【シャニマス】冬優子と愛依、そして果穂に感謝を
1.はじめに
これはシャイニーPRオファーVol.2の結果として生まれた楽曲“ONE STAR”を聴き、サポートカードのコミュも読んだ今、あらためて冬優子と愛依、そして果穂へ感謝を伝える、という趣旨の記事です。もしよければ続きをどうぞ。
2.Pとしての決断
シャニマスで行われた投票企画シャイニーPRオファーのVol.2「アニメ主題歌 歌唱のオファー」において、果穂に投票するか否か。私は頭を悩ませていました。
原作漫画は異能系バトルもの。学生達が世界の平和を取り戻す非日常バトルストーリーで、コンセプトは「未来への期待と、それを破壊しようとする者のぶつかり合い」
主題歌で表現したいものは「希望/アツい想い」
ヒーロー的な要素を強く感じる言葉から放クラだ!果穂だ!となるのですが、問題となるのが1点。「クールながら熱のこもった歌」が歌える方という要素でした。「クールながら熱~」という相反するように見える2つの要素をどう解釈するかにもよりますが、私としては「ストレイライト」や「和泉愛依」を連想しました。異能系バトルという世界観を考えてもストレイライトは適任だと言えます。
でも……
ここは果穂に挑戦してほしい。
この話を私の心の中の果穂に紹介した時、果穂の心の中はワクワク7.5:不安2.5ぐらいの割合でした……というより、私の心の中がその割合だった、という表現の方が適切かもしれません。
そんな思いを抱きつつ私が投票画面を開いたとき、果穂が1位になっていました。そして2位は愛依、3位は冬優子となっていました。
これなら、いける。
愛依・冬優子、あるいは4位にいる結華に支えてもらう形であれば果穂も「クールでアツい」に挑戦できるはず。「ストレイライトでよいのでは?」という意見が出ることは間違いありませんが、果穂の歌声の「アツさ」が差別化点としてアピールできるかもしれない。
私はそう考えました。ワクワク9:不安1ぐらいになった瞬間です。その気持ちをなんとか形にして多くの人にアピールしたい……ですがその当時、まだ公式からVol.2用の提案書のテンプレートや素材が配布されていませんでした。
そこで、私はゲーム画面のスクリーンショットを加工して素材とし、「草案」という形であえて未完成な提案書を作成し、SNS上に投稿しました。
果穂の普段のパフォーマンスとは求められることが違うのは事実。だからこそ、冬優子・愛依に支えてもらう形で果穂に挑戦させてあげたい。そして、この企画は果穂の得意分野も含まれており、彼女の歌声は楽曲にアツさを与えるポテンシャルを持っている……と。
私の気持ちを全部書きました。
冬優子・愛依がいてくれてるからこそ果穂を応援できる。3人を応援する。これが私の選んだ答えでした。それと同時に不安な気持ちを残す自分の心を励ますためのものだったかもしれません。
そして……
最終的に果穂は無事1位を取ることができました!この投票企画、本当に自分が果穂に仕事を持ってくることができた!という感覚があり、本当に嬉しかったです。
果穂、冬優子、愛依に投票したみなさん、本当にありがとうございました!特に初期段階でこの3人に投票したみなさん。あなた方のおかげで果穂を応援する私の心の土台が完成しました。感謝してもしきれません。
この「オファー担当の方」からのメッセージでも凄く救われました。ワクワクしていただけているようで本当に良かった。できることなら原作者の方にとってもそうであることを祈ります。
そしてここからはワクワク9:不安1の先です。
果穂のコメント「カッコよくアツく、でもクールに歌えるように、がんばります!」から、私は果穂の心の中の“不安1”を感じました。挑戦する!という気持ちを感じました。
あとはもう3人のアイドルを応援するしかありません。がんばれー!!!
3.FLOW作 “ONE STAR”
そんな3人の楽曲をまさかFLOWが担当することになるとは……私は想像していませんでした。
もちろんFLOWのことは存じ上げていました。”あの”FLOW作のアニメ主題歌を自分の応援しているアイドル達が歌わせていただけるって、まさかそんなことが……
どんな楽曲になるんだろう?
