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掴めそうな透明の玉

前回のnoteで『小学2年生のとき2秒間動きを止めたせいでその後の人生が変わってるかもしれない』というような内容の文章を書きました。

何かが起こる度に「これはあの時2秒間止まったことが関係してるのかしてないのか、止まったおかげなのか止まったせいなのか」そんなことを考えてしまうので目眩がしてしまいます。


僕が目眩を起こしそうになるのはそれだけではありません。

同じく小学生の頃からなのですが、目を瞑ると大きい透明の玉の存在を感じる時があります。
大きさは大玉転がしの玉。
それは目を開けると感じなくなります。

その玉は掴もうとすると段々としぼんできて意外と掴めそうな気がしてくる。
僕はこれを抱きしめるんじゃなく握りしめたくなる。

丁度ビー玉ぐらいの大きさになった時ぐっと手に力を入れて握り潰そうとしたら手から逃げていく。
磁石が反発するような感覚。
反発した玉は手の甲あたりに逃げていきます。
ただ、これは目を瞑った世界、頭の中の世界なので自分次第で何回でも握り潰しチャレンジをする事ができます。

ただ、掴めたことは1回もありません。
想像の世界なら何でもありのはずなのに。

目を開ければ解放されるのは分かってるのですが、出会ったその日から握り潰したい欲が満たされず強制的に禁欲され続けてるわけなので意地でも握り潰したいわけです。
でも反発して逃げてっちゃうのでまた今日も焦らされる日々を過ごします。

そんなものに悩まされているわけですが、もうずっと焦らされているので5年前から透明の玉が出てきた時に条件反射で目眩が起きたような感覚に陥るようになりました。

だからといってすぐに目を開けたくない。
久しぶりに会えたんだから。

そして目眩。

自分で自分を追い詰めるとはこういう事なんだと思います。

「これはあの時2秒間止まったことが関係してるのかしてないのか、止まったおかげなのか止まったせいなのか」
ということに悩まされたかと思えば透明の玉に焦らされる日々

結構本気で悩んでいるんですが、人に相談すると基本は「何言ってんだよ笑」と笑い話として扱われます。
前まではどうにか理解させたくて必死に説明してましたがいつも突然全裸になった時ぐらい変な空気になっていたので、最近は「何言ってんだよ笑」の返答として「へぁぁ〜www」と笑ってます。
話題振ったの自分なのに。

でも中には真摯に向き合ってくれる人もいて、「それって自分が夢を追いかけるとかそういうのと似てるもんなんじゃない?」と言ってくれます。
ただ僕は僕で透明の玉と20年間向き合ってきてるので絶対に違うという思いがあるので大して会話が盛り上がりません。

そして面倒くさいことに僕は2秒間理論と透明の玉現象とは別に『夢の中では走れない理論』があります。
これのせいで自信を持って夢を追いかける事と透明の玉現象は別物だと言えます。

本当に自分が面倒くさいです。
自分の想像にがんじがらめです。
目眩しそうになります。

そんなことを忘れて気持ち良く寝るためにもこれからお酒を飲もうと思います。
ただ、お酒を飲んだら飲んだで「こっからどうして生きていったらええんかなあ」とシンプルな悩みが出てきます。

そんな悩みを解消するには怖い動画をみることで対処できています。
怖いの苦手なんで全意識がそっちに向くからです。

でもそれはそれで怯えすぎてるんで精神的にやられて電信柱の一部が縦に割れて赤ちゃんの顔が出てくる夢をみます。

そんなわけで明日も寝不足だと思います。
想像がんじがらめカフェインガン飲み生活です。

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