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「神戸サウナ&スパ」神々が見守るこの地で、最高のサウナに巡り合う。

サ活旅・関西。
神戸・京都・大阪を巡る、聖地巡礼。1日目。

行ってきましたよ、神戸サウナ&スパ。
金曜日午前から関西入り。三ノ宮駅を降り少し歩くと、その佇まいが見える。胸が高まる。「サ道」で予習をしていたが、トントゥの出迎えはやはり嬉しい。

浴室の扉を開けると、外国の宮殿のような柱に挟まれて円形の大浴場。天井が高くやさしい外光が照らす。視線を先に伸ばすと、光に溢れた外気浴スペース。
ああ、神々しい。しばし立ち尽くす。

まずは、レイアウトを歩いて確認。
サウナイキタイで関西No1という先入観もあっただろう。が、サウナを体感する前から「間違いない場所だ」と確信できた。


外気浴スペース。
3階分を吹き抜けにした贅沢な作り。見上げると神戸の空、六甲おろしが吹き抜け、トントゥが見守る最高の外気浴。フィンランドでも使われている木製の整い椅子と、木製ベンチが並ぶ。

他のサウナ施設で、疑問に思っていたことがある。
なぜ、入り口近くにサ室を配置するのか。そして水風呂まで、整いスペースまで歩かせるのか。
ここは違った。完璧な導線だった。
外気浴スペースには、フィンランドサウナの入り口と、水風呂がある。メインサウナも外気浴スペースのすぐ手前に配置されている。サウナから水風呂、水風呂から整い椅子。ほとんど歩くことがない。

外気浴がある施設(銭湯サウナ以外で)で、ここまで密接して配置されているのをほとんど見たことない。外気浴の近くにサウナ室を作る。ただこれだけなのに、なかなか見かけないのだ。

ここは、外気浴スペースを最初に設計し、そこからの整い逆算で、組み立てたのではないだろうか。そう思う。

水風呂。
11.7℃とキンキン仕様。この温度設定は、阪神淡路大震災を忘れないように、と定められたのは多くの方が知るところだろう。

フィンランドサウナ。
「サ道」の時からはリニューアル。小窓が1つと薄暗い。そして静寂。ケロの香り。
眼が慣れてくると、ケロサウナの造り、ケロ材の質感をしばらく眺め楽しんでいた。眼を移すとそこにはトントゥも。
静寂の中でも、水風呂に流れ落ちる小さな滝の音も聞こえる。焚き火ナイトの日は、薪がパチッと燃える音も響いてくるのだろうか。
セルフローリュを行うと、チリチリという音と共に、爽やかな木々の香りもますもの楽しめる。
温度計は80℃程度だが、湿度が高くマイルドに蒸される感じがたまらない。セルフローリュをしなくても充分に熱さも感じる。サ室には前室があり、二重扉のような効果を生んでいるのかもしれない。
なお、前室には給水器があり、水分補給できるのも嬉しい配慮。

視覚、聴覚、嗅覚など、五感の様々を柔らかく刺激されるこのサウナ。何度でも入りたくなる。「かるまる」の薪サウナ以来の感覚だ。これまでNo1といっても過言ではない。

メインサウナ。
前面がガラス張り。浴室に差し込む陽光を眺めながら蒸される。
大きなサウナストーブが鎮座し常に熱々。温度は100℃超。さらに大量の氷水をかけるローリュイベントを体験。これがかなり灼熱。10分持たず退散に追い込まれた。
このサ室の横にも給水器あり。また、サ道でも登場した「自己申告式のペットボトル販売」がある。先客の「ナカタアツロウ様」に倣って、その下に自分の名を記す。良い思い出。

サ室内でスタッフの方をよく見かける。サウナマットの交換等をコマ目に行っており、清掃が徹底されていると感じた。休憩スペースはやや古さも感じたが、清掃が行き届いていた。

神々に見守れたサウナ。
体感後も「間違いない場所」だと思えたのは、言うまでもない。


<サ活旅・関西。二日目の京都>

<サ活旅・関西。三日目の大阪>


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