、ぜひ果穂にやって欲しいと思う部分はありました。学生が世界の平和を取り戻すというストーリーも果穂向けですね。
ただ、あくまで283プロに求められているものは歌唱ですので、果穂が登場人物とリンクしている必要はありません。そういう意味で、この企画で果穂が3位以内に入れるかどうか……私には全く読めませんでした。
3.果穂とチャレンジ
異能バトルの世界観にも、楽曲のもつアツさにも果穂は適している。でも求められる「クールさ」は、恐らく他のアイドルに任せた方がベターでしょう。
その中私は結局誰に投票したかというと……
果穂です。
おそらくSNSなどでは現状で1位になっている果穂に対して「果穂にやらせるの!?」という声もあったのではないでしょうか。私はその方たちのことを否定しませんし、むしろ肯定します。果穂に特別な想いを抱く私でもそう思っている部分がありますからね。
私は以下のように思考しました。
今回の企画、先方はストレイライトかアンティーカを求めているのではないだろうか。そして3名を選出する都合上、先方の想定はストレイライトなのではないか。
仮に上記のように先方が考えていなかったとしても、どのみちストレイライトを部分的にでも超えるような3名を選出できなければ、先方の期待を裏切ることになるのでは?こう考えるととんでもない難題です。
これにストレイライトの3名ではなく果穂をあえて選ぶ……その理屈をこの記事では考えていきます。
①作品コンセプトとの適合
今回、果穂を選出する大きな理由として、果穂のアイドルとしての特性が挙げられます。放課後クライマックスガールズという「学校・学生」をテーマとして持っているユニットに所属し、さらに「ヒーロー」のようなアイドルになる目標も持っている。
これが今回のアニメに強く適合しています。PR面でもこの要素をうまく活かすことが可能と見ています。ただ、果穂がPRのメインとなることは避けた方が良いでしょう。おそらくアニメのメインターゲットは中学生以上のため、果穂が受け答えをしすぎて「小学生でも楽しめる」がメッセージとして強調されすぎるのは避けたいと考えます。
果穂を選出することに問題はないし、むしろ強く適合している。でもインタビュアーの矢面に立ってくれる別のアイドルを選出する必要がある、というイメージです。
②クールながら熱のこもった歌
①で果穂のキャラクター性を活かせると書きましたが、重要なのはOPとして採用される楽曲です。これに適性がなければ果穂を選出することはできません。
肝心の果穂のパフォーマンスなのですが、私の方で果穂のソロパフォーマンスの映像をUPさせていただきました。
これを見て
「果穂でもいけるな!」となるのか、
「果穂じゃやっぱり不安だな」となるのか、正直どちらの考えを持っても不思議ではないと思います。
私の場合は、どちらの考えも頭にありますが「果穂でもいけるな!」の方が強い、という感じです。今回の企画はやっぱり果穂にとってチャレンジになることは間違いないでしょう。ですが、果穂の歌声はアツさ、未来への期待を感じさせてくれるものだと強く思っています。ただし、果穂を選出するのであれば他のアイドルに楽曲の雰囲気を支えてもらうことも重要となるでしょう。
③283プロファンからの期待
283プロには多くのファンがおり、その期待に応えることも重要です。ファンのニーズを調査してみましょう。
※この記事では敢えて以下のツイートをファン(兼プロデューサー)のニーズ調査結果と捉えます。
果穂が現在1位となっています。作品のコンセプトとの適合や楽曲で伝えたい「アツさ」、これらが強く結果に出たものと思われます。
だったら、期待に応えるしかない!
幸いにも、2位・3位にPRで矢面に立ってくれるであろう冬優子と、パフォーマンス面でこの企画に強く適合している愛依もいる。ストレイライトの2名が支えてくれるなら楽曲の雰囲気も問題ないでしょう。上記の①・②で懸念していたことが私の中では払拭されました。
正直、私はこの2位と3位を見るまでは果穂を強く推せませんでした。でもこれなら……いける。チャレンジできる。私はようやく確信できました。
4.チャレンジの怖さ
「クールながら熱のこもった歌」が歌える方を求められているところにあえて果穂をぶつける、これは相当にプロデューサーとして勇気が必要なところです。
たとえば、美琴にあえて自然体なライブパフォーマンスを狙ってもらうとか、甜花一人でアイドルフェスに参加するよう促してみるとか……
普段とは違う、何かしらのチャレンジを担当アイドルに求めるのってこれまでシャニマスのシナリオの中で何度か体験してきました。私はシャニマスにおいてプロデューサーというロール(役目)を楽しんでいると思っていました。ただ……やはり私は真剣にロールプレイができていなかったようです。
今回のシャイニーPRオファーを通して私自ら果穂にチャレンジを求めることになり、ようやくその怖さをシャニマスのプロデューサーとして体験することになりそうです。
がんばれ、果穂。
……少しばかり追記を(8/16)
今回のシャイニーPRオファーですが、放課後クライマックスガールズを特に推している人にとってむちゃくちゃ得なイベントになっているな~と感じます。
Vol.1では夏葉が4位でした。私はVol.1の企画書を見て夏葉が必要だと感じて投票しましたが、及びませんでした。夏葉ならいけると信じて挑み、そして負ける。
プロデューサーとしてこれを自身の経験できたことは財産になると思います。WING編で高難易度なオーデョションやWING決勝戦に敗北した時に夏葉やプロデューサーが感じたことを、少しでも私自身も体験できたのかな?と思います。
そして、今回のVol.2です。
少しSNSで意見を見てきましたが、やはり果穂は不向きと考える方も多いようです。記事の内容の繰り返しになりますが、そういった方の意見を私は否定しません。それどころか、私自身もそう思っている部分があります。
いえ、きっと私だけじゃない。果穂にこの企画を話したら「あたしでもできるかな……」とちょっと不安に思うところもあるんじゃないかな?
でも、やっぱり果穂に話したら、最後にはやってみたいって言うんじゃないかな?私はそう思っています。
まさにアイドルとプロデューサーの挑戦。
Vol.1・Vol.2と続けて素晴らしい体験ができていると思っています。こんな素晴らしい機会をいただけて、ありがとうございます。
さて……ここからは果穂について補足を。
みなさん覚えていますか?
283PRODUCTION UNIT LIVE SETSUNA BEAT
高山プロデューサーが以前に言っていました。ライブの名称に283プロダクションと付いているものは、283プロが開催するライブを示している、って。
その中で果穂は「NEO THEORY FANTASY」を小糸・円香・千雪と共に披露しました。
当時の意見として「果穂が普段やらないクールな曲をやったのが良い」というものも見かけました。他にも果穂は「Dye the sky.」の歌唱もやってきましたし、これらの中でクールな曲を歌う力を少しずつ身に付けてきていると思います。
そしてその後、放クラとして「全力アンサー」を歌いました。これは曲調がストレイライトなんじゃないのか!?と作詞家の方が思うほどにこれまでの放クラでやったことがない曲調でした。
結果として全力アンサーはとんでもなく素晴らしい曲に仕上がり、私もよく聴いています。
ただ、ここまで書いたものはあくまで283プロのファン向け、放クラのファン向けのコンテンツ。Vol.2のアニメの主題歌は完全に外向けですよね。それこそ本来ならストレイライトに任せた方が良い。
果穂に任せていいの?
本当にできるの?
この問いに答える術は、もうシャイニーPRオファーVol.2の投票結果に委ねるしかないかなと。……なんてことを書きましたが、既に投票先を決めている方が多いと思います。
それでも書かせてください。
小宮果穂をよろしくお願い致します。