VRC上で使用してる自分のボイチェン周りの環境と設定

「どんなボイチェン使ってるの?」「ボイチェンの音声をどうやってVRChat上に流すの?」などと聞かれることがちょくちょくあるので簡単な説明も混ぜながら自分のボイチェン環境を晒していこうと思います。


マイク:Quest2の内蔵マイク+Virtual Desktop
最初はPCに外部マイクを繋いで使っていましたが、撫でるときにマイクアームに腕をぶつけまくったり、一旦どかすと見失ったり不便だったので音質より利便性を取りました。
Virtual Desktopの機能でQuest2のマイク音声をPCに送り、そこにボイチェンをかけています。


ボイチェン:Little Alterboy

元々趣味で音屋をやっていて、EQやノイズ除去のプラグインを多々持っておりそれと併用したかったため、バ美声のようなスタンドアロンのものではなくVSTとして使える物を選択。
ピッチとフォルマント(とおまけでDRIVE)のパラメーターだけのシンプルなプラグインですが、シンプルな故に使いやすい。
(欲をいうと小数点以下でピッチ弄りたかった)
ボイチェン使うときは最低限ピッチとフォルマントを別々に設定できるものをおすすめします。

ピッチ:音の高さ。そのまま声の高さが変わるよ
フォルマント:声の周波数帯域。声質が変わるよ

設定に関してはかなり妥協しています。
本当に可愛い声を作りたいならピッチの補正はほとんど入れずにフォルマントだけいじり、地の声を高く入力するのがベストなのですが、普段の会話から声作って喋ると疲れる+喉の負担になるのと、不意に笑ったりしたときに地声が漏れたりするのが怖いので常に+1オクターブになるようにして喉の省エネをしています。


VSTホスト:Cantabile Lite

マイクからの入力音声に上記Little Alterboy等のVSTを適応させるためのソフト。
大まかにノイズ除去→EQ→コンプ→ボイチェン→EQ→サチュレーション→コンプ→リバーブの順で差してます。
この辺の詳しい調整は別の方が記事を書かれてるので本格的にボイチェンやってみようと思う方は検索してみてください。

ちなみにインストゥルメント系のVSTも読み込め、MIDIキーボードの入力も可能なので口からシンセの音出したりもできます。

仮想オーディオデバイス:VB-Cable
上記Cantabile Liteの出力音声をVRCにのせるためのもの。

ボイチェン後の声のモニタリング:Audacity
基本は音声編集ソフトなのですが、マイクのモニタリング機能があるので利用しています。
バ美声等は元々ループバック機能があるので多いのでここは気にしなくていいかも?


どのようなボイチェンを使っても、基本的な流れは
【マイク入力】
   ↓
【入力用オーディオデバイス】
   ↓
【ボイチェン】
   ↓
【出力用オーディオデバイス】
   ↓
【VRCの出力】
といったものになると思います。

自分の場合


ボイチェンに興味があるけど難しそう…と思った方はバ美声の体験版とか触って設定上手く行くか試してみましょね。
幸い先人が多いのでちょっと検索すれば参考になる記事がわんさか出てくると思います(他人任せ)。


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