少牌マイティのすゝめ note版
1.はじめに
みなさんこんにちは。心の牌、使ってますか?人は必ず心の牌を一つ持って産まれてきます。それを使って麻雀をするのが少牌マイティです。詳しくはこちらの動画を御覧ください。
私が少牌マイティを教えてもらってから2000半荘以上打ちました(動画公開から4ヶ月)。その中でどうやったら勝てるのかを考えながらやりました。
また、少牌マイティで負けてしまう人がなぜ負けるのかも考えていました。
まずルールの前提です。
・アリアリルール
・赤各2枚、花牌4枚
・35000点持ち40000点返し
・ツモ損無し
・フリテンリーチは必ずオープンリーチ
・リーチ後の見逃し無し
太字の部分は少牌マイティを楽しむ上で結構重要な部分だと思っています。普段やっているルールにこの2つは付けてください。
それと赤も全赤よりは各2枚の方が実力差が出ると思ってます。
さて、少牌マイティで明確に差が出ると思われるのが以下の4つです。
1.形の強さ
2.リーチ判断
3.オリ判断
4.副露判断
普通の麻雀とほとんど変わりませんね。ですが13枚でやる麻雀と同じ判断をしていると確実に負けます。3と4については差が出ると分かってはいますが、どうしたらいいかは分かってません。ですので今回の記事では1と2について書いていきたいと思います。しかし、それが合っているかどうかは分かりません。私が少牌マイティで勝つにはこうした方がいいと考えた物です。ですから、皆さんは決して鵜呑みにせず自分でも考えてみてください。後半は有料になります。しかしたかだか2000半荘程度の経験ですのであしからず。
2.形と枚数を把握する
少牌マイティで最も重要なのが枚数です。テンパイしたらだいたい10枚以上の待ちになりますが、それは相手もそうです。枚数の殴り合いです。ですから単純に枚数が多い聴牌を取ったほうが有利になるわけです。この章では主な聴牌形とその枚数を紹介します。『少牌マイティのすゝめ』動画でも出ていますが、枚数は載ってません。形と枚数セットで覚えると待ち選択を時間をかけずに行うことができます。
2-1.基本形
必ず5ブロックから構成されます。
1.両面-両面 16枚 47s14p
2.両面-嵌張(辺張) 12枚 47s2p
3.両面-シャボ 12枚 6s14p中
4.両面-単騎 11枚 136p
5.嵌張(辺張)-シャボ 8枚 6s3p中
6.嵌張(辺張)-嵌張(辺張)8枚 7s5p
7.3シャボ 6枚 6s1p中
8.二度受け1 8枚 47s
9.二度受け2 8枚 47s
10.二度受け3 4枚 (少牌マイティ最弱) 7s
11.両面-ノベタン(亜両面) 14枚 14s58p
12.嵌張(辺張)-ノベタン 10枚 14s8p
要するに
両面、嵌張(辺張)、シャボ、単騎
のうちどれかの組み合わせになります。
2-2.くっつき
少牌マイティならではの広さを誇る待ち。テンパったら大体勝ち。3面子1雀頭が揃っているときに出現します。くっつき牌の±2とアタマが待ち。
1.単独くっつき
19くっつき 13枚
28くっつき 17枚
3~7くっつき 21枚(画像) 1~5s9p
3~7をベースに考えて1つ端に寄るごとに4枚減ります。これは他の形も一緒です。
2.亜両面くっつき
19くっつき 14枚
28くっつき 18枚
3~7くっつき 22枚(画像)1~6s9p
3.中ぶくれくっつき
28くっつき 14枚(画像) 1~4s9p
3~7くっつき 18枚
4.ノベタンくっつき
14,69くっつき 22枚
25,58くっつき 26枚
36,47くっつき 30枚(画像) 1~8s9p
5.ウルトラくっつき
くっつき牌の色全部とアタマ待ち 31枚
6.面子そばくっつき
くっつき牌に一つ離れて面子があると出現します。
19くっつき 16枚(画像) 1236s9p
28くっつき 20枚