私はワクワクしていました。しかし、同時に不安が心の中で膨らんでいるのを感じました。
果穂がメンバーに入ったことは「多くの人の投票の結果」であると同時に「私の選択の結果」、「私のエゴ」とも言えます。もちろん果穂のコメントを見ても果穂が望んでこの仕事を受けてくれたことはわかります。わかりますが、「果穂も望んでたししょうがないよね」という免罪符にはなりません。
考えたくもないことですが、もし果穂を選出したことで楽曲が「クールでアツい」ものから離れてしまった……なんてことになれば、批判の矛先は裏方である私(283プロ、プロデューサー)だけではなく果穂やアニメ制作陣、FLOWへも向けられるでしょうし、むしろそちらの方が多くなるでしょう。
これまで果穂が任されてきた様々な仕事に思いを馳せました。果穂にとって挑戦が必要な仕事。果穂自身が不安に感じながらも最後にはしっかりと結果を残した仕事。
プロデューサーがそんな仕事を果穂に、アイドルに任せるとき、こんな気持ちが心に渦巻いているのか。アイドルの背中を押して、あとは見守るしかない……ワクワクと不安が入り混じったこの感情を私は決して忘れることはないでしょう。
楽曲公開日、私は祈るようにその時を待っていました。
そして……公開の時を迎えました。
果穂が歌い、
冬優子と愛依が歌い、
3人で歌う「紡いでいくよ」
それを聴いた瞬間、私の心は感謝で満たされていました。朧げながらあった3人で歌ったときのイメージが私の想像を超えて実現していたのです。
なんといえばいいのか……このシャイニーPRオファーという企画に本気になってよかったなーとか、3人を応援する道を選んでよかったなーとか……プロデューサーという存在は、こんな幸福を感じることができるのかという新たな発見がありました。
私はこれまでも自分なりにプロデューサーというロール(役割)を任されてきたつもりでした。楽しんできたつもりでした。ゲーム内で最初に果穂を育成することを選んでW.I.N.G.に挑戦し始めたときからずっと。
今回の企画でその楽しみ方に新たな感情が積み重なったような、そんな気がしています。FLOWのみなさん、シャニマス運営チーム、声優のみなさん、冬優子、愛依、そして果穂。本当にありがとう!!!
4.【友情BURNING!】
ここからはサポートアイドルコミュの内容にも触れていきますので、ネタバレを含みます。ご注意ください。
私がこのサポートアイドルのコミュで感謝したいことが2つあります。
【1つ目】
1つ目はメタ的な視点となりますが、シャニマス運営チームが原作漫画の登場人物を果穂・冬優子・愛依に近い存在として描いてくれたことです。
いくら果穂の特有の歌声で曲にアツさを与えることができると言っても、さすがにストレイライトに任せるという選択肢を完全に排除できるほどではないと私は思っています。果穂に特別な思いを持つ私でもそう思います。
ストレイライトファンから「なぜあさひちゃんじゃないの!?」という声が絶対に来ますし、下手をしたらストレイライトのファン同士で対立が生まれたり、果穂を叩く流れになったりするかもしれません。
それに対してシャニマス運営チームは、果穂・冬優子・愛依が原作の登場人物「煉」「空未」「希亜」と繋がりがあるように描写してくれました。そうすることで今回は特別に果穂・冬優子・愛依に任せるという状況について違和感が少なくなると思います。
シャニマス運営チームがそれを意図していたかどうかは私にはわかりません。ですが、果穂のノートに書かれたあさひのサインも含めて、「選ばれた3人を守る」「あさひを守る、ストレイライトの絆を守る、あさひと果穂の絆を守る」という流れを作ってくれたことは間違いないと思います。本当にありがとうございます。
【2つ目】
2つ目は冬優子と愛依が果穂にかけてくれた言葉です。
「あなたはアツさもクールも持っているアイドルだよ」って、伝えてくれた……これが本当に嬉しかったです。
私は「クール」という言葉について、簡単に言えば「アツい」の逆のようなイメージに引っ張られていたと思います。ですが、たとえば「和泉愛依はクールだ」というとき、間違いなくカッコイイというイメージを含んでいます。
そうした意味で、「クール」という言葉は果穂と完全に相反したものではない。果穂の中にも「クール」がちゃんとある……そう伝えてくれたことが本当に嬉しかったです。
そして私自身は「果穂はクールな面も持ち合わせている」とこれまで堂々と表現することはできていませんでした。そういった私の未熟さを感じさせてくれた点でもこのコミュにとても感謝しています。
以上が私のシャイニーPRオファー Vol.2への思いです。
これまでと違った感情が私の中に生まれ、それがこれまでのプロデュース体験に積み重なったことを感じています。本当にありがとうございました!!!
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