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【シャニマス】「ルカには関係ないでしょ」を考える

1.はじめに

この記事はシャニマスの緋田美琴のWING編にてあった「ルカには関係ないでしょ」という言葉について、今一度考えてみよう、という記事です。

【bygone】より

2.「ルカには関係ないでしょ」

この言葉、明らかに何かおかしい。いえ、その前にルカが見下すようなニュアンスを含めて美琴を笑い、それに対して返した、とも考えられます。

でも何か……
この言葉、何か感情が込められているような気がする。理屈じゃなく、何か。極端に表現するなら「関係ある」からこそ「関係ない」と突き放す必要があった。そんなイメージです。

【ROUNDLY -display-】より その①
【ROUNDLY -display-】より その②

「ルカには関係ないでしょ」の後、美琴はルカを嫌っていたわけでもなく、むしろユニットとしての繋がりは固かったことが様々なコミュからわかってきました。

ではなぜあんな言葉を使ったのか。それを探ります。

3.「どっか行け」

そのヒントは、斑鳩ルカの283プロ加入までの物語を描く「ジ・エピソード」の「5」にありました。

ルカからマネージャーへのセリフ①
ルカからマネージャーへのセリフ②

美琴とルカのユニットが解消するという流れとなった時、ルカと美琴で一緒に事務所を抜けて他のプロダクションに入る、なんてこともやろうと思えばできたのではないでしょうか?もちろん大きなリスクを背負うことになりますが。

でも、美琴だけが抜けることになった。これには「ルカの活躍を、夢を、邪魔してはいけない」という心理があったのではないでしょうか。

アイドルを目指して一緒に頑張っていた仲間たちの成果を購入して回っている美琴だから、ルカと一緒にパフォーマンスを磨き続けてきた美琴だから……

【空の奥の音】より

だからこそ、ルカを突き放す必要があった。ルカにとって過去になる必要があった。だから、「関係ないでしょ」と言った。

私はそう思います。

4.「たまらない」

そして……私はルカを思いやって言っただけではなく、やっぱり美琴は納得できなかったんじゃないかな?と思うんです。ルカとのユニットを解散しないといけなかったことが。

だってそうでしょ?
これまでずっと一緒にやってきて、もっと高みを目指せると信じてきたのに、急に解散なんて……

みなさんもシャニマスの5thライブ Day1で感じたのではないですか?283プロはもっと先を目指せるはずのに、解散なんて……納得できましたか?Day1に。

美琴は「パフォーマンスでみんなを感動させたい」という熱意のもとで常に自分を磨き続けています。その根底には、ピアノコンクールでの「負け」が関係しているのかもしれません。あくまで私の考えですが……

【OO-ct. ―ノー・カラット】より

自分だけじゃない。ルカと一緒に積み上げて、準備してきたもの……パフォーマンスで、解散を覆すことができなかった。また、「負け」た。

ルカの邪魔をしたくない、それを伝えたいだけなら、もっと柔らかい言葉にすることもできた。でも、心の奥にある「たまらない」という怒りに似た何かが、強い言葉として表に出た……のかな。

5.ルカの再起

まだ「ジ・エピソード」が全て公開される前で気が早いですが……ルカが再起するために必要なもの、それはルカのルーツを探ることなのかな、と思っています。

もちろん美琴と出会ってユニットと組んでからは「美琴と一緒に」という新たな願いと共に歩んできたと思いますが、それより前の話ですね。

ルカのルーツ、それはやっぱり……八雲なみ、なのかな。

そのルーツの詳細を知っているのは……

・旧事務所の仲間たち
・旧事務所のマネージャーたち
・八雲なみ
・天井努
・緋田美琴

そして……斑鳩ルカ本人。
ひょっとしたらもう心の引き出しの奥の奥にしまい込んでいるかもしれないけれど、283プロでの活動の中でそれを再発見できれば……

新たなキャンバスに夢を描けるかもしれない。

以上です。ではでは。

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