37くっつき 24枚
くっつきは複合してわかりづらくなったりします。
一見すると中ぶくれくっつきに見えますが、分解すると
234 3567
となって面子そばくっつきになります。123458s1m待ち(21枚)。
また、端っこのくっつきを見逃しがちです。
亜両面369s9p待ちに見えますが9sの亜両面くっつきです。36789s9p待ち(17枚)。端っこのくっつきも複合するとそこそこ強いですね。
アタマが流動的だと面白いくっつきになったりします。
2sがアタマだと5sくっつき、5sがアタマだと2sくっつき。要するにノベタンくっつきと一緒ですが、34で一盃口が付きます。こういう性質の違いが面白いと思ってます。
2-3 ヘッドレス
アタマが無い時に出現します。
上の画像のような両面-単騎待ちもヘッドレスですが、ターツに複合した場合を分類しました。
1.ヘッドレス両面 14枚 4758p
2.ヘッドレスリャンカン 14枚 4758p
3.ヘッドレス両面ノベタン 17枚 14758p
4.ヘッドレスリャンカンノベタン 17枚 14758p
5.スーパーヘッドレス両面 16枚 14763p
6.両嵌張-両単騎 14枚 1278s
7.ヘッドレスくっつき
19くっつき 15枚
28くっつき 19枚(画像) 123467s
3~7くっつき 22枚
面子そばくっつきの隙間に雀頭が割り込むと出現。
2456sの面子そばくっつきに33sの雀頭が割り込んでいる。
8.ヘッドレスくっつきウルトラ 7以外
2-4 縦横複合形
一盃口や七対子が複合すると意外な待ちが出てきます。普通の麻雀では出てこない待ちですので見逃さないようにしましょう。
1.3シャボ両面 14枚 1234s9p
2.3シャボ辺張 10枚 123s9p
3.3シャボ嵌張 10枚 123s9p
4.スーパー3シャボ両面 17枚 12347s9p
5.両面シャボ単騎 18枚 3456p1m中
6.嵌張(辺張)シャボ単騎 14枚 456p1m中
7.スーパー両面シャボ単騎 20枚 14567s1m中
8.3シャボ単騎 12枚 14s9p1m中
2-5.四暗刻
四暗刻は4枚七対子アリだと手牌全部が待ちになります。
1.ノーマル四暗刻 8枚 15s16p中
2.多面四暗刻 16枚 15s12345p
3.スッタン くっつき一緒
単騎牌によって枚数が変わります。字牌で待たなければほとんど四暗刻になりません。画像だと7pが出てスッタン。7pと中ツモで四暗刻。
2-6.無限待ち
少牌マイティの華。これをやるためにやっていると言っても過言ではありません。この勝ち確感はめちゃ気持ちいいです。
1.七対子無限
七対子をアガっている所からリーチ。1発を消されなかったら跳満以上が確定します。ドラも絡むとトリプルにも簡単に届く夢のような待ち。
2.面子手無限
七対子はアガらずの無限待ちができますが、面子手で無限待ちに気づかずにアガってしまう人が多いです。画像だと7pはアガれません。
面子手無限は両面単騎待ちなど、ヘッドレスに絡む待をしているときに出現します。
このように3sをツモってしまったときにメンツ手無限になりますが、大抵の場合ヘッドレスは待ちとしてかなり優秀なのでリーチを打ってしまうので出現率は低いです。
ここまで把握してやっとスタートラインです。聴牌のパターンを把握しないと始まりません。そしてここからが難しい。少しでも枚数が多いほうが良いのですが、打点が伴ったりすると選択が難しくなります。次の章はこの基本を把握した上での待ち選択の話になります。多くの少牌人はこの待ち選択で損をしています。通常の麻雀では絶対に打たない1打が出てきます。知らず識らずに持ってしまった先入観が見つかるのも少牌マイティの魅力です。
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