信じて任せる、黒子になる
おはようございます。
ドラム型洗濯機問題にとうとう決着をつけてきたヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は「信じて任せる、黒子になる」というお話をさせてください。
日曜日はヒミツキチ森学園のお話。
大成功だった海の運動会を終えて
10月7日に開かれた第3回海の運動会は大成功だった。
晴天に恵まれて13種目を自分たちでやり切った子どもたち。
最後のKUMITAI SHOWでは、本気のショーをみせて、涙や拍手を浴びて、心から嬉しそうだった。
無表情で踊り切る演技じゃなくて、いい笑顔で踊り切る子どもたち一人ひとりの育ちは、本当に嬉しい。
Facebookにも次のように書いた。
自分たちで種目を考え、チームも決め、内容も固めていった運動会。
だからこそ、伝わるものがあるのだろうと思う。
そして、地域や町内会の運動会のように、お菓子食い競走があったり、砂山づくりがあったりのゆるさと、リレー、相撲、ビーチフラッグスなどの真剣さと両方があるのも、ボクたちらしい。
海の運動会、本当に大好きだ。
自分自身の振り返りから出てきたもの
そんな運動会の振り返りをしたときに、ん?と立ち止まったことがある。
それは、ボクが出過ぎていないかということ。
4月から必死になってここまで走ってきたけど、必死になることで、何か失っているものがないかということ。
運動会の審判をしながら、この審判も子どもたちがやったらいいんじゃないかと思ったこと。
自分たちで準備してきて、自分たちで当日運営している部分は確かにあるけど、当日は競技に集中してほしい部分があり、手助けをたくさんしていた。
種目のルールや中身についても、ボクのチェックを受けることにしていたけど、果たしてこのチェックはいるのだろうか。
そんなふうに立ち止まって考えてみる。
うーん。
ここも手放してもいいのかもしれないなぁ。
ボクは場がより良いものであったり、子どもたちの作ったプロジェクトが成功することを願っているけど、そのためにお膳立てし過ぎてしまうと、逆効果になってしまう。
最後はあおちゃんがなんとかしてくれる…
そういうマインドを持って育ってしまうと子だと、「自分のどまんなかで生きる」とは遠くなってしまうんじゃないか。
うちの学園にいる意味があるのだろうか。
4月からというのは、今年度は、グループリーダーも新しい相棒が入ってきたし、1年生の入学者数も多めだった。
でもそれすらも、3学年一緒のクラスの力を借りれば、子どもたちはきっと超えていけるはず。
ボクが手をかけ過ぎていたのか。
ボクが出過ぎていたのか。
そんな違和感を、今、持ち始めている。
試しに手放してみた
今週の木曜日、金曜日は、敢えてそこを手放してみた。
ハロウィンパーティーは、子どもたちが立てた年間計画に入っていて、行う予定だったのだが、今回は全て子どもたちに任せることに。
ボクのチェックもいらないし、時間配分も任せる。
「失敗してもいいからやってごらん、もちろん手伝うし、協力はするからね」
としてみた。
するとこんなことが起こった。
任されたら、子どもたちは変わっていく。
そんなことを実感することができた。
大丈夫、子どもたちはもう十分に成長している。だから自分はもっと黒子になることを意識したい。
それが、きっとまた子どもたちの次の成長につながっていく。
友人のたいち先生が編著した本が発売されました。
良かったらどうぞ!
それでは今日も良い1日を!
「あお先生」ってどんな人?過去記事400を超えるブログ・HPはこちら
ヒミツキチ森学園はどんなところ?
Voicy始めました!
Instagram半年頑張ります
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?